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公開番号
2025133623
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024031694
出願日
2024-03-01
発明の名称
キャリブレーションデータ生成装置、キャリブレーションデータ生成方法、プログラム、及び医用画像撮影装置
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61B
5/055 20060101AFI20250904BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】センサが設置される位置に応じた寝台の制御パラメータの補正が実現される、キャリブレーションデータ生成装置、キャリブレーションデータ生成方法、プログラム、及び医用画像撮影装置を提供する。
【解決手段】キャリブレーションデータ生成装置は、計測室に取り付けられるセンサから第1上下位置における天板までの第1距離情報を取得し、第1上下位置において第1平面情報を取得し、センサから第2上下位置における天板までの第2距離情報を取得し、第2上下位置において第2平面情報を取得し、第1距離情報、第1平面情報、第2距離情報及び第2平面情報を用いて、天板の移動パラメータを補正するキャリブレーションデータを生成する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
1つ以上のプロセッサと、
1つ以上のプロセッサが実行する1つ以上の命令が含まれるプログラムが記憶される1つ以上のメモリと、
を備え、前記1つ以上のプロセッサは、前記1つ以上のメモリに記憶されるプログラムを実行して、
被検者が載せられる天板が具備される寝台が設置される計測室に取り付けられるセンサを用いて、前記センサから、前記寝台が設置される設置面と直交する上下方向の第1上下位置における前記天板までの距離を表す第1距離情報を取得し、
前記センサを用いて、前記第1上下位置において前記上下方向と直交する第1平面における距離の情報が含まれる第1平面情報を取得し、
前記センサを用いて、前記センサから、前記上下方向において前記第1上下位置と異なる第2上下位置における前記天板までの距離を表す第2距離情報を取得し、
前記センサを用いて、前記第2上下位置において前記上下方向と直交する第2平面における距離の情報が含まれる第2平面情報を取得し、
前記第1距離情報、前記第1平面情報、前記第2距離情報、及び前記第2平面情報を用いて、前記上下方向における前記天板の移動パラメータ、及び前記上下方向の任意の位置において前記上下方向と直交する平面における前記天板の移動パラメータの補正に適用されるキャリブレーションデータを生成する、キャリブレーションデータ生成装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記第1上下位置は、前記天板が最も下げられたホーム位置が適用され、
前記第2上下位置は、前記天板が最も上げられた最高位置が適用される、請求項1に記載のキャリブレーションデータ生成装置。
【請求項3】
前記1つ以上のプロセッサは、
前記キャリブレーションデータとして、前記設置面から前記天板までの距離に対する、前記センサから前記天板までの距離の関係を表す一次関数の傾き及び値軸の切片の組み合わせを取得する、請求項1に記載のキャリブレーションデータ生成装置。
【請求項4】
前記1つ以上のプロセッサは、
被測定物までの距離を測定する距離測定センサを用いて測定された前記第1距離情報及び前記第2距離情報を取得し、
前記上下方向と直交する平面を撮影する撮影装置から、前記第1平面情報として前記第1平面の撮影画像を取得し、かつ、前記第2平面情報として前記第2平面の撮影画像を取得する、請求項1に記載のキャリブレーションデータ生成装置。
【請求項5】
前記1つ以上のプロセッサは、
前記キャリブレーションデータとして、前記設置面から前記天板までの距離に対する、前記撮影画像における1画素あたりの距離を取得する、請求項4に記載のキャリブレーションデータ生成装置。
【請求項6】
前記1つ以上のプロセッサは、
前記キャリブレーションデータとして、前記第2上下位置について、前記天板が前進又は後退する前後方向と直交する横方向における、前記撮影画像の中心位置と前記被検者を計測する計測装置の計測中心位置との距離を取得する、請求項4に記載のキャリブレーションデータ生成装置。
【請求項7】
前記1つ以上のプロセッサは、
前記キャリブレーションデータとして、前記第2上下位置について、前記天板が前進又は後退する前後方向における、前記撮影画像の中心位置と前記被検者に規定される計測開始位置との距離を取得する、請求項4に記載のキャリブレーションデータ生成装置。
【請求項8】
前記1つ以上のプロセッサは、
前記第1平面の撮影画像として、前記天板の全体が映る撮影画像を取得する請求項4に記載のキャリブレーションデータ生成装置。
【請求項9】
前記1つ以上のプロセッサは、
前記キャリブレーションデータとして、前記天板における位置に対する前記センサから前記天板までの距離の関係を表す一次関数の傾きを取得する、請求項1に記載のキャリブレーションデータ生成装置。
【請求項10】
