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公開番号
2025132844
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024030671
出願日
2024-02-29
発明の名称
提供装置、提供方法、および、プログラム
出願人
楽天グループ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06Q
10/083 20240101AFI20250903BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ジオコーディングによって配達先の正しい位置情報を得られなかった場合であっても、配達先の位置を提供することが可能な提供装置、提供方法、および、プログラムを提供する。
【解決手段】提供装置100は、住所文字列を受け付ける受付部110と、受け付けられた住所文字列に対応付けられる緯度経度情報を取得する取得部120と、データベース130から、受け付けられた住所文字列に対応付けられて記録された位置情報を抽出する抽出部140と、緯度経度情報が正しいか否かを判定する判定部150と、緯度経度情報が正しいと判定された場合、緯度経度情報により定まる位置を地図上に表示させる配達先地図情報を提供し、緯度経度情報が正しくないと判定された場合、抽出された位置情報に基づき、受け付けられた住所文字列の位置を地図上に表示させる配達先地図情報を提供する提供部160と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
荷物の配達先の住所文字列を受け付ける受付部と、
前記受付部により受け付けられた住所文字列に対応付けられる緯度経度情報を取得する取得部と、
荷物の配達が完了した配達先を表す住所文字列と、前記配達先へ荷物を配達した配達者が所定の行動をしていたときに前記配達者が居た位置の位置情報と、を対応付けるデータベースから、前記受付部により受け付けられた住所文字列に対応付けられて記録された位置情報を抽出する抽出部と、
前記取得部により取得された緯度経度情報と前記抽出部により抽出された位置情報とを比較することにより、前記緯度経度情報が正しいか否かを判定する判定部と、
前記判定部により前記緯度経度情報が正しいと判定された場合、前記緯度経度情報により定まる位置を地図上に表示させる配達先地図情報を提供し、前記判定部により前記緯度経度情報が正しくないと判定された場合、前記抽出部により抽出された位置情報に基づき、前記受付部により受け付けられた住所文字列の位置を地図上に表示させる配達先地図情報を提供する提供部と、
を備える提供装置。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
前記所定の行動は、前記配達者が車両から降車してから、前記配達先へ荷物を配達して、該車両に乗車するまでの行動であって、
前記配達者が荷物を配達する過程で検知された該配達者の位置の時系列を取得する位置情報取得部と、
前記位置情報取得部により取得された前記時系列に含まれる各前記位置が検知された時刻から、各前記位置における前記配達者の移動速度を推定する移動速度推定部と、
前記移動速度推定部により推定された移動速度に基づいて、前記位置情報取得部により取得された前記時系列から、前記配達者が車両に搭乗していないと推定される区間を示す部分時系列を抽出する部分時系列抽出部と、
前記部分時系列抽出部により抽出された前記部分時系列と、前記配達者が配達した前記配達先の住所文字列とを対応付ける対応情報を生成して、前記データベースに格納する対応情報生成部と、
をさらに備える請求項1に記載の提供装置。
【請求項3】
前記判定部は、前記取得部により取得された緯度経度情報が、前記抽出部により抽出された位置情報の分布に対する外れ値であるか否かを判定し、外れ値でないと判定した場合に前記緯度経度情報が正しいと判定し、外れ値であると判定した場合に前記緯度経度情報が正しくないと判定する、
請求項1または2に記載の提供装置。
【請求項4】
前記対応情報生成部は、配達先毎に配達を完了した時刻を示す配達完了時刻を格納する配達完了リストを取得して、前記配達完了時刻ともっとも近い時系列を含む前記部分時系列を配達先毎に特定し、特定された前記部分時系列に含まれる各位置の位置情報と前記配達先の住所文字列とをそれぞれ対応付ける、
請求項2に記載の提供装置。
【請求項5】
前記提供部は、前記判定部により前記緯度経度情報が正しくないと判定された場合、地図上に、前記抽出部により抽出された位置情報の分布を重畳した配達先地図情報を提供する、
請求項1または2に記載の提供装置。
【請求項6】
前記提供部は、前記判定部により前記緯度経度情報が正しくないと判定された場合、前記抽出部により抽出された位置情報のうち、位置が検知された検知時刻が早い位置情報である先頭部分と、検知時刻が遅い位置情報である末尾部分と、に基づいて、前記配達先に荷物を配達する際に車両を駐停車した駐停車位置を特定し、特定された前記駐停車位置からもっとも遠い位置情報を前記配達先の位置として特定し、特定された前記駐停車位置と前記配達先の位置とをそれぞれ地図上に配置した配達先地図情報を提供する、
請求項1または2に記載の提供装置。
【請求項7】
前記提供部は、前記取得部により取得された緯度経度情報が地理的な範囲を示す領域情報であった場合、または、前記取得部により、前記住所文字列に対応付けられる前記緯度経度情報が取得されなかった場合、前記抽出部により抽出された位置情報に基づき、前記受付部により受け付けられた住所文字列の位置を地図上に表示させる地図情報を提供する、
請求項1または2に記載の提供装置。
【請求項8】
前記抽出部は、前記受付部により受け付けられた住所文字列に対応付けられて記録された位置情報を抽出し、抽出された位置情報の中から外れ値を除去し、除去後の分布を前記判定部に送信する、
請求項1または2に記載の提供装置。
【請求項9】
前記所定の行動は、前記配達者が配達先毎の配達を完了した旨の完了報告をする行動であって、
前記配達者が荷物を配達する過程で検知された該配達者の位置の時系列を取得する位置情報取得部と、
前記位置情報取得部により取得された前記時系列の中から、前記完了報告をした時刻、または、前記完了報告にて入力された配達完了時刻ともっとも近い前記時系列を抽出し、前記抽出された時系列に含まれる位置情報と前記配達先の住所文字列とを対応付ける対応情報を生成して、前記データベースに格納する対応情報生成部と、
