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公開番号
2025127704
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024566
出願日
2024-02-21
発明の名称
充電設備利用管理システム、及び充電設備利用管理方法
出願人
中国電力株式会社
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
G06Q
50/06 20240101AFI20250826BHJP(計算;計数)
要約
【課題】充電設備を提供する事業者や利用者の利益を確保しつつ、電力系統における余剰電力の有効活用や需給バランスの調整を図る充電設備利用管理システム及び方法を提供する。
【解決手段】充電設備利用管理システム1は、複数の充電設備、共通サーバ100及び充電電力を提供する複数の事業者の夫々の事業者装置200を含む。共通サーバは、事業者装置の夫々から充電設備の利用態様に応じて設定された充電設備の利用料金体系を示す情報である料金メニューを取得し、複数の事業者の夫々の料金メニューを充電設備を介して充電設備の利用者に提示しつつ利用者から料金メニューの選択を受け付け、受け付けた料金メニューを提示した事業者の事業者装置に、利用者が選択した料金メニューを通知し、利用者による充電設備の利用履歴を取得して事業者装置に提供する。事業者装置は、利用者が選択した料金メニューと利用履歴に基づき、充電設備の利用料金を求める。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
地域に設置される充電設備と、
前記充電設備と通信可能に接続する情報処理装置である共通サーバと、
前記充電設備及び前記共通サーバと通信可能に接続し、前記充電設備を介して充電電力を提供するサービスを行う複数の事業者の夫々の情報処理装置である事業者装置と、
を含み、
前記共通サーバは、
前記事業者装置の夫々から、前記事業者が提示する、前記充電設備の利用態様に応じて設定された前記充電設備の利用料金体系を示す情報である料金メニューを取得し、
前記複数の事業者の夫々の前記料金メニューを前記充電設備を介して前記充電設備の利用者に提示し、
前記利用者から前記料金メニューの選択を受け付け、
受け付けた前記料金メニューを提示した前記事業者の前記事業者装置に、前記利用者が選択した前記料金メニューを通知し、
前記利用者による前記充電設備の利用履歴を前記充電設備から取得して前記事業者装置に提供し、
前記事業者装置は、
前記利用者が選択した前記料金メニューと前記利用履歴とに基づき、前記利用者の前記充電設備の利用料金を求める、
充電設備利用管理システム。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の充電設備利用管理システムであって、
前記事業者装置は、
前記利用者が選択した前記料金メニューと当該利用者の前記利用履歴とを対照し、
前記利用者が前記料金メニューの利用態様に従って前記充電設備を利用した程度に応じて前記利用者の前記充電設備の利用料金を求める、
充電設備利用管理システム。
【請求項3】
請求項2に記載の充電設備利用管理システムであって、
前記料金メニューは、前記利用者が、前記充電電力を提供する電力系統における余剰電力の削減効果が期待できる利用態様もしくは前記電力系統の需給バランスの調整効果が期待できる利用態様で前記充電設備を利用した場合に利用料金が安くなるように設定されている、
充電設備利用管理システム。
【請求項4】
請求項3に記載の充電設備利用管理システムであって、
前記料金メニューは、前記利用者が前記充電設備の利用態様の、前記電力系統において行われるデマンドレスポンスへの貢献度が高い程、利用料金が安くなるように設定されている、
充電設備利用管理システム。
【請求項5】
請求項4に記載の充電設備利用管理システムであって、
前記貢献度は、前記デマンドレスポンスで指定されている時間帯と、前記利用者が前記充電設備を利用して充電を行った時間帯との重複時間が長い程、利用料金が安くなるように設定されている、
充電設備利用管理システム。
【請求項6】
地域に設置される充電設備と、
前記充電設備と通信可能に接続する情報処理装置である共通サーバと、
前記充電設備及び前記共通サーバと通信可能に接続し、前記充電設備を介して充電電力を提供するサービスを行う複数の事業者の夫々の情報処理装置である事業者装置と、
を含んで構成される充電設備利用管理システムにおいて、
前記共通サーバが、
前記事業者装置の夫々から、前記事業者が提示する、前記充電設備の利用態様に応じて設定された前記充電設備の利用料金体系を示す情報である料金メニューを取得するステップ、
前記複数の事業者の夫々の前記料金メニューを前記充電設備を介して前記充電設備の利用者に提示するステップ、
前記利用者から前記料金メニューの選択を受け付けるステップ、
受け付けた前記料金メニューを提示した前記事業者の前記事業者装置に、前記利用者が選択した前記料金メニューを通知するステップ、及び、
前記利用者による前記充電設備の利用履歴を前記充電設備から取得して前記事業者装置に提供するステップ、
を実行し、
前記事業者装置が、
前記利用者が選択した前記料金メニューと前記利用履歴とに基づき、前記利用者の前記充電設備の利用料金を求めるステップ、
を実行する、
充電設備利用管理方法。
【請求項7】
