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公開番号2025124971
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-27
出願番号2024020742
出願日2024-02-15
発明の名称半導体装置
出願人ミネベアパワーデバイス株式会社
代理人ポレール弁理士法人
主分類H01R 4/34 20060101AFI20250820BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】主端子に補助端子が取り付けられる構成を有する半導体装置において、補助端子の挿入のしやすさを維持し、バスバーの取り外しにより主端子に曲げ変形が生じた場合にも、補助端子の落下を防止する。
【解決手段】端子台を有するケースと、主端子と、バスバーと、補助端子と、を備える半導体装置であって、補助端子は、端子台及び主端子のうち少なくともいずれか一方からの押圧を受ける板ばね部を有し、端子台と補助端子との間又は主端子と補助端子との間には、互いにはめ合う凹凸構造を有する。
【選択図】図5A
特許請求の範囲【請求項1】
端子台を有するケースと、
主端子と、
バスバーと、
補助端子と、を備え、
前記補助端子は、前記端子台及び前記主端子のうち少なくともいずれか一方からの押圧を受ける板ばね部を有し、
前記端子台と前記補助端子との間又は前記主端子と前記補助端子との間には、互いにはめ合う凹凸構造を有する、半導体装置。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記凹凸構造は、前記端子台に設けられた凸部と前記補助端子に設けられた凹部とで構成されたもの、又は前記端子台に設けられた凹部と前記補助端子に設けられた凸部とで構成されたものである、請求項1記載の半導体装置。
【請求項3】
少なくとも1本のボルトを更に備え、
前記端子台、前記主端子、前記バスバー及び前記補助端子は、重ねられ、前記ボルトにより締結されている、請求項2記載の半導体装置。
【請求項4】
前記補助端子に設けられた前記凹部は、切り欠き部又は貫通孔である、請求項2記載の半導体装置。
【請求項5】
前記補助端子は、主端子接続部及び屈曲部を有し、
前記板ばね部は、前記主端子接続部の先端部に支持され前記屈曲部に向かう腕部を有する、請求項1記載の半導体装置。
【請求項6】
前記補助端子は、主端子接続部、鉛直部及び補助配線接続部を有し、
前記主端子接続部と前記鉛直部との間、及び前記鉛直部と前記補助配線接続部との間にはそれぞれ、屈曲部が設けられ、
前記補助端子は、前記端子台と前記主端子との間に配置されている、請求項1記載の半導体装置。
【請求項7】
前記凹凸構造は、前記端子台に設けられた凸部と前記補助端子に設けられた凹部とで構成されたものであり、
前記補助端子に設けられた前記凹部は、切り欠き部又は貫通孔である、請求項6記載の半導体装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
パワー半導体モジュールの主端子は、ケースの外部に露出する状態でねじにより固定されている。この主端子は、バスバー及び補助端子とともに積層され、1本のねじにより固定されている。補助端子のもう一方の端部は、補助配線とともにもう1本のねじにより固定されている。
【0003】
特許文献1には、バスバーと端子台とを備える電気機器であって、バスバーは、端子台の側面に配される主板部と、該主板部から突出したボルト締結板部及びナット締結板部を備え、端子台は、側面から突出した底部と、該底部からボルトの軸方向におけるボルト側に突出した壁部とを備えるものが開示されている。特許文献1には、上記の電気機器を用いることにより、バスバーを端子台に締結する作業を容易に行うことが可能になり、部品点数を低減でき、端子台を小型化できることが記載されている。また、特許文献1には、電気機器の例として、複数の半導体モジュールと、平滑用のコンデンサと、半導体モジュールに接続した制御回路基板とを備えるものが開示されている。
【0004】
特許文献2には、電気部品の端子部に接続されるバスバーの位置決め構造であって、端子部におけるバスバーの配置を位置決めする位置決め部を有し、位置決め部は、バスバーの端面と当接する当接部と、バスバーの側面から当該バスバーを係止する一対の係止部と、を備えたものが開示されている。特許文献2には、上記の構造により、電気機器を組み立てる際のバスバーと電気部品との干渉が回避され、電気機器の組み立て性の向上が図られることが記載されている。また、特許文献2には、電気部品の例として、電力変換装置の半導体モジュールが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-77087号公報
特開2023-114518号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
パワー半導体モジュールの主端子に接続されたバスバーや補助配線を取り外す際には、補助端子を支える部品がなくなるため、補助端子が落下するおそれがある。
【0007】
特許文献1に記載のバスバーは、端子台の表面においてボルトの軸方向の両側に配置される部分を有し、かつ、端子台にバスバー保持部を設けている点で、形状的に若干複雑である。
【0008】
特許文献2に記載のバスバー位置決め構造は、電気機器を組み立てる際のバスバーと電気部品との干渉を回避することを主眼としているため、部品の取り外しの過程で補助端子の落下を防止できるかどうかは不明である。
【0009】
本開示の目的は、主端子に補助端子が取り付けられる構成を有する半導体装置において、補助端子の挿入のしやすさを維持し、バスバーの取り外しにより主端子に曲げ変形が生じた場合にも、補助端子の落下を防止することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の半導体装置は、端子台を有するケースと、主端子と、バスバーと、補助端子と、を備え、補助端子は、端子台及び主端子のうち少なくともいずれか一方からの押圧を受ける板ばね部を有し、端子台と補助端子との間又は主端子と補助端子との間には、互いにはめ合う凹凸構造を有する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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