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公開番号2024052117
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022158603
出願日2022-09-30
発明の名称布および繊維製品
出願人帝人フロンティア株式会社,株式会社村田製作所
代理人個人,個人,個人
主分類D03D 15/533 20210101AFI20240404BHJP(織成)
要約【課題】伸長率が比較的に低い布に対して、より適切に表面電位を発生させることができる布および繊維製品を提供する。
【解決手段】本開示の布は、圧電材料を含み、外部からの力により表面電位を発生させる圧電糸で編まれた編物生地Kと、前記編物生地の両側に配置された織物生地Wと、を備えて成り、前記編物生地は、両側に配置された織物生地に対して50%以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
圧電材料を含み、外部からの力により表面電位を発生させる圧電糸で編まれた編物生地と、前記編物生地の両側に配置された織物生地と、を備えて成り、
前記編物生地は、両側に配置された織物生地に対して50%以下である、布。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記編物生地は、幅が1cmより長い、請求項1に記載の布。
【請求項3】
前記編物生地に対する前記織物生地の配置方向は、前記編物生地の編み方向と平行である、請求項1に記載の布。
【請求項4】
前記編物生地に対する前記織物生地の配置方向は、前記編物生地の編み方向と垂直である、請求項1に記載の布。
【請求項5】
前記編物生地の伸長率は、5%よりも大きい伸長率である、請求項1に記載の布。
【請求項6】
前記布全体の伸長率が4%以下である、請求項1に記載の布。
【請求項7】
前記配置の方向と交差する方向の一方側の前記編物生地の外側辺の長さ寸法は、他方側の前記編物生地の外側辺の長さ寸法と異なっている、請求項1に記載の布。
【請求項8】
前記編物生地の前記一方側の外側辺の長さ寸法は、前記他方側の外側辺の長さ寸法よりも長くなっており、前記編物生地の前記一方側が着衣者の関節に近接する、請求項7に記載の布。
【請求項9】
前記圧電糸に含まれる圧電性材料は、ポリ乳酸を含んでいる、請求項1に記載の布。
【請求項10】
前記圧電材料は、結晶化度が20%以上である、請求項9に記載の布。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、布および繊維製品に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、外部からのエネルギーにより電位を発生する圧電糸を有する編物で構成された第1の布および第2の布と、第1の布と第2の布とを接続する織物で構成されたジョイント部と、を備えた筒状構造体が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/106841号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1によれば、編物で構成された第1の布および第2の布の伸縮によって圧電糸に外部からのエネルギーが加わることで電場が発生し、抗菌効果を発揮するとされている。
【0005】
また、織物で構成されたジョイント部は、編物で構成された第1の布および第2の布と比較して伸縮しにくいため、筒状構造体が変形する力を外部から受けたとき、第1の布および第2の布が編物だけの場合と比べて大きく歪む。そのため、小さな力を受けても電場を生じさせることができる点が知られている(特許文献1の段落[0043]参照)。
【0006】
しかしながら、特許文献1には「編物で構成された第1の布および第2の布」と「織物で構成されたジョイント部」との適切な割合について開示されておらず、表面電位をより適切に発生させるために改善の余地があった。
【0007】
また、例えばブルゾン等の生地全体の伸長率が低い繊維製品に対し、特許文献1に開示の「主たる構成が伸縮しやすい生地(つまり、編物生地)」に関する技術をそのまま適用することは、生地全体の伸長率が織物生地と編物生地とで相反するため困難であった。
【0008】
そこで、本開示は、伸長率が比較的に低い布に対して、より適切に表面電位を発生させることができる布および繊維製品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の布は、圧電材料を含み、外部からの力により表面電位を発生させる圧電糸で編まれた編物生地と、前記編物生地の両側に配置された織物生地と、を備えて成り、
前記編物生地は、両側に配置された織物生地に対して50%以下である、布。
【0010】
本開示の繊維製品は、上記布が用いられている。
(【0011】以降は省略されています)

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