請求項6に記載の充電設備利用管理方法であって、
前記事業者装置が、
前記利用者が選択した前記料金メニューと当該利用者の前記利用履歴とを対照するステップ、及び、
前記利用者が前記料金メニューの利用態様に従って前記充電設備を利用した程度に応じて前記利用者の前記充電設備の利用料金を求めるステップ、
を更に実行する、充電設備利用管理方法。
【請求項8】
請求項7に記載の充電設備利用管理方法であって、
前記料金メニューは、前記利用者が、前記充電電力を提供する電力系統における余剰電力の削減効果が期待できる利用態様もしくは前記電力系統の需給バランスの調整効果が期待できる利用態様で前記充電設備を利用した場合に利用料金が安くなるように設定されている、
充電設備利用管理方法。
【請求項9】
請求項8に記載の充電設備利用管理方法であって、
前記料金メニューは、前記利用者が前記充電設備の利用態様の、前記電力系統において行われるデマンドレスポンスへの貢献度が高い程、利用料金が安くなるように設定されている、
充電設備利用管理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、充電設備利用管理システム、及び充電設備利用管理方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
昨今の電気自動車(EV(Electric Vehicle))の普及に伴い、今後は自宅のみならず外出先での安価で便利な充電サービスの提供に対するニーズがより一層、顕在化することが予想される。
【0003】
充電サービスの提供に関し、例えば、特許文献1には、電気自動車のバッテリの充電を行う需要家宅においてより安い電力 料金で充電することを目的として構成された電気自動車の充電システムについて記載されている。充電システムは、需要家宅で契約している電力料金メニュの契約内容で時間帯ごとの電力料金を含む情報を記憶したデータベースと、需要家宅の識別情報に基づいてデータベースから需要家宅で契約している電力料金メニュの契約内容を取得し、契約内容に基づき充電に要する電力料金が安くなるように充電開始時刻を割り出す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-118652号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
電気自動車の充電サービスでは、充電ステーションに各事業者の充電設備が設置され、充電設備と通信する各事業者の充電管理サーバが予め登録された個々のユーザの認証を個別に行っている。しかしこのような運用には、利用者側にとっては利便性が低下するとともに事業者の選択の自由が制限され、また事業者とっては個別に充電設備を設置する必要があるため設備投資リスクが大きいといった課題がある。
【0006】
一方、再生可能エネルギー利用型の発電設備(太陽光発電設備、風力発電設備等))の普及に伴い、電力系統における需給バランスの調整がより一層難しくなってきている。こうした状況に鑑み、電気自動車に搭載されている蓄電池(バッテリー)を利用して余剰電力の有効活用や電量系統の需給バランスの調整を図る仕組みに向けた取り組みが進められている。
【0007】
上記の特許文献1には、需要家宅で契約している電力料金メニューの契約内容を取得し、契約内容に基づき充電に要する電力料金が安くなるように充電開始時刻を割り出すことが記載されている。しかし、同文献には、充電設備の利用者の利便性の向上を図るとともに、余剰電力の有効活用や需給バランスの調整を図る仕組みについては開示されていない。
【0008】
本発明はこのような背景に鑑みてなされたもので、充電設備を提供する事業者や利用者の利益を確保しつつ、電力系統における余剰電力の有効活用や需給バランスの調整を図ることが可能な、充電設備利用管理システム、及び充電設備利用管理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するための本発明のうちの一つは、充電設備利用管理システムであって、地域に設置される充電設備と、前記充電設備と通信可能に接続する情報処理装置である共通サーバと、前記充電設備及び前記共通サーバと通信可能に接続し、前記充電設備を介して充電電力を提供するサービスを行う複数の事業者の夫々の情報処理装置である事業者装置と、を含み、前記共通サーバは、前記事業者装置の夫々から、前記事業者が提示する、前記充電設備の利用態様に応じて設定された前記充電設備の利用料金体系を示す情報である料金メニューを取得し、前記複数の事業者の夫々の前記料金メニューを前記充電設備を介して前記充電設備の利用者に提示し、前記利用者から前記料金メニューの選択を受け付け、受け付けた前記料金メニューを提示した前記事業者の前記事業者装置に、前記利用者が選択した前記料金メニューを通知し、前記利用者による前記充電設備の利用履歴を前記充電設備から取得して前記事業者装置に提供し、前記事業者装置は、前記利用者が選択した前記料金メニューと前記利用履歴とに基づき、前記利用者の前記充電設備の利用料金を求める。
【0010】
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄、及び図面により明らかにされる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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