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公開番号2025115706
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024010297
出願日2024-01-26
発明の名称モータ制御装置
出願人株式会社デンソー
代理人個人,個人,個人
主分類H02P 29/024 20160101AFI20250731BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】通信装置などを追加することなく不具合解析用のデータを出力できるモータ制御装置を提供すること。
【解決手段】モータ制御装置100は、指令信号が入力される信号入力端子31と、モータに対する駆動信号を出力するための複数の相端子32~34とを備えている。また、モータ制御装置100は、指令信号に基づいて駆動信号を生成するとともに各相端子を介して駆動信号を出力する処理装置11と、モータの不具合解析用のダイアグデータが記憶された不揮発性メモリ12と、を備えている。そして、処理装置は、信号入力端子から出力指令信号が入力されると、各相端子を介してダイアグデータを出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
モータを駆動制御するモータ制御装置であって、
指令信号が入力される入力端子(31)と、
前記モータに対する駆動信号を出力するための複数のモータ出力端子(32~34)と、
前記指令信号に基づいて前記駆動信号を生成するとともに、前記モータ出力端子を介して前記駆動信号を出力する処理部(11)と、
前記モータの不具合解析用のデータが記憶された記憶部(12)と、を備え、
前記処理部は、前記入力端子から出力指令信号が入力されると、前記モータ出力端子を介して前記データを出力するモータ制御装置。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記記憶部は、不揮発性メモリである請求項1に記載のモータ制御装置。
【請求項3】
前記処理部は、前記駆動信号とは異なる態様で前記データを出力する請求項1または2に記載のモータ制御装置。
【請求項4】
前記記憶部には、複数種類の前記データが記憶可能であり、
前記処理部は、前記データの種類ごとに、PWM周波数、PWMデューティ、通電する前記モータ出力端子の組み合わせの少なくとも一つを変化させる請求項3に記載のモータ制御装置。
【請求項5】
前記処理部は、全ての前記モータ出力端子から同じPWM周波数および同じPWMデューティで前記データを出力する請求項3に記載のモータ制御装置。
【請求項6】
前記処理部は、前記記憶部に記憶された複数の前記データを順番に出力し、全ての前記データの出力が完了すると、前記モータ出力端子を介した前記データの出力を停止する請求項1または2に記載のモータ制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、モータ制御装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示されているように診断装置がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-20983号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、モータ制御装置は、不具合解析用のデータを記憶部に記憶させておく構成が考えられる。しかしながら、このモータ制御装置では、データを外部に出力するために通信装置が必要になる。
【0005】
開示される一つの目的は、通信装置を追加することなく不具合解析用のデータを出力できるモータ制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ここに開示されたモータ制御装置は、
モータを駆動制御するモータ制御装置であって、
指令信号が入力される入力端子(31)と、
モータに対する駆動信号を出力するための複数のモータ出力端子(32~34)と、
指令信号に基づいて駆動信号を生成するとともに、モータ出力端子を介して駆動信号を出力する処理部(11)と、
モータの不具合解析用のデータが記憶された記憶部(12)と、を備え、
処理部は、入力端子から出力指令信号が入力されると、モータ出力端子を介してデータを出力することを特徴とする。
【0007】
このように、モータ制御装置は、不具合解析用のデータをモータ出力端子から出力する。そのため、モータ制御装置は、通信装置を追加することなく不具合解析用のデータを出力できる。
【0008】
この明細書において開示された複数の態様は、それぞれの目的を達成するために、互いに異なる技術的手段を採用する。請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態の部分との対応関係を例示的に示すものであって、技術的範囲を限定することを意図するものではない。この明細書に開示される目的、特徴、および効果は、後続の詳細な説明、および添付の図面を参照することによってより明確になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
モータ制御装置の概略構成を示すブロック図である。
モータ制御装置の処理動作を示すフローチャートである。
モータ制御装置のダイアグ出力モード処理を示すフローチャートである。
モータ制御装置のダイアグ出力モード処理を示すタイムチャートである。
不揮発性メモリの記憶内容の一例を示すイメージ図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下において、図面を参照しながら、本開示を実施するための形態を説明する。モータ制御装置100は、上位制御装置などからの指令信号に応じて、モータを駆動制御する装置である。モータ制御装置100は、制御対象のモータと別体に設けられている。本実施形態では、モータの一例として3相モータを採用する。
(【0011】以降は省略されています)

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