TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024009463
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-23
出願番号2022111004
出願日2022-07-11
発明の名称時計
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G04G 3/00 20060101AFI20240116BHJP(時計)
要約【課題】論理緩急を適切に機能させることが可能な時計を提供する。
【解決手段】時計部品が配置される地板11と、緩急パターンを有する回路基板150と、回路基板150と接触可能に配置された緩急スイッチ100と、緩急スイッチ100に対して回路基板150とは反対側に配置される押さえ部材160と、を備え、緩急スイッチ100は、地板11に固定された案内ピン110と、案内ピン110が挿入される開口部121と、緩急パターンと接触する接触部122と、を有するレバー体120と、案内ピン110が挿入される開口部131を有し、レバー体120を回路基板150の側に押圧するコイルばね130と、を備え、押さえ部材160は、コイルばね130をレバー体120との間に挟んで押さえる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
時計部品が配置される地板と、
緩急パターンを有する回路基板と、
前記回路基板と接触可能に配置されたロータリースイッチと、
前記ロータリースイッチに対して前記回路基板とは反対側に配置される押さえ部材と、
を備え、
前記ロータリースイッチは、
前記地板に固定された案内ピンと、
前記案内ピンが挿入される開口部と、前記緩急パターンと接触する接触部と、を有するレバー体と、
前記案内ピンが挿入される開口部を有し、前記レバー体を前記回路基板の側に押圧するコイルばねと、
を備え、
前記押さえ部材は、前記コイルばねを前記レバー体との間に挟んで押さえる、時計。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
請求項1に記載の時計であって、
前記案内ピンと前記押さえ部材とは、衝撃時に当接する、時計。
【請求項3】
請求項1に記載の時計であって、
前記ロータリースイッチは、前記案内ピンが挿入され、前記レバー体が固定される筒状のレバー軸を備える、時計。
【請求項4】
請求項3に記載の時計であって、
前記レバー軸は、前記レバー体と当接するつばを有する、時計。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、時計に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、緩急パターンを持つ回路基板と、緩急スイッチレバーとを、電気的に接触させて、論理緩急を行う電子時計の緩急スイッチの構造が開示されている。緩急スイッチレバーは、スイッチアーム部を上側に曲げ、即ち、S字状の板バネとして用いることで、所定の押圧で回路基板と接触する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭63-139592号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、緩急スイッチレバーが板バネ構造であることから、落下等の衝撃によってスイッチアーム部が変形する恐れがある。これにより、回路基板に対して緩急スイッチレバーが十分な押圧をかけられなくなり、論理緩急が適切に機能しなくなるという課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
時計は、時計部品が配置される地板と、緩急パターンを有する回路基板と、前記回路基板と接触可能に配置されたロータリースイッチと、前記ロータリースイッチに対して前記回路基板とは反対側に配置される押さえ部材と、を備え、前記ロータリースイッチは、前記地板に固定された案内ピンと、前記案内ピンが挿入される開口部と、前記緩急パターンと接触する接触部と、を有するレバー体と、前記案内ピンが挿入される開口部を有し、前記レバー体を前記回路基板の側に押圧するコイルばねと、を備え、前記押さえ部材は、前記コイルばねを前記レバー体との間に挟んで押さえる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
時計の構成を示す平面図。
時計の裏蓋側の構成を示す平面図。
図2に示す時計のA部を拡大して示す平面図。
緩急スイッチの構成を示す斜視図。
図3に示す緩急スイッチのB-B線に沿う断面図。
緩急スイッチのレバー体の構成を示す平面図。
図6Aに示すレバー体のC-C線に沿う断面図。
緩急スイッチのレバー体の構成を示す側面図。
緩急スイッチのレバー軸の構成を示す平面図。
図7Aに示すレバー軸のD-D線に沿う断面図。
回路基板の緩急パターンの構成を示す平面図。
緩急スイッチの組み合わせを示す図表。
論理緩急回路を備える発振回路の構成を示すブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下の各図においては、互いに直交する3つの軸をX軸、Y軸、及びZ軸として説明する。X軸に沿う方向を「X方向」、Y軸に沿う方向を「Y方向」、Z軸に沿う方向を「Z方向」とし、矢印の方向が+方向であり、+方向と反対の方向を-方向とする。なお、+Z方向を「上」又は「上方」、-Z方向を「下」又は「下方」ということもあり、+Z方向または-Z方向から見ることを平面視あるいは平面的ともいう。また、Z方向+側の面を上面、これと反対側となるZ方向-側の面を下面として説明する。
【0008】
まず、図1及び図2を参照しながら、時計1の構成を説明する。
【0009】
図1に示すように、時計1は、ユーザーの手首に装着される腕時計であり、円筒状の外装ケース2を備え、外装ケース2の内周側に、文字板3が配置されている。外装ケース2の二つの開口のうち、表面側の開口は、カバーガラスで塞がれており、裏面側の開口は裏蓋8で塞がれている。なお、図2は、裏蓋8を外した状態を示している。
【0010】
時計1は、外装ケース2内に収容された、文字板3と、図示しないムーブメントと、時刻情報を指示する時針4A、分針4B、秒針4Cと、を備えている。文字板3には、カレンダー小窓3Aが設けられており、カレンダー小窓3Aから、日車6が視認可能となっている。また、文字板3には、時刻を指示するための目盛3Bが設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ナカソネ住設株式会社
スケルトン形コンソール時計
3日前
カシオ計算機株式会社
センサ装置および時計
23日前
カシオ計算機株式会社
電子時計
23日前
オメガ・エス アー
連続アニメーションの生成に適合する時計
27日前
カシオ計算機株式会社
電子機器及び時計
25日前
カシオ計算機株式会社
電子時計、表示制御方法及びプログラム
1か月前
カシオ計算機株式会社
電子機器及び電子時計
23日前
カシオ計算機株式会社
電子機器及び電子時計
23日前
カシオ計算機株式会社
電子機器及び電子時計
23日前
モントレー ブレゲ・エス アー
フレキシブル表示針のアクチュエート機構
1か月前
オメガ・エス アー
携行型時計のベゼル又は風防を駆動するためのプレス装置
4日前
セイコーエプソン株式会社
電波修正時計および電波修正時計の制御方法
1か月前
カシオ計算機株式会社
電子時計、プログラム及び時刻修正方法
23日前
カシオ計算機株式会社
電子時計、時刻表示方法及びプログラム
12日前
カシオ計算機株式会社
電子時計、データ処理方法及びプログラム
23日前
カシオ計算機株式会社
部品搭載部材、ケース、時計、および部品搭載部材の製造方法
23日前
セイコーエプソン株式会社
時計用部品、時計、および、時計用部品の製造方法
19日前
カシオ計算機株式会社
スイッチ装置および時計
16日前
セイコーエプソン株式会社
時計用部品、時計、および、時計用部品の製造方法
19日前
コマディール・エス アー
携行型時計、ファッションアイテム又は宝飾品の外側コンポーネントを製造する方法
1か月前
モントレ・ジャケ・ドロー・エスアー
自動ロック手段を含む、散発的な瞬間に作動可能な時計モジュール
10日前
モントレ・ジャケ・ドロー・エスアー
自動ロック手段を含む、散発的な瞬間に作動可能な時計モジュール
10日前
セイコーエプソン株式会社
時計用文字板、時計用文字板の製造方法及び時計
1か月前
有限会社ナオトフカサワデザイン
腕時計及び腕時計型表示装置
26日前
グーグル エルエルシー
電子部品間で確実に信号を転送するための方法および装置
1か月前