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公開番号
2025168473
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-07
出願番号
2025145812,2025042336
出願日
2025-09-03,2020-05-19
発明の名称
テーブルゲーム管理システム
出願人
エンゼルグループ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A63F
9/00 20060101AFI20251030BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】 カジノや他の遊技用代用貨幣を使用するゲーム施設において、使用状況の不正が疑われる遊技用代用貨幣が遊技場で使用されることを防ぐテーブルゲームの管理システムを提供する。
【解決手段】 テーブルゲームの管理システムの制御装置1003は、勝ちプレイヤの賭けチップと当該勝ちプレイヤに対して払い出された支払いチップとが、チップ配置エリア1025外に移動することを認識し、前記支払いチップのID情報と、当該支払いチップと同じタイミングで前記チップ配置エリア1025外に移動した前記賭けチップのID情報とをデータベース上で関連付け可能な構成であり、前記支払いチップのRFIDが持つID情報に、前記賭けチップのRFIDが示す当該賭けチップの所有者に関する情報をデータベース上で関連付ける機能を備えている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
テーブルゲームの管理システムであって、
個別に識別可能なRFIDが付された遊技用貨幣と、
前記遊技用貨幣を用いてゲームを行うための遊技テーブルと、
前記遊技テーブルにおいて、ゲームに参加するプレイヤが賭ける賭けチップ及びディーラーが勝ちプレイヤに対して前記遊技テーブルのチップトレイから払い出す支払いチップが置かれるチップ配置エリアと、
前記チップ配置エリアに置かれた遊技用貨幣のRFIDを読み取るチップ読取装置と、
前記チップ読取装置の読取結果を把握する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記遊技用貨幣のRFIDのID情報をもとに、当該遊技用貨幣の所有者に関する情報を取得可能であり、
さらに前記制御装置は、勝ちプレイヤの賭けチップと当該勝ちプレイヤに対して払い出された支払いチップとが、前記チップ配置エリア外に移動することを認識し、前記支払いチップのID情報と、当該支払いチップと同じタイミングで前記チップ配置エリア外に移動した前記賭けチップのID情報とをデータベース上で関連付け可能な構成であり、
前記支払いチップのRFIDが持つID情報に、前記賭けチップのRFIDが示す当該賭けチップの所有者に関する情報をデータベース上で関連付ける機能を備えた、テーブルゲームの管理システム。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
前記チップ配置エリアはプレイヤポジション毎に区画された構成であり、プレイヤポジション毎に前記支払いチップを置くペイエリアを備え、
前記チップ読取装置は前記ペイエリアを前記プレイヤポジション毎に区別して読取可能な構成である、請求項1に記載のテーブルゲームの管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カジノや他の遊技用代用貨幣を使用するゲーム施設において、不正な遊技用代用貨幣が遊技場で使用されることを防ぐ遊技用代用貨幣の管理システムに関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
カジノなどの遊技場において行われる多くのテーブルゲームの中にはバカラやブラックジャックがある。カジノにおいては、こうしたゲームに使用するために遊技用代用貨幣が使われる。
【0003】
不正な遊技用代用貨幣の使用はカジノで起こってはならない。カジノにおける遊技用代用貨幣の偽物の使用を防ぐため、カジノでは遊技用代用貨幣にRFIDタグを付けて遊技用代用貨幣の真贋を判定し、偽物の使用を防止する技術が存在している。RFID付遊技用代用貨幣は公知であり特許文献1(国際出願公開第WO2008/120749号)に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際出願公開第WO2008/120749号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来技術に基づく遊技用代用貨幣では、RFIDの読取により、メモリー領域に書き込まれた情報を把握して遊技用代用貨幣そのものの真贋を判定することは可能であった。しかしながら、カジノの現場で使用される中で得られる情報、特に当該遊技用代用貨幣の所有者に関する情報を記録、判定することはできなかった。そのため、真正な遊技用代用貨幣であるが、本来の所有者とは異なる所有者によって使用や交換がなされている等、使用状況の点で異常な履歴をもつ遊技用代用貨幣は、その存在をRFIDの読取により把握することができず、そのような使用履歴がおかしい遊技用代用貨幣がカジノで使用されることを防ぐことができなかった。
【0006】