をさらに備える請求項1に記載の提供装置。
【請求項10】
コンピュータが、
荷物の配達先の住所文字列を受け付けるステップと、
受け付けられた住所文字列に対応付けられる緯度経度情報を取得するステップと、
荷物の配達が完了した配達先を表す住所文字列と、前記配達先へ荷物を配達した配達者が所定の行動をしていたときに前記配達者が居た位置の位置情報と、を対応付けるデータベースから、受け付けられた住所文字列に対応付けられて記録された位置情報を抽出するステップと、
取得された緯度経度情報と抽出された位置情報とを比較することにより、前記緯度経度情報が正しいか否かを判定するステップと、
前記緯度経度情報が正しいと判定された場合、前記緯度経度情報により定まる位置を地図上に表示させる配達先地図情報を提供し、前記緯度経度情報が正しくないと判定された場合、抽出された位置情報に基づき、前記受け付けられた住所文字列の位置を地図上に表示させる配達先地図情報を提供するステップと、
を実行する提供方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、提供装置、提供方法、および、プログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
配達者が効率的に荷物を配達することを支援するための技術が知られている。例えば、特許文献1には、配達履歴に基づいて、複数の配達先それぞれに対して配達が成功する確率が最も高い時間帯を示す配達時間帯情報を生成し、複数の配達先に対する配達の順序である配達順序を設定する配達支援システムが開示されている。この配達支援システムは、地図上に配達先をプロットした配達先地図情報を生成し、配達者が保持する通信端末装置に表示させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-160904号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、一般に、地図上に配達先をプロットする際、ジオコーディングによって配達先の住所を緯度経度などの位置情報に変換することが行われる。しかしながら、誤った位置情報が住所に対応付けられていることにより地図上の誤った位置に配達先がプロットされたり、住所に対応する地点が特定できないことにより、市町村などの領域が地図上にポリゴンで示される場合がある。このような場合、特許文献1に開示された配達支援システムでは、配達先の位置が配達者に正しく提供されないという問題がある。
【0005】
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、ジオコーディングによって配達先の正しい位置情報を得られなかった場合であっても、配達先の位置を提供することが可能な提供装置、提供方法、および、プログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明に係る提供装置は、
荷物の配達先の住所文字列を受け付ける受付部と、
前記受付部により受け付けられた住所文字列に対応付けられる緯度経度情報を取得する取得部と、
荷物の配達が完了した配達先を表す住所文字列と、前記配達先へ荷物を配達した配達者が所定の行動をしていたときに前記配達者が居た位置の位置情報と、を対応付けるデータベースから、前記受付部により受け付けられた住所文字列に対応付けられて記録された位置情報を抽出する抽出部と、
前記取得部により取得された緯度経度情報と前記抽出部により抽出された位置情報とを比較することにより、前記緯度経度情報が正しいか否かを判定する判定部と、
前記判定部により前記緯度経度情報が正しいと判定された場合、前記緯度経度情報により定まる位置を地図上に表示させる配達先地図情報を提供し、前記判定部により前記緯度経度情報が正しくないと判定された場合、前記抽出部により抽出された位置情報に基づき、前記受付部により受け付けられた住所文字列の位置を地図上に表示させる配達先地図情報を提供する提供部と、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ジオコーディングによって配達先の正しい位置情報を得られなかった場合であっても、配達先の位置を提供することが可能な提供装置、提供方法、および、プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
提供装置と他の機器の連携を示す説明図である。
提供装置の機能的な構成を示す説明図である。
提供部により提供される配達先地図情報の一例を示す図である。
提供部により提供される配達先地図情報の別の例を示す図である。
位置情報取得部により取得される時系列データの一例を示す図である。
部分時系列抽出部により抽出された時系列データの一例を示す図である。
部分時系列抽出部により分割された部分時系列の一例を説明する図である。
対応情報生成部により生成される対応情報の一例を示す図である
提供装置の物理構成を示す説明図である。
提供装置による対応情報生成処理のフローチャートである。
配達完了リストの一例を示す図である。
提供装置による提供処理のフローチャートである。
変形例に係る提供装置による対応情報生成処理のフローチャートである。
提供部により提供される配達先地図情報の別の例を示す図である。
提供部により提供される配達先地図情報の別の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明を実施するための形態に係る提供装置、提供方法、および、プログラムについて、図面を参照して詳細に説明する。なお、図中同一又は相当する部分には同一符号を付す。なお、本実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
【0010】
(提供装置及び配達者端末とプログラムの関係)
本実施例に係る提供装置は、配達実績に基づき、地図検索サイトやジオコーディングサービスを利用して取得された配達先の緯度経度情報が正しいか否かを判定し、取得された緯度経度情報が正しくないと判定した場合に、当該配達先へ過去に配達した際の配達者の位置情報に基づき、当該配達先の位置を地図上に表示させる配達先地図情報を配達者端末に提供するものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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