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公開番号2025125866
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-28
出願番号2024022093
出願日2024-02-16
発明の名称車両の液体貯留構造
出願人豊田合成株式会社
代理人個人,個人
主分類B60S 1/50 20060101AFI20250821BHJP(車両一般)
要約【課題】車両の操縦安定性に及ぼす影響を小さくしつつ、車室外室のスペース効率の向上を図る。
【解決手段】液体貯留構造は、トランク20と、ウォッシャ液31(液体)の貯留室32を有するウォッシャタンク30(液体タンク)とが車室外室に配置される車両10に適用される。車両10は、動力源の収容される動力源ルーム12を車室外室として、車室の前方に有する。ウォッシャタンク30の骨格部分は、外殻部分が壁部により形成されたタンク本体部33により構成される。タンク本体部33は、壁部の一部に開口部39を有する。開口部39がトランク20の一部により閉塞された状態で、タンク本体部33の壁部が、開口部39の周縁部においてトランク20に対し、密着した状態で取り付けられる。タンク本体部33と、トランク20のうち開口部39を閉塞する部分とにより、ウォッシャタンク30が構成される。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
車室の外方に車室外室を有し、かつ前記車室外室には、トランクと、液体の貯留室を有する液体タンクとが配置される車両に適用されるものであり、
前記液体タンクの骨格部分は、外殻部分が壁部により形成されたタンク本体部により構成され、
前記タンク本体部は、前記壁部の一部に開口部を有し、
前記開口部が前記トランクの一部により閉塞された状態で、前記タンク本体部の前記壁部が、前記開口部の周縁部において前記トランクに対し、密着した状態で取り付けられ、
前記タンク本体部と、前記トランクのうち前記開口部を閉塞する部分とにより、前記液体タンクが構成されている、車両の液体貯留構造。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記貯留室に貯留される液体はウォッシャ液であり、
前記トランク及び前記タンク本体部は、それぞれ樹脂材料により形成されている、請求項1に記載の車両の液体貯留構造。
【請求項3】
前記トランク及び前記タンク本体部は、樹脂材料、又は樹脂材料を強化材料で強化した複合材料により形成され、
前記タンク本体部の前記壁部は、前記開口部の前記周縁部において前記トランクに対し、溶着により接合されている、請求項1又は請求項2に記載の車両の液体貯留構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の液体貯留構造に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
車両の前端部には、車体の剛性保持等のために、フロントエンドパネル(フロントフェイスサポート、ラジエータサポートと呼ばれる場合がある)が組み付けられる。構造材(骨格部材)であるフロントエンドパネルには、ラジエータ、ヘッドライト等が固定される。
【0003】
また、車両において、車室の外方に設けられた車室外室、例えば、エンジン、モータ等の動力源が収容される動力源ルームには、ウォッシャ液を貯留するウォッシャタンクが搭載される。
【0004】
これらのフロントエンドパネル及びウォッシャタンクに関する技術として、特許文献1には、樹脂製のウォッシャタンクをフロントエンドパネルに取り付けることにより構成された液体貯留構造が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-72591号公報
特開2021-146741号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、車両の主たる構造材(骨格部材)であるフロントエンドパネルにウォッシャタンクが取り付けられると、次の懸念がある。それは、ウォッシャタンク及びウォッシャ液により、フロントエンドパネルの全体の重量が増加し、固有振動数が小さくなる。このことが、車体の剛性感の低下を招き、車両の操縦安定性に影響を及ぼすおそれがある。また、ウォッシャ液が消費されたり、補充されたりすることで、ウォッシャ液を含むフロントエンドパネルの全体の重量が大きく変動する。これに伴い、フロントエンドパネルの上記固有振動数が変動し、上記剛性感が経時的にばらつく。この点も、車両の操縦安定性に影響を及ぼす要因となり得る。こうした問題は、ウォッシャ液とは異なる液体の貯留された液体タンクがフロントエンドパネルに取り付けられた液体貯留構造であれば、共通して起り得る。
【0007】
なお、特許文献2には、上記車室外室に収納構造を配置する技術が記載されている。このことから、車室外室に配置されている部材に、上記ウォッシャタンク等の液体タンクを取り付けることにより、液体貯留構造を構成することが考えられる。この液体貯留構造では、フロントエンドパネルに液体タンクを取り付ける場合の上記問題を解消できる反面、液体貯留構造が車室外室に占めるスペースが大きく、スペース効率の点で改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するための車両の液体貯留構造の各態様を記載する。
[態様1]車室の外方に車室外室を有し、かつ前記車室外室には、トランクと、液体の貯留室を有する液体タンクとが配置される車両に適用されるものであり、前記液体タンクの骨格部分は、外殻部分が壁部により形成されたタンク本体部により構成され、前記タンク本体部は、前記壁部の一部に開口部を有し、前記開口部が前記トランクの一部により閉塞された状態で、前記タンク本体部の前記壁部が、前記開口部の周縁部において前記トランクに対し、密着した状態で取り付けられ、前記タンク本体部と、前記トランクのうち前記開口部を閉塞する部分とにより、前記液体タンクが構成されている、車両の液体貯留構造。
【0009】
上記の構成によれば、車両の車室外室に配置されるトランクは、フロントエンドパネルとは異なり、車両の主たる構造材(骨格部材)としての役割を担っていない。トランクが車体の剛性感に及ぼす影響は、車両の主たる構造材が同剛性感に及ぼす影響よりも小さい。従って、タンク本体部及び液体の追加により、トランク及び液体タンクの全体の固有振動数が低下したとしても、そのことによる上記剛性感の低下は起こりにくい。ここで、液体タンク自体の重量と、貯留室内の液体の重量の合計値を、液体タンクの全体の重量とする。すると、液体が消費されたり、補充されたりして、液体タンクの全体の重量が変動しても、そのことが上記剛性感に及ぼす影響は小さい。
【0010】
また、上記の構成によれば、トランクのうち、開口部を閉塞する部分が液体タンクの壁部の一部を兼ねる。表現を変えると、トランクの一部と液体タンクの壁部の一部とが共通化される。そのため、トランクと液体タンクの壁部とが共通部分を有しない場合に比べ、タンク本体部がトランクに対し、より一層近付けられた箇所に配置される。トランクにタンク本体部が取り付けられてなる液体貯留構造が車室外室に占めるスペースは、共通部分を有しない場合よりも小さくなる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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