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公開番号2025130661
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-08
出願番号2024140775
出願日2024-08-22
発明の名称表示装置
出願人エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド
代理人園田・小林弁理士法人
主分類H10K 50/85 20230101AFI20250901BHJP()
要約【課題】残像の発生を最小化できる表示装置の提供。
【解決手段】本明細書の一実施例に係る表示装置100は、表示領域及び表示領域を囲む非表示領域を含む基板110、表示領域に配置される発光素子130、発光素子130上に配置される第1無機封止層141、第1無機封止層141上に配置される有機封止層142、有機封止層142上に配置される第2無機封止層143a、及び第2無機封止層143aの上部または下部に配置され、遷移金属の酸化物を含むか、これで形成された光学補償層150aを含む。そこで、第2無機封止層143aの酸化を最小化することができ、斑の発生を防止することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
表示領域及び前記表示領域を囲む非表示領域を含む基板、
前記表示領域に配置される発光素子、
前記発光素子上に配置される第1無機封止層、
前記第1無機封止層上に配置される有機封止層、
前記有機封止層上に配置される第2無機封止層、並びに
前記第2無機封止層の上部または下部に配置され、遷移金属酸化物を含むか、これらで形成される光学補償層
を含む、表示装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記発光素子は、有機発光ダイオードである、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記光学補償層は、前記第2無機封止層上に配置され、前記第2無機封止層の上面と接する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記光学補償層は、前記有機封止層及び前記第2無機封止層の間に配置される、請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記光学補償層は、前記第2無機封止層の下面に接する、請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記光学補償層は、前記有機封止層の上面及び少なくとも1つの側面を完全に覆うように配置される、請求項4に記載の表示装置。
【請求項7】
前記光学補償層は、前記有機封止層より広い面積に配置される、請求項4に記載の表示装置。
【請求項8】
前記遷移金属酸化物内の遷移金属は、エネルギーバンドギャップが2.18eV~3.10eVである、請求項1に記載の表示装置。
【請求項9】
前記遷移金属は、エネルギーバンドギャップが2.48eV~2.76eVである、請求項8に記載の表示装置。
【請求項10】
前記遷移金属酸化物は、コバルト酸化物、セリウム酸化物、マンガン酸化物及びクロム酸化物のうち少なくとも一つを含む、請求項1に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、表示装置に関し、より詳細には、信頼性が向上した表示装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
情報化社会が発展するに伴って、映像を表示するためのディスプレイ装置への要求が多様な形態に増加している。これによって、近年は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)、プラズマ表示装置(PDP:Plasma Display Panel)、有機発光表示装置(OLED:Organic Light Emitting Display)、量子ドット発光表示装置(QLED:Quantum dot Light Emitting Display)のような様々なディスプレイ装置が活用されている。
【0003】
その中でも、有機発光表示装置は、液晶表示装置とは異なり別途の光源が不要であり、軽量薄型に製造可能である。また、有機発光表示装置は、低電圧駆動により消費電力の側面で有利であるだけではなく、色相具現、応答速度、視野角、明暗比(contrast ratio:CR)にも優れており、次世代のディスプレイとして研究されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本明細書が解決しようとする課題は、表示装置(例えば、表示パネル)の残像の発生を最小化できる表示装置を提供することである。
【0005】
本明細書が解決しようとする他の課題は、表示装置(例えば、表示パネル)の輝度ムラを最小化できる表示装置を提供することである。
【0006】
本明細書の課題は、以上において言及した課題に制限されず、言及されていないまた他の課題は、下記の記載から当業者に明確に理解され得るだろう。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書の一実施例に係る表示装置は、表示領域及び表示領域を囲む非表示領域を含む基板、表示領域に配置される発光素子(例えば、有機発光素子であってよいが、これに限定されない)、発光素子上に配置される第1無機封止層、第1無機封止層上に配置される有機封止層、有機封止層上に配置される第2無機封止層、及び第2無機封止層の上部または下部に遷移金属の酸化物を含む(または遷移金属の酸化物からなる)光学補償層が配置される。そこで、発光素子から放出される光による酸化によって表示装置(例えば、表示パネル)に斑が発生することを最小化することができる。
【0008】
その他の実施例の具体的な事項は、詳細な説明及び図面に含まれている。
【0009】
本明細書は、第2無機封止層の上部または下部に光学補償層が配置(または包含)されることで、第2無機封止層の酸化を最小化することができる。
【0010】
本明細書は、第2無機封止層の酸化を最小化することで、第2無機封止層の酸化により表示装置に残像が発生することを最小化することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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