そこで本発明では、各々の遊技用代用貨幣の所有者情報を常時把握、管理して、セキュリティを高めるために、ディーラがプレイヤに対して遊技用代用貨幣を支払い、当該遊技用代用貨幣の所有者がカジノからプレイヤに移った際に、どのプレイヤに当該遊技用代用貨幣の所有が移ったかを把握し、記録することを可能にするシステムを提供することを目的とする。
【0007】
上記の従来の問題を解決するために、本発明の遊技用貨幣の管理システムは、
個別に識別可能なRFIDが付された遊技用貨幣と、
前記遊技用貨幣を用いてゲームを行うための遊技テーブルと、
前記遊技テーブルにおいて、ゲームに参加するプレイヤが賭ける賭けチップ及びディーラーが勝ちプレイヤに対して前記遊技テーブルのチップトレイから払い出す支払いチップが置かれるチップ配置エリアと、
前記チップ配置エリアに置かれた遊技用貨幣のRFIDを読み取るチップ読取装置と、
前記チップ読取装置の読取結果を把握する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記遊技用貨幣のRFIDのID情報をもとに、当該遊技用貨幣の所有者に関する情報を取得可能であり、
さらに前記制御装置は、勝ちプレイヤの賭けチップと当該勝ちプレイヤに対して払い出された支払いチップとが、前記チップ配置エリア外に移動することを認識し、前記支払いチップのID情報と、当該支払いチップと同じタイミングで前記チップ配置エリア外に移動した前記賭けチップのID情報とをデータベース上で関連付け可能な構成であり、
前記支払いチップのRFIDが持つID情報に、前記賭けチップのRFIDが示す当該賭けチップの所有者に関する情報をデータベース上で関連付ける機能を備えたものである。
【0008】
またさらに、前記チップ配置エリアはプレイヤポジション毎に区画された構成であり、プレイヤポジション毎に前記支払いチップを置くペイエリアを備え、
前記チップ読取装置は前記ペイエリアを前記プレイヤポジション毎に区別して読取可能な構成である構成であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の実施の形態に係るテーブルゲームの管理システムの全体の概要を示す図である。
図2は、本発明の実施の形態に係るデータべーすの概要を示す図である。
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る遊技用代用貨幣が有するRFIDタグの説明図である。
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る遊技用代用貨幣のデータの記録方法を示す概念図である。
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る遊技用代用貨幣の管理システムの全体の概要を示す図である。
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る遊技用代用貨幣の読取装置及び書込装置を示す図である。
図7Aは、本発明の第2の実施の形態に係る遊技用代用貨幣のデータの構造を示す説明図である。
図7Bは、本発明の別の第2の実施の形態に係る遊技用代用貨幣のデータの構造を示す説明図である。
図8は、本発明の別の第2の実施の形態に係るデータベースを示す図である。
図9は、本発明の実施の形態の複数の遊技テーブルを有する遊技場におけるテーブルゲームの管理システムの全体の概要を示す図である。
図10は、本発明の実施の形態のカメラおよびRFIDによるチップの読取結果を示す図である。
図11は、本発明の実施の形態の遊技テーブルを示す図である。
図12は、本発明の実施の形態の遊技テーブルに賭けられた遊技用代用貨幣の状態を示す図である。
図13は、本発明の実施の形態の遊技テーブルに賭けられた遊技用代用貨幣の状態を示す図である。
図14Aは、本発明の第1の実施の形態のチップトレイの詳細を示す図である。
図14Bは、本発明の第1の実施の形態のチップトレイの他の例を示す図である。
図15は、本発明の実施の形態の遊技テーブルの図である。
図16は、本発明の実施の形態のカメラおよびRFIDによるチップの読取結果を示す図である。
図17は、本発明の別の実施の形態の遊技テーブルの図である。
図18は、本発明の別の実施の形態の遊技テーブルの図である。
図19は、本発明の別の実施の形態の遊技テーブルの図である。
図20は、本発明の実施の形態の遊技用代用貨幣の斜視図である。
図21は、本発明の実施の形態の遊技用代用貨幣の断面図である。
図22は、本発明の実施の形態の遊技用代用貨幣の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態のテーブルゲーム管理システムの全体の概要を図1を用いて説明する。図1は同システムの全体の概要を示す図である。バカラゲーム用の遊技テーブル1004にはプレイヤポジション1131~1135毎に、プレイヤー1441、バンカー1442、タイ1443、プレイヤーペア1444、バンカーペア1445のベットエリアがある。また各プレイヤポジション毎にチップ配置エリア1025が設けられており、当該チップ配置エリア内に置かれた遊技用貨幣1001のRFIDを読み取るチップ読取装置1002が備えられている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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