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公開番号2025132986
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024117235
出願日2024-07-22
発明の名称情報処理装置、システム、情報処理方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250903BHJP(計算;計数)
要約【課題】利用者のプライバシーを守りつつ、生体情報及び/又は生体情報から抽出される情報をより効率的に扱えるようになる。
【解決手段】人物の生体情報を取得する。生体情報から抽出される特徴量の利用に関する人物の同意状態を示す同意情報を取得する。取得される生体情報と、生体情報に対応する人物の識別情報と、生体情報から抽出される特徴量と、取得される同意情報と、のうち少なくともいずれかを同意状態に応じて第1の外部装置へ送信する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
人物の生体情報を取得する生体情報取得手段と、
前記生体情報から抽出される特徴量の利用に関する前記人物の同意状態を示す同意情報を取得する同意情報取得手段と、
前記生体情報取得手段により取得される生体情報と、前記生体情報に対応する人物の識別情報と、前記生体情報から抽出される特徴量と、前記同意情報取得手段により取得される同意情報と、のうち少なくともいずれかを前記同意状態に応じて第1の外部装置へ送信する第1の送信手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記同意情報取得手段が取得した同意情報が同意を示す場合、前記第1の送信手段は、前記同意情報に対応する人物の生体情報及び/又は特徴量と同意情報とを互いに関連付けて第1の外部装置へ送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記同意情報取得手段が取得した同意情報が同意を示す場合、前記第1の送信手段は、前記同意情報に対応する人物の特徴量を第1の外部装置へ送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第1の送信手段は、前記同意情報取得手段により取得された同意情報と、前記同意情報に対応する人物の識別情報とを関連付けて第1の外部装置へ送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第1の送信手段は、前記同意情報に基づいて、前記同意情報と前記識別情報とに加えて、前記生体情報、又は前記特徴量を関連付けて前記第1の外部装置へ送信することを特徴とする、請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第1の外部装置に記憶されていない情報を特定する特定手段を有し、
前記第1の送信手段は、前記特定手段により特定された情報であって、前記人物の生体情報と、前記識別情報と、前記同意情報と、前記特徴量とのうち少なくともいずれかを前記第1の外部装置へ送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記特定手段により特定された情報をユーザに提示する提示手段と、
前記提示した情報の前記第1の外部装置への送信に対する前記ユーザによる許可を取得する許可取得手段とを有し、
前記第1の送信手段は、前記許可取得手段が前記ユーザによる許可を取得した場合に、前記生体情報と、前記人物を識別する識別情報と、前記生体情報から抽出される特徴量と、前記同意情報と、の少なくとも1つの第1の外部装置への送信を実行することを特徴とする、請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記情報処理装置と前記第1の外部装置とで第1の人物の特徴量として記憶している情報が異なる場合、前記第1の送信手段は、前記第1の人物の特徴量を前記第1の外部装置へ送信し、
前記情報処理装置と前記第1の外部装置とで前記第1の人物の特徴量として記憶している情報が同一人物であると判定される場合、前記第1の送信手段は、前記第1の人物の特徴量を前記第1の外部装置へ送信しないことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記生体情報と、前記人物を識別する識別情報と、前記生体情報から抽出される特徴量と、前記同意情報と、のうち、前記第1の外部装置へ出力する情報の選択する選択手段を有し、
前記第1の送信手段は、前記選択手段により選択された情報を前記第1の外部装置へ送信することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記情報処理装置と前記第1の外部装置とで第1の人物の生体情報として記憶している情報が異なる場合、前記第1の送信手段は、前記第1の人物の生体情報を前記第1の外部装置へ送信し、
前記情報処理装置と前記第1の外部装置とで前記第1の人物の生体情報として記憶している情報が同一である場合、前記第1の送信手段は、前記第1の人物の生体情報を前記第1の外部装置へ送信しないことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、システム、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
取得した生体情報に基づいて個人を特定する生体認証技術が知られている。生体認証は、用途によっては個人のプライバシーを侵害する恐れがあるため、使い方には一定の制限が求められる。特許文献1では、生体認証の対象者を登録する前に、個人の同意を取得する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-119549号公報
【非特許文献】
【0004】
Deng, Jiankang, et al. “Retinaface: Single-shot multi-level face localisation in the wild.” Proceedings of the IEEE/CVF conference on computer vision and pattern recognition. 2020.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、複数の装置において生体情報及び/又は生体情報から抽出される情報を取り扱う場合に不便が生じる恐れがあった。つまり特許文献1において複数の装置のそれぞれに生体認証の対象者を登録する場合、装置ごとに同意を取得する必要があり、処理が煩雑であるという課題があった。
【0006】
本発明は、利用者のプライバシーを守りつつ、生体情報及び/又は生体情報から抽出される情報をより効率的に扱えるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の目的を達成するために、例えば、一実施形態に係る情報処理装置は以下の構成を有する。すなわち、人物の生体情報を取得する生体情報取得手段と、前記生体情報から抽出される特徴量の利用に関する前記人物の同意状態を示す同意情報を取得する同意情報取得手段と、前記生体情報取得手段により取得される生体情報と、前記生体情報に対応する人物の識別情報と、前記生体情報から抽出される特徴量と、前記同意情報取得手段により取得される同意情報と、のうち少なくともいずれかを前記同意状態に応じて外部装置へ送信する第1の送信手段と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
利用者のプライバシーを守りつつ、生体情報及び/又は生体情報から抽出される情報をより効率的に扱えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る情報処理装置を使用する状況について説明するための図。
実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図。
実施形態に係る情報処理装置の機能構成の一例を示すブロック図。
実施形態に係る情報処理装置による登録処理の一例を示すフローチャート。
実施形態に係る情報処理装置における登録辞書を説明するための図。
実施形態に係る情報処理装置による認証処理の一例を示すフローチャート。
実施形態に係る情報処理装置による出力画像の一例を示す図。
実施形態に係るシステム構成の一例を示す図。
実施形態に係る情報処理装置による出力処理の一例を示すフローチャート。
実施形態に係る装置間の登録辞書の比較について説明するための図。
実施形態に係るシステム構成の一例を示す図。
実施形態に係る情報処理装置の機能構成の一例を示すブロック図。
実施形態に係る情報処理装置における登録辞書を説明するための図。
実施形態に係る情報処理装置による同意条件について説明するための図。
実施形態に係る情報処理装置によるAI処理の一例を示すフローチャート。
情報処理装置間の情報の送受信の一例を示すフローチャート。
実施形態4に係る情報処理装置の機能構成の一例を示すブロック図。
情報処理装置間の情報の送受信の別の例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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