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公開番号2024057576
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2023132231
出願日2023-08-15
発明の名称霧化装置の作動状態を制御する方法、霧化装置の作動状態の制御装置、及び霧化装置
出願人深せん麦克韋爾科技有限公司,SHENZHEN SMOORE TECHNOLOGY LIMITED
代理人TRY国際弁理士法人
主分類A24F 40/53 20200101AFI20240417BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】本出願は、収容キャビティ内におけるエアロゾル生成マトリクスの存在状況をより正確に判断することができ、霧化装置の作動状態を正確に制御する。
【解決手段】霧化装置の作動状態を制御する方法は、収容キャビティの状態情報を取得することと、収容キャビティの画像情報を取得することと、状態情報及び画像情報に基づいて霧化装置の動作状態を制御することと、を含む。霧化装置が収容キャビティの状態を検出するのは持続的なプロセスである。収容キャビティは、エアロゾル生成マトリクスが存在する第1状態と、エアロゾル生成マトリクスが存在しない第2状態という2つの異なる状態を含む。収容キャビティの状態情報及び収容キャビティ内の画像情報を取得し、両者を組み合わせることにより、現在時刻の収容キャビティの状態を確認し、霧化装置の作動状態を制御することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
収容キャビティの状態情報を取得することと、
前記収容キャビティの画像情報を取得することと、
前記状態情報及び前記画像情報に基づいて霧化装置の動作状態を制御することと、を含む霧化装置の動作状態を制御する方法であって、
前記霧化装置にエアロゾル生成マトリクスを収容するための前記収容キャビティが設置され、
前記収容キャビティの状態情報は前記収容キャビティ内に前記エアロゾル生成マトリクスが存在する第1状態及び前記収容キャビティ内に前記エアロゾル生成マトリクスが存在しない第2状態を含む
ことを特徴とする霧化装置の動作状態を制御する方法。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記状態情報及び前記画像情報に基づいて前記霧化装置の動作状態を制御することは、前記収容キャビティが前記第1状態にあると確定した後、前記画像情報に基づいて前記収容キャビティ内に物体が存在することを確認すると、前記霧化装置が起動状態を維持するように制御されることを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記状態情報及び前記画像情報に基づいて前記霧化装置の動作状態を制御することは、前記収容キャビティが前記第1状態にあると確定した後、前記画像情報に基づいて前記収容キャビティ内に物体が存在しないことを確認すると、前記霧化装置が起動状態から閉鎖状態に切り替えるように制御されることを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記状態情報及び前記画像情報に基づいて前記霧化装置の動作状態を制御することは、前記収容キャビティが前記第2状態にあると確定した後、前記画像情報に基づいて前記収容キャビティ内に物体が存在しないことを確認すると、前記霧化装置が閉鎖状態を維持するように制御されることを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記状態情報及び前記画像情報に基づいて前記霧化装置の動作状態を制御することは、前記収容キャビティが前記第2状態にあると確定した後、前記画像情報に基づいて前記収容キャビティ内に物体が存在することを確認するが、前記物体上の符号化画像情報を識別しないと、前記霧化装置が閉鎖状態を維持するように制御されることを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記状態情報及び前記画像情報に基づいて前記霧化装置の動作状態を制御することは、前記収容キャビティが前記第2状態にあると確定した後、前記画像情報に基づいて前記収容キャビティ内に物体が存在することを確認し、且つ前記物体上の符号化画像情報を識別し、前記物体が前記エアロゾル生成マトリクスであることを確認し、前記霧化装置が閉鎖状態から起動状態に切り替わるように制御されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
第1取得モジュールと、第2取得モジュールと、制御モジュールと、を含む霧化装置の動作状態の制御装置であって、
前記霧化装置にエアロゾル生成マトリクスを収容するための収容キャビティが設置され、
前記第1取得モジュールは前記収容キャビティの状態情報を取得することに用いられ、
前記第2取得モジュールは前記収容キャビティの画像情報を取得することに用いられ、
前記制御モジュールは前記状態情報及び前記画像情報に基づいて前記霧化装置の動作状態を制御することに用いられ、
前記収容キャビティの状態情報は前記収容キャビティ内に前記エアロゾル生成マトリクスが存在する第1状態及び前記収容キャビティ内に前記エアロゾル生成マトリクスが存在しない第2状態を含むことを特徴とする霧化装置の動作状態の制御装置。