被検者が載せられる載置面が具備される寝台が設置される計測室に取り付けられるセンサを用いて、前記センサから、前記寝台が設置される設置面と直交する上下方向の第1上下位置における前記被検者が載せられる寝台の天板までの距離を表す第1距離情報を取得し、
前記センサを用いて、前記第1上下位置において前記上下方向と直交する第1平面における距離の情報が含まれる第1平面情報を取得し、
前記センサを用いて、前記センサから、前記上下方向において前記第1上下位置と異なる第2上下位置における前記天板までの距離を表す第2距離情報を取得し、
前記センサを用いて、前記第2上下位置において前記上下方向と直交する第2平面における距離の情報が含まれる第2平面情報を取得し、
前記第1距離情報、前記第1平面情報、前記第2距離情報、及び前記第2平面情報を用いて、前記上下方向における前記天板の移動パラメータ、及び前記上下方向の任意の位置において前記上下方向と直交する平面における前記天板の移動パラメータの補正に適用されるキャリブレーションデータを生成するキャリブレーションデータ生成方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、キャリブレーションデータ生成装置、キャリブレーションデータ生成方法、プログラム、及び医用画像撮影装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
MRI装置などの医用画像撮影装置を用いて被検者の医用画像の撮影が行われる際に、検査室の天井等に配置されるカメラを用いて被検者が撮影され、撮影画像に基づき被検者の姿勢が検出され、検出結果に基づき被検者の位置及び向きなどが調整される。なお、MRIはMagnetic Resonance Imagingの省略語である。
【0003】
特許文献1は、手術室内に存在する手術機器として、手術室の天井に配置されるカメラが記載される。特許文献2は、天板に載置される被検者を撮影する寝台カメラを備えるMRI装置が記載される。同文献に記載の装置は、寝台カメラを用いて得られた画像データから検査部位を認識し、認識した検査部位を磁場中心に到達させる天板の搬送量を取得する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-088734号公報
特開2023-089745号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
被検者の検出に用いられるカメラ等のセンサは予め設置される位置が指定される。しかしながら、蛍光灯、火災報知機、吊り下げ式のイジェクタのフレームなどの設備が干渉して、指定の位置へのセンサの取り付けができない場合があり得る。特許文献1及び特許文献2には、カメラが設置される位置に関する記載はない。
【0006】
本開示はこのような事情に鑑みてなされたものであり、センサが設置される位置に応じた寝台の制御パラメータの補正が実現される、キャリブレーションデータ生成装置、キャリブレーションデータ生成方法、プログラム、及び医用画像撮影装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1態様に係るキャリブレーションデータ生成装置は、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサが実行する1つ以上の命令が含まれるプログラムが記憶される1つ以上のメモリと、を備え、1つ以上のプロセッサは、1つ以上のメモリに記憶されるプログラムを実行して、被検者が載せられる天板が具備される寝台が設置される計測室に取り付けられるセンサを用いて、センサから、寝台が設置される設置面と直交する上下方向の第1上下位置における天板までの距離を表す第1距離情報を取得し、センサを用いて、第1上下位置において上下方向と直交する第1平面における距離の情報が含まれる第1平面情報を取得し、センサを用いて、センサから、上下方向において第1上下位置と異なる第2上下位置における天板までの距離を表す第2距離情報を取得し、センサを用いて、第2上下位置において上下方向と直交する第2平面における距離の情報が含まれる第2平面情報を取得し、第1距離情報、第1平面情報、第2距離情報、及び第2平面情報を用いて、上下方向における天板の移動パラメータ、及び上下方向の任意の位置において上下方向と直交する平面における天板の移動パラメータの補正に適用されるキャリブレーションデータを生成する、キャリブレーションデータ生成装置である。
【0008】
第1態様に係るキャリブレーションデータ生成装置によれば、計測室に設置されるセンサを用いて取得される第1距離情報、第1平面情報、第2距離情報、及び第2平面情報に基づき、寝台の設置面と直交する上下方向における天板の移動パラメータ、及び上下方向と直交する平面における天板の移動パラメータを補正するキャリブレーションデータが生成される。これにより、センサが設置される位置に応じた天板の移動パラメータの補正が実現される。
【0009】
センサは、センサから天板までの距離を測定する第1センサと、上下方向と直交する平面の撮影画像を生成する撮影装置が含まれる第2センサと、を備えてよい。
【0010】
上下方向と直交する平面は、天板が前進又は後退する前後方向、前後方向と直交する天板の幅に沿う横方向が規定されてよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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