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公開番号2024057063
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2024028704,2021554569
出願日2024-02-28,2020-03-09
発明の名称エアロゾル供給デバイス
出願人ニコベンチャーズ トレーディング リミテッド,Nicoventures Trading Limited
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A24F 40/40 20200101AFI20240416BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】エアロゾル供給デバイスを提供する。
【解決手段】エアロゾル供給デバイスは、バッテリー118と、バッテリー118と係合して保持するように構成されたバッテリー支持部120と、バッテリー支持部120に接着され、バッテリー支持部120とバッテリー118との間に配置された弾性構成部品とを備える。本デバイスは、弾性構成部品内に少なくとも部分的に収容された温度センサをさらに備え、温度センサは、バッテリー118の温度を測定するように構成される。温度センサ及び弾性構成部品のうちの少なくとも1つはバッテリー118と当接する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
バッテリーと、
前記バッテリーと係合して保持するように構成されたバッテリー支持部と、
前記バッテリー支持部と前記バッテリーとの間に配置された弾性構成部品と、
前記弾性構成部品内に少なくとも部分的に収容された温度センサであって、前記バッテリーの温度を測定するように構成された前記温度センサとを備え、
前記温度センサ及び前記弾性構成部品のうちの少なくとも1つが前記バッテリーと当接する、エアロゾル供給デバイス。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記弾性構成部品が熱伝導性である、請求項1に記載のエアロゾル供給デバイス。
【請求項3】
前記温度センサが前記弾性構成部品内に完全に収容されており、前記弾性構成部品が前記バッテリーと当接する、請求項1又は2に記載のエアロゾル供給デバイス。
【請求項4】
前記温度センサの第1の部分が前記弾性構成部品内に収容され、前記温度センサの第2の部分が前記バッテリーと当接する、請求項1又は2に記載のエアロゾル供給デバイス。
【請求項5】
前記バッテリー支持部が受入部を画定し、前記弾性構成部品が前記受入部内に受け入れられる、請求項1~4のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
【請求項6】
前記弾性構成部品がシリコーンを含む、請求項1~5のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
【請求項7】
前記弾性構成部品が、約5W/mKより大きな熱伝導率を有する、請求項1~6のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
【請求項8】
前記弾性構成部品が、約5W/mKより大きく、約10W/mKより小さな熱伝導率を有する、請求項1~7のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
【請求項9】
前記弾性構成部品が約15mm

