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公開番号2025125362
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-27
出願番号2024021386
出願日2024-02-15
発明の名称計測システム
出願人いすゞ自動車株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類G01B 15/02 20060101AFI20250820BHJP(測定;試験)
要約【課題】簡単な構成で変位計測を行うことが可能な計測システムを提供する。
【解決手段】計測システムは、RFIDタグと、導電性を有し、前記RFIDタグから離間して配置される導電部と、非導電性を有し、RFIDタグと導電部との間に介在するように配置される非導電部と、RFIDタグから離間して配置され、当該RFIDタグから送信される電波を受信可能なアンテナと、アンテナによって受信される電波の強度である受信電波強度を測定する電波強度測定部と、測定された受信電波強度に基づき、RFIDタグと導電部との間の距離であるRFIDタグ導電部間距離と前記受信電波強度との関係を示す関係情報を参照して、RFIDタグ導電部間距離を計測する距離計測部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
RFIDタグと、
導電性を有し、前記RFIDタグから離間して配置される導電部と、
非導電性を有し、前記RFIDタグと前記導電部との間に介在するように配置される非導電部と、
前記RFIDタグから離間して配置され、当該RFIDタグから送信される電波を受信可能なアンテナと、
前記アンテナによって受信される電波の強度である受信電波強度を測定する電波強度測定部と、
測定された前記受信電波強度に基づき、前記RFIDタグと前記導電部との間の距離であるRFIDタグ導電部間距離と前記受信電波強度との関係を示す関係情報を参照して、前記RFIDタグ導電部間距離を計測する距離計測部と、
を備える、
計測システム。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記非導電部は、前記RFIDタグと前記導電部と間に荷重がかかる負荷時に弾性変形する弾性部材を有し、
前記負荷時に計測される前記RFIDタグ導電部間距離と無負荷時に計測される前記RFIDタグ導電部間距離との差分を前記弾性部材の変形量とし、当該変形量、前記無負荷時における前記弾性部材の長さ、および、前記弾性部材が有する弾性係数に基づいて、前記荷重を計測する荷重計測部をさらに備える、
請求項1に記載の計測システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、計測システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、設備に取り付けられた無線タグと、無線タグの信号を読み取るリーダと、読み取られた信号に基づいて、無線タグの位置を特定するシステムが知られている。無線タグは、RFID(Radio Frequency Identification)に用いられるICタグであって、RFIDタグとも呼ばれる。
【0003】
例えば、特許文献1には、構造物の部材の力学的なモニタリングを行うためのセンサと、センサの安定作動に必要な電力を供給する1又は複数の電力供給タグと、センサの検出データを無線通信するデータ取得タグとを備え、構造物の部材を監視する監視システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-64346号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に記載の監視システムでは、電力を供給するための電力供給タグと、検査データを無線通信する取得タグとの2種類の無線タグが必要になるため、システムが複雑な構成になって、コストが嵩むという問題がある。
【0006】
本開示の目的は、簡単な構成で変位計測を行うことが可能な計測システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するため、本開示における計測システムは、
RFIDタグと、
導電性を有し、前記RFIDタグから離間して配置される導電部と、
非導電性を有し、前記RFIDタグと前記導電部との間に介在するように配置される非導電部と、
前記RFIDタグから離間して配置され、当該RFIDタグから送信される電波を受信可能なアンテナと、
前記アンテナによって受信される電波の強度である受信電波強度を測定する電波強度測定部と、
測定された前記受信電波強度に基づき、前記RFIDタグと前記導電部との間の距離であるRFIDタグ導電部間距離と前記受信電波強度との関係を示す関係情報を参照して、前記RFIDタグ導電部間距離を計測する距離計測部と、
を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、簡単な構成で変位計測を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の実施の形態における計測システムの中の一般的な構成を示す構成図である。
図2は、本開示の実施の形態における計測システムの機能を示す機能ブロック図である。
図3は、RFIDタグとアンテナ等との位置関係を示す図である。
図4は、RSSI減衰量とRFIDタグ導電部間距離との関係を示す曲線グラフである。
図5は、4条件のそれぞれにおけるRSSIの減衰量とRFIDタグ導電部間距離との関係を示す曲線グラフである。
図6は、所定の距離でオフセットされた場合におけるRSSIの減衰量とRFIDタグ導電部間距離との関係を示す曲線グラフである。
図7Aは、本開示の実施の形態における計測システム200の平面図である。
図7Bは、本開示の実施の形態における計測システム200の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本開示の実施の形態における計測システムの中の一般的な構成を示す構成図である。図2は、本開示の実施の形態における計測システムの機能を示す機能ブロック図である。図3は、RFIDタグとアンテナ等との位置関係を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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