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公開番号
2025123543
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2025106903,2024047724
出願日
2025-06-25,2020-06-29
発明の名称
装置、方法及びプログラム
出願人
NTT株式会社
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
G06F
16/90 20190101AFI20250815BHJP(計算;計数)
要約
【課題】機械読解により質問に対する応答を出力する際、複数の出力形式で出力する。
【解決手段】質問応答装置は、質問と、該質問に応答する際に用いられる関連文書とを入力として、該質問と該関連文書との関連性を示す情報を算出する算出部と、前記算出部により算出された前記関連性を示す情報をそれぞれの入力として、互いに異なる出力形式で、前記質問に対する応答を出力する複数の出力部と、前記複数の出力部が各出力形式で出力した各応答の中から、予め定められた数の応答を選択する選択部とを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
質問と、該質問に応答する際に用いられる関連文書とを入力として、該質問と該関連文書との関連性を示す情報を算出する算出部と、
前記算出部により算出された前記関連性を示す情報をそれぞれの入力として、互いに異なる出力形式で、前記質問に対する応答を出力する複数の出力部と、
前記複数の出力部が各出力形式で出力した各応答の中から、予め定められた数の応答を選択する選択部と
を有する質問応答装置。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記算出部により算出された前記関連性を示す情報を受け取り、前記複数の出力部が各出力形式で出力する各応答の確率分布を算出する指標算出部を更に有し、
前記選択部は、前記各応答の確率分布に基づき、予め定められた数の応答を選択する、請求項1に記載の質問応答装置。
【請求項3】
前記複数の出力部が各応答を出力する際に算出された情報を受け取り、前記複数の出力部それぞれに対するスコアを算出する複数の指標算出部を更に有し、
前記選択部は、前記複数の出力部それぞれに対するスコアに基づき、予め定められた数の応答を選択する、請求項1に記載の質問応答装置。
【請求項4】
質問と、該質問に応答する際に用いられる関連文書とを入力として、該質問と該関連文書との関連性を示す情報を算出する算出工程と、
前記算出工程において算出された前記関連性を示す情報をそれぞれの入力として、互いに異なる出力形式で、前記質問に対する応答を出力する複数の出力工程と、
前記複数の出力工程において各出力形式で出力された各応答の中から、予め定められた数の応答を選択する選択工程と
を有する質問応答方法。
【請求項5】
質問と、該質問に応答する際に用いられる関連文書とを入力として、該質問と該関連文書との関連性を示す情報を算出する算出工程と、
前記算出工程において算出された前記関連性を示す情報をそれぞれの入力として、互いに異なる出力形式で、前記質問に対する応答を出力する複数の出力工程と、
前記複数の出力工程において各出力形式で出力された各応答の中から、予め定められた数の応答を選択する選択工程と
をコンピュータに実行させるための質問応答プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、質問応答装置、質問応答方法及び質問応答プログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ユーザが自然言語で入力した質問に対して、自動で応答する質問応答技術として、機械読解が知られている。機械読解とは、ユーザによる質問と、自然言語で記述された関連文書(「パッセージ」と称す)とを入力し、パッセージ中から抽出した情報に基づいて、入力された質問に対する応答を出力する技術である。
【0003】
当該機械読解により質問に対する応答を出力する際の出力形式は様々であり、一例として、
・パッセージから抽出した情報に基づいて、文生成により生成した回答文を出力する形式、
・パッセージから抽出した情報に基づいて、YES/NOなどのラベルを出力する形式、
・パッセージから抽出した情報に基づいて生成した質問(回答を絞り込むための質問)を出力する形式、
等が挙げられる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
Kyosuke Nishida, Itsumi Saito, Kosuke Nishida, Kazutoshi Shinoda, Atsushi Otsuka, Hisako Asano, and Junji Tomita, "Multi-style generative reading comprehension", In Proceedings of the 57th Annual Meeting of the Association for Computational Linguistics (ACL2019), pp. 2273-2284, 2019.
Kosuke Nishida,Kyosuke Nishida,Masaaki Nagata,Itsumi Saito,Atushi Otuka, Hisako Asano and Junji Tomita, "Answering while Summarizing: Multi-task Learning for Multi-hop QA with Evidence Extraction", Proceedings of the 57th Annual Meeting of the Association for Computational Linguistics (ACL2019), pp.2273- 2284.2019.
大塚淳史, 西田京介, 斉藤いつみ, 浅野久子, 富田準二, 佐藤哲司.質問意図の明確 化に着目した機械読解による質問応答手法の提案.人工知能学会論文誌,vol.34, no.5 A-J14,pp.1-12,2019.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、上記いずれの出力形式でも出力可能な機械読解を実現するには、それぞれの出力形式に対応する機械読解モデルを組み合わせることが考えられる。
【0006】
しかしながら、出力形式の数に応じた数の機械読解モデルをメモリ上に展開して実行させる構成とすると、装置内のリソースが大量に消費されることとなり、リソースに制約のある装置においては、実現可能性が低い。
【0007】
本開示は、機械読解により質問に対する応答を出力する際、複数の出力形式で出力可能な質問応答装置、質問応答方法及び質問応答プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様によれば、質問応答装置は、
質問と、該質問に応答する際に用いられる関連文書とを入力として、該質問と該関連文書との関連性を示す情報を算出する算出部と、
前記算出部により算出された前記関連性を示す情報をそれぞれの入力として、互いに異なる出力形式で、前記質問に対する応答を出力する複数の出力部と、
前記複数の出力部が各出力形式で出力した各応答の中から、予め定められた数の応答を選択する選択部とを有する。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、機械読解により質問に対する応答を出力する際、複数の出力形式で出力可能な質問応答装置、質問応答方法及び質問応答プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、質問応答装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2は、比較例の質問応答部の機能構成を示す図である。
図3は、第1の実施形態に係る質問応答装置の質問応答部の機能構成の一例を示す図である。
図4は、第1の実施形態に係る質問応答装置の学習フェーズにおける動作例を示す第1の図である。
図5は、第1の実施形態に係る質問応答装置の学習フェーズにおける動作例を示す第2の図である。
図6は、第1の実施形態に係る質問応答装置の学習フェーズにおける動作例を示す第3の図である。
図7は、第1の実施形態に係る質問応答装置による質問応答処理の流れを示すフローチャートである。
図8は、第2の実施形態に係る質問応答装置の機能構成の一例を示す図である。
図9は、第2の実施形態に係る質問応答装置の学習フェーズにおける動作例を示す第1の図である。
図10は、第2の実施形態に係る質問応答装置の学習フェーズにおける動作例を示す第2の図である。
図11は、第2の実施形態に係る質問応答装置の学習フェーズにおける動作例を示す第3の図である。
図12は、第2の実施形態に係る質問応答装置による質問応答処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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