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公開番号
2025122323
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-21
出願番号
2024017697
出願日
2024-02-08
発明の名称
ケーブル接続構造、連結電力ケーブル、およびケーブル接続構造の製造方法
出願人
住電機器システム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02G
15/08 20060101AFI20250814BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】ケーブル接続構造の安定的な絶縁性を得る。
【解決手段】ケーブル接続構造は、導体、ケーブル絶縁層およびケーブル金属遮蔽層を、導体の中心軸から外周に向けてこの順でそれぞれ有する一対の電力ケーブルと、一対の電力ケーブルの導体を接続する筒状のスリーブと、スリーブを含む領域の外周を覆うように設けられ、スリーブの周辺の絶縁性を確保する筒状の絶縁ユニットと、一対の電力ケーブルのそれぞれの外周を囲み、且つ、絶縁ユニットの軸方向の端部に接するように設けられ、絶縁ユニットの端部から導体に沿って遠ざかる方向に向けて徐々に縮径したスペーサと、絶縁ユニットよりも外側に配置され、外部に接地されるか、或いは一対の電力ケーブルのケーブル金属遮蔽層の間を繋ぐ金属線と、一対の電力ケーブルのそれぞれのケーブル金属遮蔽層および金属線を接続する遮蔽接続部と、を備え、遮蔽接続部は、スペーサに固定されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
導体、ケーブル絶縁層およびケーブル金属遮蔽層を、前記導体の中心軸から外周に向けてこの順でそれぞれ有する一対の電力ケーブルと、
前記一対の電力ケーブルの前記導体を接続する筒状のスリーブと、
前記スリーブを含む領域の外周を覆うように設けられ、前記スリーブの周辺の絶縁性を確保する筒状の絶縁ユニットと、
前記一対の電力ケーブルのそれぞれの外周を囲み、且つ、前記絶縁ユニットの軸方向の端部に接するように設けられ、前記絶縁ユニットの前記端部から前記導体に沿って遠ざかる方向に向けて徐々に縮径したスペーサと、
前記絶縁ユニットよりも外側に配置され、外部に接地されるか、或いは前記一対の電力ケーブルの前記ケーブル金属遮蔽層の間を繋ぐ金属線と、
前記一対の電力ケーブルのそれぞれの前記ケーブル金属遮蔽層および前記金属線を接続する遮蔽接続部と、
を備え、
前記遮蔽接続部は、前記スペーサに固定されている
ケーブル接続構造。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記スペーサは、モールド成形体として構成されている
請求項1に記載のケーブル接続構造。
【請求項3】
前記遮蔽接続部は、金属を含み、前記ケーブル金属遮蔽層の端部に接続された端子と前記金属線の端部に接続された端子とが接続される集電板を有し、
前記集電板は、前記スペーサに固定されている
請求項1または請求項2に記載のケーブル接続構造。
【請求項4】
前記集電板は、前記スペーサの外周面上に載置されている
請求項3に記載のケーブル接続構造。
【請求項5】
前記遮蔽接続部は、前記スペーサの外周面に対して前記集電板を締め付けるバンドを有する
請求項3に記載のケーブル接続構造。
【請求項6】
前記スペーサは、前記集電板に係合することで前記集電板を当該スペーサに固定する係合部を有する
請求項3に記載のケーブル接続構造。
【請求項7】
前記集電板は、前記スペーサとともに一体成形されている
請求項3に記載のケーブル接続構造。
【請求項8】
前記スペーサは、
前記絶縁ユニットの前記端部から前記導体に沿って遠ざかる方向に向けて徐々に縮径した円錐部と、
前記円錐部の縮径した端部に接続され、前記円錐部から遠ざかる方向に一定の直径で延在した円筒部と、
を有し、
前記集電板は、前記スペーサの前記円筒部に固定されている
請求項3に記載のケーブル接続構造。
【請求項9】
前記集電板において、前記金属線の接続点から前記ケーブル金属遮蔽層の接続点に向かう方向に直交する断面の面積は、前記ケーブル金属遮蔽層に含まれる複数のワイヤシールドの軸方向に直交する断面の合計面積以上である
請求項3に記載のケーブル接続構造。
【請求項10】
請求項1または請求項2に記載のケーブル接続構造を少なくとも1つ備えた
連結電力ケーブル。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ケーブル接続構造、連結電力ケーブル、およびケーブル接続構造の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
一対の電力ケーブルを接続するケーブル接続構造として、様々な構造が開示されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-216807号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的は、ケーブル接続構造の安定的な絶縁性を得ることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様によれば、導体、ケーブル絶縁層およびケーブル金属遮蔽層を、前記導体の中心軸から外周に向けてこの順でそれぞれ有する一対の電力ケーブルと、前記一対の電力ケーブルの前記導体を接続する筒状のスリーブと、前記スリーブを含む領域の外周を覆うように設けられ、前記スリーブの周辺の絶縁性を確保する筒状の絶縁ユニットと、前記一対の電力ケーブルのそれぞれの外周を囲み、且つ、前記絶縁ユニットの軸方向の端部に接するように設けられ、前記絶縁ユニットの前記端部から前記導体に沿って遠ざかる方向に向けて徐々に縮径したスペーサと、前記絶縁ユニットよりも外側に配置され、外部に接地されるか、或いは前記一対の電力ケーブルの前記ケーブル金属遮蔽層の間を繋ぐ金属線と、前記一対の電力ケーブルのそれぞれの前記ケーブル金属遮蔽層および前記金属線を接続する遮蔽接続部と、を備え、前記遮蔽接続部は、前記スペーサに固定されているケーブル接続構造が提供される。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、ケーブル接続構造の安定的な絶縁性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、電力ケーブルを示す概略断面図である。
図2は、本開示の一実施形態に係るケーブル接続構造を示す導体の軸方向に沿った概略断面図である。
図3は、本開示の一実施形態に係るケーブル接続構造の一部を拡大した概略斜視図である。
図4は、本開示の一実施形態に係るケーブル接続構造の一部を拡大した概略断面図である。
図5は、本開示の一実施形態に係るケーブル接続構造の一部を拡大した概略断面図である。
図6Aは、本開示の一実施形態に係るスペーサを示す概略斜視図である。
図6Bは、本開示の一実施形態に係るスペーサを示す概略斜視図である。
図7は、本開示の一実施形態の変形例1に係るケーブル接続構造の一部を拡大した概略断面図である。
図8は、本開示の一実施形態の変形例2に係るケーブル接続構造の一部を拡大した概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示の実施形態の説明]
<発明者の得た知見>
まず、発明者の得た知見について説明する。
【0009】
ケーブル接続構造には、外部に接地される接地線、または一対の電力ケーブルのケーブル金属遮蔽層の間を繋ぐ編組線として構成される金属線が設けられることがある。このような金属線は、一対の電力ケーブルのそれぞれにおいてケーブル金属遮蔽層のワイヤシールドと接続される必要がある。
【0010】
従来では、金属線とケーブル金属遮蔽層のワイヤシールドとを接続する構造は、ケーブル接続構造の絶縁ユニットの外側を保護する保護部の構成に応じて異なっていた。
(【0011】以降は省略されています)
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