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公開番号2025133839
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2025112012,2024101805
出願日2025-07-02,2015-04-22
発明の名称発光装置
出願人株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類H10K 50/13 20230101AFI20250904BHJP()
要約【課題】新規な発光装置を提供する。または生産性が高く、消費電力が低減された新規な
発光装置を提供する。
【解決手段】第1の画素乃至第3の画素を有し、第1の画素は、第1の発光素子と、第1
の光学素子とを有し、第2の画素は、第2の発光素子と、第2の光学素子とを有し、第3
の画素は、第3の発光素子を有し、第1の発光素子乃至第3の発光素子において、第1の
発光層または第2の発光層を共通して用いる。また、第1の発光層は、540nm以上5
80nm以下の範囲にスペクトルピークを有する第1の発光材料を有し、第2の発光層は
、420nm以上480nm以下の範囲にスペクトルピークを有する第2の発光材料を有
する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1の基板と、
前記第1の基板に設けられた、トランジスタ、第1の発光素子、第2の発光素子、隔壁及び配線と、
第2の基板と、
前記第2の基板に設けられた、色変換層及び遮光層と、を有し、
前記第1の発光素子及び前記第2の発光素子は、下部電極、上部電極、及び、前記下部電極と前記上部電極との間に設けられた有機化合物を含む層、を有し、
前記隔壁は、前記下部電極の端部を覆うように設けられており、
前記有機化合物を含む層は、蛍光発光する物質を含む第1の発光層と、燐光発光する物質を含む第2の発光層と、を有し、
前記第1の発光素子と前記第2の基板との間には、前記色変換層が配置されており、
前記第2の発光素子の光は、色変換層を介さずに射出され、
前記トランジスタは、前記第1の発光素子と接続されており、
前記トランジスタは、酸化物半導体材料を含み、
前記配線は、前記隔壁が設けられていない領域であって、前記遮光層と対向する領域で、かつ、前記色変換層と重ならない領域において、前記上部電極と接続されている、発光装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
請求項1において、
前記配線は、前記トランジスタと重ならない領域において、前記上部電極と接続されている、発光装置。
【請求項3】
第1の基板と、
前記第1の基板に設けられた、第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、第1の発光素子、第2の発光素子、隔壁及び配線と、
第2の基板と、
前記第2の基板に設けられた、色変換層及び遮光層と、を有し、
前記第1の発光素子及び前記第2の発光素子は、下部電極、上部電極、及び、前記下部電極と前記上部電極との間に設けられた有機化合物を含む層、を有し、
前記隔壁は、前記下部電極の端部を覆うように設けられており、
前記有機化合物を含む層は、蛍光発光する物質を含む第1の発光層と、燐光発光する物質を含む第2の発光層と、を有し、
前記第1の発光素子と前記第2の基板との間には、前記色変換層が配置されており、
前記第2の発光素子の光は、色変換層を介さずに射出され、
前記第1のトランジスタは、前記第1の発光素子と接続されており、
前記第2のトランジスタは、前記第2の発光素子と接続されており、
前記第1のトランジスタおよび前記第2のトランジスタは、酸化物半導体材料を含み、
前記配線は、前記隔壁が設けられていない領域であって、前記遮光層と対向する領域で、かつ、前記色変換層と重ならない領域において、前記上部電極と接続されている、発光装置。
【請求項4】
請求項2において、
前記配線は、前記第1のトランジスタと重ならない領域で、かつ、前記第2のトランジスタと重ならない領域において、前記上部電極と接続されている、発光装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、電界を加えることにより発光が得られる発光層を一対の電極間に挟
んでなる発光素子を有する発光装置、電子機器、及び照明装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【0002】
なお、本発明の一態様は、上記の技術分野に限定されない。本明細書等で開示する発明
の一態様の技術分野は、物、方法、または、製造方法に関するものである。または、本発
明の一態様は、プロセス、マシン、マニュファクチャ、または、組成物(コンポジション
・オブ・マター)に関するものである。そのため、より具体的に本明細書で開示する本発
明の一態様の技術分野としては、半導体装置、表示装置、液晶表示装置、発光装置、照明
装置、蓄電装置、記憶装置、それらの駆動方法、または、それらの製造方法、を一例とし
て挙げることができる。
【背景技術】
【0003】
薄型軽量、高速応答性、直流低電圧駆動などの特徴を有する有機化合物を発光層として
用いた発光素子は、次世代のフラットパネルディスプレイへの応用が期待されている。特
に、発光素子(例えば、有機EL素子)をマトリクス状に配置した発光装置は、従来の液
晶表示装置と比較して、視野角が広く視認性が優れる点に優位性があると考えられている

【0004】
有機EL素子は電極間に発光層を挟んで電圧を印加することにより、電極から注入され
た電子およびホールが再結合して有機化合物である発光物質が励起状態となり、その励起
状態が基底状態に戻る際に発光する。発光物質が発する光のスペクトルはその発光物質特
有のものであり、異なる種類の有機化合物を発光物質として用いることによって、様々な
色の発光を呈する発光素子を得ることができる。
【0005】
画像を表示することを念頭においた発光装置の場合、フルカラーの映像を再現するため
には、少なくとも赤、緑、青の3色の光を得ることが必要になる。さらに、色の再現性を
良好なものとし画質を高めるために、マイクロキャビティ構造、またはカラーフィルタを
用いることで発光の色純度を高める工夫もなされる。
【0006】
また、フルカラー化の手法の一つとして、例えば、発光層を画素ごとに塗り分ける手法
がある。該発光層は、シャドウマスクを用いて必要な画素のみに蒸着される。この場合、
工程を減らしてコストを削減するために、発光層以外の層、例えば、正孔輸送層、電子輸
送層、及び陰極を複数の画素で共通に形成する構成が開示されている(例えば、特許文献
1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2004-6362号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1に記載された構成の場合、画素ごとに発光層を塗り分ける必要があり、シャ
ドウマスクの開口部を所望の位置に配置(アライメントともいう)する精度が高く要求さ
れる。発光装置の高精細化が進んだ場合に、さらに高いアライメント精度が要求されるた
め、発光装置の作製における歩留まりが低下するといった課題がある。
【0009】
また、白色の発光を呈する発光素子と、該発光素子に重ねて設けられたカラーフィルタ
または色変換層を用いてフルカラー化する場合、カラーフィルタまたは色変換層によるエ
ネルギー損失がある。該エネルギー損失を補うために、発光素子の電流密度を高めて駆動
させると消費電力が高くなる、または発光素子の信頼性が低下してしまう。
【0010】
上述した課題に鑑み、本発明の一態様では、新規な発光装置を提供することを課題の一
つとする。または生産性が高く、消費電力が低減された新規な発光装置を提供することを
課題の一つとする。または新規な発光装置の作製方法を提供することを課題の一つとする

(【0011】以降は省略されています)

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