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公開番号2024048092
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-08
出願番号2022153955
出願日2022-09-27
発明の名称アンテナ装置および無線通信機器
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01Q 1/52 20060101AFI20240401BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】隣り合うアンテナを別々にアンテナ給電する場合であっても、隣り合うアンテナが相互にアンテナ特性を改善することが可能なアンテナ装置および無線通信機器を提供する。
【解決手段】第1の周波数f1で動作する先端ショート型のアンテナである第1のアンテナ10と、第1のアンテナ10に近接して配置された第2のアンテナ20と、を備え、第2のアンテナ20は、第1の周波数f1よりも低周波数である第2の周波数f2で動作し、第2のアンテナ20は、第1のアンテナ10の先端ショート部11側に給電点を有し、第2のアンテナ20は、第1のアンテナ10の先端ショート部11側とは反対側の端部22が開放となっており、第2のアンテナ20は、第1の周波数f1の波長λ1の略1/2の長さを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1の周波数f

で動作する先端ショート型のアンテナである第1のアンテナと、
前記第1のアンテナに近接して配置された第2のアンテナと、を備え、
前記第2のアンテナは、前記第1の周波数f

よりも低周波数である第2の周波数f

で動作し、
前記第2のアンテナは、前記第1のアンテナの先端ショート部側に給電点を有し、
前記第2のアンテナは、前記第1のアンテナの先端ショート部側とは反対側の端部が開放となっており、
前記第2のアンテナは、前記第1の周波数f

の波長λ

の略1/2の長さを有することを特徴とするアンテナ装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記第2のアンテナは、前記第1のアンテナの先端ショート部側とは反対側の端部が、第2のスリット側に配置されており、
前記第1のアンテナは、前記第1のアンテナの先端ショート部側とは反対側の端部が、第3のスリット側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項3】
前記第1のアンテナの給電部に、前記第2の周波数f

においてローインピーダンスとなるフィルタである第1のフィルタを備えることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項4】
前記第2のアンテナの給電部に、前記第1の周波数f

においてハイインピーダンスとなるフィルタである第2のフィルタを備えることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項5】
前記第2のアンテナは、前記第2の周波数f

と異なる周波数である第3の周波数f

で動作可能であり、
前記第1のアンテナの給電部に、前記第3の周波数f

においてハイインピーダンスとなるフィルタである第3のフィルタを備えることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項6】
アンテナ装置を備える無線通信機器であって、
前記アンテナ装置は、
第1の周波数f

で動作する先端ショート型のアンテナである第1のアンテナと、
前記第1のアンテナに近接して配置された第2のアンテナと、を備え、
前記第2のアンテナは、前記第1の周波数f

よりも低周波数である第2の周波数f

で動作し、
前記第2のアンテナは、前記第1のアンテナの先端ショート部側に給電点を有し、
前記第2のアンテナは、前記第1のアンテナの先端ショート部側とは反対側の端部が開放となっており、
前記第2のアンテナは、前記第1の周波数f

の波長λ

の略1/2の長さを有することを特徴とする無線通信機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アンテナ装置および無線通信機器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年のモバイル端末では、様々なアンテナが搭載されている。例えば、特許文献1には、フレームの内部で給電点に接続される第1の金属片と、隙間を介して第1の金属片と結合給電される第2の金属片を用いる技術により、広帯域なアンテナを実現する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2021-524166号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年のモバイル端末は、4G用アンテナ、GPS(Global Positioning System)アンテナ、Bluetooth(登録商標)アンテナ、Wi-Fi(登録商標)アンテナ、5G用アンテナなど複数のシステムのアンテナを提供することが要望されている。異なるシステムに用いられる複数のアンテナが容量結合により接続されることは望ましくない。
【0005】
本発明はこのような事情を鑑みてなされたものであり、隣り合うアンテナを別々にアンテナ給電する場合であっても、隣り合うアンテナが相互にアンテナ特性を改善することが可能なアンテナ装置および無線通信機器を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するための本発明に係るアンテナ装置および無線通信機器は、次のとおりである。
【0007】
(1)すなわち、本発明の一態様は、第1の周波数f

で動作する先端ショート型のアンテナである第1のアンテナと、前記第1のアンテナに近接して配置された第2のアンテナと、を備え、前記第2のアンテナは、前記第1の周波数f

よりも低周波数である第2の周波数f

で動作し、前記第2のアンテナは、前記第1のアンテナの先端ショート部側に給電点を有し、前記第2のアンテナは、前記第1のアンテナの先端ショート部側とは反対側の端部が開放となっており、前記第2のアンテナは、前記第1の周波数f

の波長λ

の略1/2の長さを有することを特徴とするアンテナ装置である。
【0008】
(2)また、本発明の他の一態様は、上述したアンテナ装置であって、前記第2のアンテナは、前記第1のアンテナの先端ショート部側とは反対側の端部が、第2のスリット側に配置されており、前記第1のアンテナは、前記第1のアンテナの先端ショート部側とは反対側の端部が、第3のスリット側に配置されている。
【0009】
(3)また、本発明の他の一態様は、上述したアンテナ装置であって、前記第1のアンテナの給電部に、前記第2の周波数f

においてローインピーダンスとなるフィルタである第1のフィルタを備える。
【0010】
(4)また、本発明の他の一態様は、上述したアンテナ装置であって、前記第2のアンテナの給電部に、前記第1の周波数f

においてハイインピーダンスとなるフィルタである第2のフィルタを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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