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公開番号
2025126747
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-29
出願番号
2024023147
出願日
2024-02-19
発明の名称
遊技機
出願人
株式会社北電子
代理人
弁理士法人平和国際特許事務所
主分類
A63F
5/04 20060101AFI20250822BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】リーチ目役についてベット数毎の扱いが必ずしも適切ではなかった。
【解決手段】当選役を決定可能な決定手段と当選役に対応する図柄を表示可能な変動表示手段とを備える遊技機において、当選役にはリーチ目役1とリーチ目役2とボーナス役とが含まれ、決定手段は3ベットゲームの場合に第1制御に基づいて当選役を決定可能とし2ベットゲームの場合に第2制御に基づいて当選役を決定可能とし、第1制御において、リーチ目役2を重複させることなくリーチ目役1とボーナス役とを重複して決定し、リーチ目役1を重複させることなくリーチ目役2とボーナス役とを重複して決定し、第2制御において、リーチ目役1及びリーチ目役2とボーナス役とを重複して決定し、リーチ目役1及びリーチ目役2の一方とボーナス役とを重複して決定不能とし、変動表示手段には、リーチ目役1に対応する図柄とリーチ目役2に対応する図柄とを同時に停止表示不能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ゲームの実行に対応して当せん役を決定可能な決定手段と、前記当せん役に対応する図柄を表示可能な変動表示手段と、を備える遊技機において、
前記当せん役には、第1の小役と、前記第1の小役とは異なる第2の小役と、ボーナス役と、が含まれ、
前記決定手段は、
1のゲームに対して使用される遊技価値が第1使用数である場合に、第1制御に基づいて前記当せん役を決定可能とし、
1のゲームに対して使用される遊技価値が前記第1使用数とは異なる第2使用数である場合に、第2制御に基づいて前記当せん役を決定可能とし、
前記第1制御において、1のゲームに対応する当せん役として、前記第2の小役を重複させることなく前記第1の小役と前記ボーナス役とを重複して決定可能とし、
前記第1制御において、1のゲームに対応する当せん役として、前記第1の小役を重複させることなく前記第2の小役と前記ボーナス役とを重複して決定可能とし、
前記第2制御において、1のゲームに対応する当せん役として、前記第1の小役及び前記第2の小役と前記ボーナス役とを重複して決定可能とし、
前記第2制御において、1のゲームに対応する当せん役として、前記第1の小役及び前記第2の小役のいずれか一方と前記ボーナス役とを重複して決定不能とし、
前記変動表示手段には、前記第1の小役に対応する図柄と、前記第2の小役に対応する図柄とを同時に停止表示不能に構成される
ことを特徴とする遊技機。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記決定手段は、
前記第1制御において、1のゲームに対応する当せん役として、前記ボーナス役を第1の確率で決定可能とし、
前記第2制御において、1のゲームに対応する当せん役として、前記ボーナス役を前記第1の確率よりも低い第2の確率で決定可能とする
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
1のゲームに対して使用可能な遊技価値数は前記第1使用数が最大である
ことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記当せん役には、前記第1の小役及び前記第2の小役とは異なる第3の小役が含まれ、
前記第3の小役が入賞した場合には遊技価値の付与に関する特定演出を実行する一方、前記第1の小役及び前記第2の小役のいずれかが入賞した場合には前記特定演出を実行しない
ことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
【請求項5】
ゲームの実行に対応して演出を実行可能な演出手段と、前記演出手段を制御可能な演出制御手段と、を備え、
前記演出手段には、
1のゲームにおける前記当せん役として前記ボーナス役が決定されたことを、当該ゲームの終了に基づいて報知することが可能な第1演出手段と、
1のゲームにおける前記当せん役として前記ボーナス役が決定されたことを、当該ゲームの実行中に報知することが可能な第2演出手段と、
が含まれ、
前記演出制御手段は、
前記第1制御において、1のゲームに対応する当せん役として、前記第1の小役と前記ボーナス役とが重複して決定された場合に、遊技者の遊技態様に基づいて、前記第1演出手段による報知を前記第2演出手段による報知よりも高い確率で実行するか否かを制御可能である
ことを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
【請求項6】
前記決定手段は、
前記第1制御において、1のゲームに対応する当せん役として、前記第1の小役と前記第2の小役とを含むN個の小役のいずれかと前記ボーナス役とを重複して決定可能とし、
前記第2制御において、1のゲームに対応する当せん役として、N個の小役の全てと前記ボーナス役とを重複して決定可能とする
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関する。