【請求項8】
プロセッサ及びメモリを含む霧化装置であって、前記メモリにコンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行されることにより、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法が実現されることを特徴とする霧化装置。
【請求項9】
前記霧化装置はさらに前記プロセッサに接続された光学識別モジュールを含み、前記光学識別モジュールは前記収容キャビティの画像情報を収集することに用いられることを特徴とする請求項8に記載の霧化装置。
【請求項10】
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にコンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムが一つ又は複数のプロセッサによって実行されることにより、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法が実現されることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本出願は、消費エレクトロニクス技術分野に関し、特に霧化装置の作動状態を制御する方法、霧化装置の作動状態の制御装置、霧化装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
霧化装置は従来の火炎加熱の代わりに使用でき、見た目も味も紙巻きタバコに似ている。ユーザーの操作を容易にし、設備を安全に使用するために、霧化装置は、エアロゾル生成マトリクスが収容キャビティに挿入された後に加熱を開始し、エアロゾル生成マトリクスが引き抜かれた後に加熱を停止する必要がある。従いまして、収容キャビティ内にエアロゾル生成マトリクスが存在するかどうかをどのように正確に検出するかが、解決すべき緊急の問題となっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本出願は霧化装置の作動状態を制御する方法、霧化装置の作動状態の制御装置、霧化装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本出願の霧化装置の動作状態を制御する方法であって、ここで、霧化装置にエアロゾル生成マトリクスを収容するための収容キャビティが設置され、霧化装置の動作状態を制御する方法は、前記収容キャビティの状態情報を取得することと、前記収容キャビティの画像情報を取得することと、前記状態情報及び前記画像情報に基づいて前記霧化装置の動作状態を制御することと、を含み、ここで、前記収容キャビティの状態情報は前記収容キャビティ内にエアロゾル生成マトリクスが存在する第1状態及び前記収容キャビティ内にエアロゾル生成マトリクスが存在しない第2状態を含む。
【0005】
本出願では、霧化装置が収容キャビティの状態を検出することは持続的なプロセスである。収容キャビティは2つの異なる状態、すなわちエアロゾル生成マトリクスが存在する第1状態及びエアロゾル生成マトリクスが存在しない第2状態を有する。収容キャビティの状態情報及び収容キャビティ内の画像情報を取得し、両者を組み合わせることにより、現在時刻の収容キャビティ内の状態を確認することができ、それにより霧化装置の動作状態を制御する。本出願は収容キャビティ内のエアロゾル生成マトリクスの存在状況をより正確に判断することができ、それにより霧化装置の動作状態を正確に制御する。
【0006】
いくつかの実施形態では、前記状態情報及び前記画像情報に基づいて前記霧化装置の動作状態を制御することは、前記収容キャビティが前記第1状態にあると確定した後、前記画像情報に基づいて前記収容キャビティ内に物体が存在することを確認すると、前記霧化装置が起動状態を維持するように制御されることを含む。
【0007】
このように、収容キャビティ内にエアロゾル生成マトリクスが存在する場合には、収容キャビティ内に物体が存在することが検出されると、前記霧化装置が起動状態を維持するように制御される。
【0008】
いくつかの実施形態では、前記状態情報及び前記画像情報に基づいて前記霧化装置の動作状態を制御することは、前記収容キャビティが前記第1状態にあると確定した後、前記画像情報に基づいて前記収容キャビティ内に物体が存在しないことを確認すると、前記霧化装置が起動状態から閉鎖状態に切り替えるように制御されることを含む。
【0009】
このように、収容キャビティ内にエアロゾル生成マトリクスが存在する場合には、収容キャビティ内に物体が存在することが検出されないと、前記霧化装置が起動状態から閉鎖状態に切り替えるように制御される。
【0010】
いくつかの実施形態では、前記状態情報及び前記画像情報に基づいて前記霧化装置の動作状態を制御することは、前記収容キャビティが前記第2状態にあると確定した後、前記画像情報に基づいて前記収容キャビティ内に物体が存在しないことを確認すると、前記霧化装置が閉鎖状態を維持するように制御されることを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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