~約25mm

の面積にわたって前記バッテリーと接触する、請求項1~7のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
【請求項10】
エアロゾル生成材料を加熱するように構成されたヒーターアセンブリと、
コントローラであって、
前記ヒーターアセンブリに前記エアロゾル生成材料の加熱を開始させ、
前記温度センサによって測定された温度に基づいて、前記バッテリーの温度が第1の閾値を超えているかどうかを判定し、
前記バッテリーの温度が前記第1の閾値を超えていると判定された場合、前記ヒーターアセンブリに前記エアロゾル生成材料の加熱を停止させる
ように構成された前記コントローラと
をさらに備える請求項1~9のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はエアロゾル供給デバイスに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
紙巻タバコ、葉巻タバコなどの喫煙品は、使用時にタバコを燃焼させてタバコの煙を生じさせる。燃焼させずに化合物を放出する製品を作り出すことによって、タバコを燃焼させるこれらの品の代替品を提供する試みがなされている。このような製品の例としては、材料を燃焼させるのではなく加熱することによって化合物を放出する加熱デバイスがある。この材料は、例えば、タバコや他の非タバコ製品であることがあり、これらは、ニコチンを含むことも含まないこともある。
【発明の概要】
【0003】
本開示の第1の態様によれば、
バッテリーと、
バッテリーと係合して保持するように構成されたバッテリー支持部と、
バッテリー支持部とバッテリーとの間に配置された弾性構成部品と、
弾性構成部品内に少なくとも部分的に収容された温度センサであって、バッテリーの温度を測定するように構成された温度センサとを備え、
温度センサ及び弾性構成部品のうちの少なくとも1つがバッテリーと当接する、エアロゾル供給デバイスが提供される。
【0004】
本発明のさらなる特徴及び利点は、添付の図面を参照して単なる例として挙げる本発明の好ましい実施形態の以下の説明から明らかとなろう。
【図面の簡単な説明】
【0005】
エアロゾル供給デバイスの例の前面図である。
外側カバーを外した、図1のエアロゾル供給デバイスの前面図である。
図1のエアロゾル供給デバイスの断面図である。
図2のエアロゾル供給デバイスの分解図である。
図5のAは、エアロゾル供給デバイス内の加熱アセンブリの断面図である。図5のBは、図5のAの加熱アセンブリの一部分の拡大図である。
一例によるバッテリー及びバッテリー支持部の図である。
図6のバッテリー支持部、及びバッテリー支持部に接着された弾性構成部品の拡大図である。
弾性構成部品がバッテリー支持部に接着される前の図7のバッテリー支持部の図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
本明細書では、用語「エアロゾル生成材料」は、加熱すると、典型的にはエアロゾルの形態の揮発成分を供する材料を含む。エアロゾル生成材料は任意のタバコ含有材料を含み、例えば、タバコ自体、タバコ派生物、膨張タバコ、再生タバコ、又はタバコ代替品のうちの1つ又は複数を含んでもよい。エアロゾル生成材料はまた、他の非タバコ製品を含んでもよく、非タバコ製品は、製品によってニコチンを含んでもよいし、含まなくてもよい。エアロゾル生成材料は、例えば、固体、液体、ゲル、又は蝋などの形態であってもよい。エアロゾル生成材料はまた、例えば、材料を組み合わせたもの、又はブレンドしたものでもよい。エアロゾル生成材料はまた、「喫煙材」としても知られている場合がある。
【0007】
典型的には、エアロゾル生成材料を燃やさずに、又は燃焼させずに吸引することができるエアロゾルを形成するために、エアロゾル生成材料を加熱してエアロゾル生成材料の少なくとも1つの成分を揮発させる装置が知られている。このような装置は、ときどき、「エアロゾル生成デバイス」、「エアロゾル供給デバイス」、「非燃焼加熱式デバイス」、「タバコ加熱製品デバイス」又は「タバコ加熱デバイス」、又はこれらに類似するものとしても記述される。同様に、また、いわゆるeシガレットデバイスがあり、これは、典型的には、ニコチンを含むことも含まないこともある液体の形態のエアロゾル生成材料を気化する。エアロゾル生成材料は、装置に挿入することができるロッド、カートリッジ、又はカセットなどの形態であってもよく、これらの一部として提供されてもよい。エアロゾル生成材料を加熱して揮発させるためのヒーターは、装置の「永久的な」部分として提供されてもよい。
【0008】
エアロゾル供給デバイスは、エアロゾル生成材料を備える物品を受け入れて加熱することができる。この文脈の「物品」とは、使用時にエアロゾル生成材料を含む、又はエアロゾル生成材料が入っている、使用時に加熱されて、エアロゾル生成材料及び任意選択的に他の成分を揮発させる構成部品のことである。使用者は、物品をエアロゾル生成デバイスに挿入してから、加熱してエアロゾルを発生させることができ、続いて使用者はそれを吸引する。物品は、例えば、物品を受け入れるような大きさのデバイスの加熱チャンバ内に配置されるように構成された、所定又は特定の大きさのものであってもよい。
【0009】
本開示の第1の態様は、バッテリーと、バッテリー支持部と、バッテリーの温度を測定するように配置された温度センサとを備えるエアロゾル供給デバイスを定める。バッテリー支持部は、バッテリーと係合してバッテリーをエアロゾル供給デバイスの定位置に保持する実質的に剛性の高い構造体であってもよい。デバイスの1つ又は複数の他の構成部品は、バッテリー支持部に取り付けられてもよい。
【0010】
いくつかのエアロゾル供給デバイスでは、デバイスの使用中にバッテリーが過熱しないことを確実にするために、例えば、バッテリー温度が、35℃、36℃、40℃、45℃、又は50℃などの所定の温度閾値より高くならないことを確実にするために、バッテリーの温度を測定することが有用なことが多い。バッテリーが高温になりすぎると、バッテリーの性能又は寿命に影響を及ぼすことがあり、バッテリーを不安全にさえすることがある。バッテリーは不十分な冷却によって、又は高温環境によって過熱することがある。この問題は、ヒーターアセンブリ(サセプタを加熱する1つ又は複数のインダクタコイルなど)を備えるエアロゾル供給デバイスにおいて悪化することがある。ヒーターアセンブリがバッテリーに熱的に近接していることがあり、その結果、バッテリーはヒーターアセンブリによってさらに加熱される。例えば、サセプタが(約240℃~約280℃に)加熱されると、バッテリーの温度は上昇することがある。したがって、バッテリーの温度を監視することが重要である。
(【0011】以降は省略されています)

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