続きを表示(約 4,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、特定の図柄組み合わせが停止するとボーナスの内部当選が確定するリーチ目を搭載するスロットマシンが存在しており、特に、当該リーチ目を払出しのある小役として構成することもあった(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-126728号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、このような従来の遊技機には、改善の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明の遊技機は、ゲームの実行に対応して当せん役を決定可能な決定手段と、前記当せん役に対応する図柄を表示可能な変動表示手段と、を備える遊技機において、前記当せん役には、第1の小役と、前記第1の小役とは異なる第2の小役と、ボーナス役と、が含まれ、前記決定手段は、1のゲームに対して使用される遊技価値が第1使用数である場合に、第1制御に基づいて前記当せん役を決定可能とし、1のゲームに対して使用される遊技価値が前記第1使用数とは異なる第2使用数である場合に、第2制御に基づいて前記当せん役を決定可能とし、前記第1制御において、1のゲームに対応する当せん役として、前記第2の小役を重複させることなく前記第1の小役と前記ボーナス役とを重複して決定可能とし、前記第1制御において、1のゲームに対応する当せん役として、前記第1の小役を重複させることなく前記第2の小役と前記ボーナス役とを重複して決定可能とし、前記第2制御において、1のゲームに対応する当せん役として、前記第1の小役及び前記第2の小役と前記ボーナス役とを重複して決定可能とし、前記第2制御において、1のゲームに対応する当せん役として、前記第1の小役及び前記第2の小役のいずれか一方と前記ボーナス役とを重複して決定不能とし、前記変動表示手段には、前記第1の小役に対応する図柄と、前記第2の小役に対応する図柄とを同時に停止表示不能に構成される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
メダルレス遊技機の外観を示す概略正面図である。
メダルレス遊技機の内部構成を示す概略斜視図である。
メダルレス遊技機の制御構成を示すブロック図である。
リールの周面に配置されている図柄を示す図である。
メダルレス遊技機の遊技方法を示すフローチャートである。
内部抽選テーブルを示す図表である。
ボーナス役と各リーチ目役との重複役及びリーチ目の図柄の組合せを示す図表である。
(a)「BB+リーチ目役1」当選ゲームにおける抽選1~3の実行時に参照されるテーブル1~3を示す図表である。(a)は抽選1の実行時に参照される抽選テーブル1であり、(b)は抽選2の実行時に参照される抽選テーブル2であり、(c)は抽選3の実行時に参照される抽選テーブル3である。
「BB+リーチ目役1」当選ゲームにおいて、抽選1~3(押し順及び出目)が加味された各演出の出現率を示すテーブルAである。(a)は左リール第1停止後におけるテンパイ図柄別の各演出の出現率を示すテーブルA1であり、(b)は中リール第1停止後におけるテンパイ図柄別の各演出の出現率を示すテーブルA2であり、(c)は右リール第1停止後におけるテンパイ図柄別の各演出の出現率を示すテーブルA3である。
(a)は「BB+リーチ目役1」当選ゲームで左→中→右の押し順で停止操作を行う場合において、第2停止後に右上がりライン上にボーナステンパイ図柄が出現したことを示す図であり、(b)は(a)の場合における各演出の出現率を示すテーブルA11である。
(a)は「BB+リーチ目役1」当選ゲームで左→中→右の押し順で停止操作を行う場合において、第2停止後に中段ライン上にベルテンパイ図柄が出現したことを示す図であり、(b)は(a)の場合における各演出の出現率を示すテーブルA12である。
(a)は「BB+リーチ目役4」当選ゲームで中→右→左の押し順で停止操作を行う場合において、第2停止後に下段ライン上にボーナステンパイ図柄が出現したことを示す図であり、(b)は(a)の場合における各演出の出現率を示すテーブルB11である。
(a)は「BB+リーチ目役4」当選ゲームで中→右→左の押し順で停止操作を行う場合において、第2停止後に下段ライン上にスイカテンパイ図柄が出現したことを示す図であり、(b)は(a)の場合における各演出の出現率を示すテーブルB12である。
(a)は「BB+リーチ目役5」又の当選ゲームで左→中→右の押し順で停止操作を行う場合において、第2停止後に下段ライン上にスイカテンパイ図柄が出現したことを示す図であり、(b)は(a)の場合における各演出の出現率を示すテーブルC11である。
リール停止制御の説明図である。
リール停止制御における課題の説明図である。
リール停止制御における停止可能図柄判定の第1説明図である。
停止可能図柄判定の基本動作の説明図である。
(a)は4階層のコントロールデータ(データ1~4)の模式図であり、(b)はデータ1~4を用いた停止可能図柄判定の説明図である。
データ1~4を用いた停止可能図柄判定の手順を示す図である。
(a)は従来の停止可能図柄判定における課題の説明図であり、(b)は本実施形態の遊技機における停止可能図柄判定の説明図である.。
データ1~4を用いて本発明の停止可能図柄判定を実行する場合の説明図である。
本実施形態の遊技機における停止可能図柄判定の具体的手法を示す図である。
本実施形態の遊技機における停止可能図柄判定の手順を示す図である。(a)は図柄番号8が仮押下位置の場合を示し、(b)は図柄番号7が仮押下位置の場合を示し、(c)は図柄番号6が仮押下位置の場合を示し、(d)は図柄番号5が仮押下位置の場合を示す。
ある図柄xの判定結果を示す図である。
スイカ図柄の図柄コードのイメージ図である。
図柄コード辞書テーブルのイメージ図である。
従来の停止可能図柄判定の説明図である。(a)はマスク後データの生成方法を示す図であり、(b)はマスク後データと判定データとを比較することに基づいて停止可能であることを示す図である。
マスクデータと判定データの関係性を示す図である。
(a)は従来のコントロールデータの構成を示す図であり、(b)は本実施形態の遊技機1におけるコントロールデータの構成を示す図である。
引き込みデータを用いた停止判定処理の説明図である。
外しデータを用いた停止判定処理の説明図である。
従来のコントロールデータと本実施形態の遊技機におけるコントロールデータのパターン数の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明に係る遊技機の好ましい実施形態について説明する。
本実施形態の遊技機は、実物のメダル(遊技媒体)を使用せず、メダルをデータ(いわゆるクレジットメダル)として管理し、電子情報でメダル貸出を行ない遊技するため、遊技者が遊技メダルに触れることなく遊技ができる装置である。
このように、遊技機は、当該データ形式の疑似遊技媒体を使用して遊技を行うメダルレス遊技機(以下、単に「遊技機1」とも称する)である。このような遊技機1は、スマートパチスロ(登録商標)、スマスロ(登録商標)等とも称される。
以下、遊技機1として、リアルボーナスの遊技が可能なノーマルタイプ(所謂Aタイプ)のスロットマシンに適用した例を説明するが、これに限らず、例えば、AT(ART)状態を有する6号機のスロットマシンに適用することもできる。
なお、遊技機1で使用されるデータとしてのメダルを「遊技メダル」と称し、過去の遊技で獲得した「遊技メダル」を遊技店側(管理装置、専用ユニット)に預けたデータとしてのメダルを「持メダル」と称する。
【0008】
図1は、遊技機1の外観を示す概略正面図である。
図2は、遊技機1の内部構成を示す概略斜視図である。
これらの図に示すように、前扉1aの中央部には、後方を視認可能な表示窓6が形成されており、この表示窓6を透して、リール41に表された図柄を視認することができる。
表示窓6の下方には、前側に突出する段部が形成されており、この段部の周辺に、ベットボタン2a、MAXベットボタン2b、演出ボタン2g、計数ボタン2c、精算ボタン2d、スタートレバー3、停止ボタン5などの操作手段や、遊技メダル数表示装置7、計数ボタンランプ2e、ベット数ランプ2fなどの報知手段を設けている。なお、遊技メダル数表示装置7は、段部の上面側や前面側に設けるようにしてもよい。
前扉1aの上部には、表示手段や報知手段として動作する表示器8を備えている。表示器8は、例えば、1画面の液晶表示器を例示することができるが、これに限らず、複数画面の構成(例えばメイン画面とサブ画面)でもよい。
前扉1aの中段には、ボーナス当選を告知するための告知ランプ12aと、ロゴ名を点灯可能なロゴランプ12cとを設けている。
前扉1aの下部には、下パネルを点灯可能な下パネルランプ12bを設けている。
表示器8に代え又は加えて前扉1aの下部に液晶表示器を設けてもよい。
【0009】
表示器8の側方には、報知手段として動作する、音による演出や報知を行うスピーカ9や、各役の入賞時や表示器8で表示される演出に対応して光の演出や報知を行うランプ11を備えている。
【0010】
筐体1bの内部には、遊技を統括的に制御するCPUを実装した主制御部10を備え、また、主制御部10の制御下で遊技の演出等に関する制御を行うCPUを実装した副制御部20を備えている。
また、筐体1bの内部には、ドラムユニット4を備えている。ドラムユニット4は、水平方向に並設される3つの回胴(リール41,左リール41a、中リール41b、右リール41c)を備えている。
図4は、リール41及び当該リール41の周面に配置されている図柄を示す図である。
図4に示すように、各リール41a~41cの周面には、所定の配列に従って複数の図柄(識別情報)が表され、リール41の停止状態において、各リール41a~41cについて、連続する所定数(例えば、3つ)の図柄が表示窓6を透して視認可能となっている。
図柄には、例えば、オレンジ、チェリー(チェリーA,B)、スイカ(スイカA,B)、ベル(ベルA,B)、リプレイ、BAR、セブンなどがある(図4)。
リール41(変動表示手段)は、所定数の図柄領域に分割して構成されている。
本実施形態の遊技機1は、0~20の図柄番号に対応して21個に分割された図柄領域ごとに各図柄が配置されている(図4)。
遊技機1は、複数の図柄が付されたリール41a~41cを回転させるための駆動手段としてステッピングモーター(図示省略)を備えている。
筐体1bの内部には、主制御部10及び副制御部20を含む各装置に電力を供給するための電源装置15を設けている。
筐体1bの内部には、遊技メダル数クリアボタン14や確率設定装置16が設けられており、台間装置である専用ユニット19が、各メダルレス遊技機1に対応して遊技機の外部に隣接されている(図示省略)。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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