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公開番号2025121666
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-20
出願番号2024017250
出願日2024-02-07
発明の名称座席使用状態認識装置
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類B60N 2/90 20180101AFI20250813BHJP(車両一般)
要約【課題】座席の使用状態の認識精度の向上させることができる座席使用状態認識装置を提供する。
【解決手段】座席使用状態認識装置1は、移動体100に設けられて、座面51と、座面51の幅方向の端部に設けられて座面51よりも上側に突出したサイドサポート部52と、を有する座席50の使用状態を認識する。座席使用状態認識装置1は、座面51の第1検出箇所と、サイドサポート部52の座面51側の側面の第2検出箇所と、サイドサポート部52の上端の第3検出箇所と、への接触の有無を検出する接触センサ31a,31b,32,33と、接触センサ31a,31b,32,33による第1検出箇所と第2検出箇所と第3検出箇所への接触の有無の検出状況に基づいて、座席50の使用状態を判断する判断部11と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
移動体に設けられて、座面と、前記座面の幅方向の端部に設けられて前記座面よりも上側に突出したサイドサポート部と、を有する座席の使用状態を認識する座席使用状態認識装置であって、
前記座面の第1検出箇所と、前記サイドサポート部の前記座面側の側面の第2検出箇所と、前記サイドサポート部の上端の第3検出箇所と、への接触の有無を検出する接触センサと、
前記接触センサによる前記第1検出箇所と前記第2検出箇所と前記第3検出箇所への接触の有無の検出状況に基づいて、前記座席の使用状態を判断する判断部と、
を備える座席使用状態認識装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記判断部は、前記接触センサにより、前記第1検出箇所への接触が検出されている場合に、前記座面に物体が載っていると判断する
請求項1に記載の座席使用状態認識装置。
【請求項3】
前記判断部は、前記接触センサにより、前記第1検出箇所への接触が検出され且つ前記第2検出箇所への接触が検出されていない場合は、前記座席に第1サイズの乗員が着座していると判断し、前記接触センサにより、前記第1検出箇所と、前記第2検出箇所又は前記第3検出箇所とへの接触が検出されている場合は、前記座席に第1サイズよりも大きい第2サイズの乗員が着座していると判断する
請求項1又は請求項2に記載の座席使用状態認識装置。
【請求項4】
前記接触センサは、前記座面の前端部の第4検出箇所と、前記座面の後端部の第5検出箇所と、への接触の有無をさらに検出し、前記第1検出箇所は、前記第4検出箇所と前記第5検出箇所の間に位置し、
前記判断部は、前記接触センサにより、前記第1検出箇所及び前記第4検出箇所への接触が検出され、且つ前記第5検出箇所への接触が検出されていない場合は、前記座席に第3サイズの乗員が着座していると判断し、前記接触センサにより、前記第1検出箇所及び前記第5検出箇所への接触が検出されている場合は、前記座席に前記第3サイズよりも大きい第4サイズの乗員が着座していると判断する
請求項1又は請求項2に記載の座席使用状態認識装置。
【請求項5】
前記判断部は、前記接触センサにより、前記第4検出箇所及び前記第5検出箇所への接触が検出されず、且つ前記第1検出箇所への接触が検出されている場合に、前記座席に乗員以外の物体が載っていると判断する
請求項4に記載の座席使用状態認識装置。
【請求項6】
前記判断部は、前記接触センサにより、前記第1検出箇所への接触が検出されず、且つ前記第2検出箇所又は前記第3検出箇所への接触が検出されている場合に、前記座席に乗員以外の物体が載っていると判断する
請求項1又は請求項2に記載の座席使用状態認識装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、座席使用状態認識装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車内の赤外線センサ、超音波センサ、座席センサ等により座席状態及び乗員の位置、体格を検知して、エアバッグと乗員との距離に応じてエアバッグの展開制御を行う装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-188220号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、赤外線センサや超音波センサのような非接触型のセンサを採用した場合、センサの付近の障害物によって、座席状態や乗員の位置の正常な検知が妨げられるという不都合がある。また、座席に設けた重量センサによる検出重量によって、乗員が大人であるか子供であるか等の乗員のサイズを判断する場合、座席にチャイルドシートが装着されているときには、乗員のサイズの判別が難しいという不都合がある。そこで、上記不都合を解消するために、座席に着座している乗員のサイズや、チャイルドシートの使用の有無等の座席の使用状態の認識を、精度良く行うことが本願発明の課題である。
本願は、上記課題の解決のため、座席の使用状態の認識精度の向上を目的としたものである。そして、延いては交通の安全性をより一層改善して持続可能な輸送システムの発展に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するための構成として、移動体に設けられて、座面と、前記座面の幅方向の端部に設けられて前記座面よりも上側に突出したサイドサポート部と、を有する座席の使用状態を認識する座席使用状態認識装置であって、前記座面の第1検出箇所と、前記サイドサポート部の前記座面側の側面の第2検出箇所と、前記サイドサポート部の上端の第3検出箇所と、への接触の有無を検出する接触センサと、前記接触センサによる前記第1検出箇所と前記第2検出箇所と前記第3検出箇所への接触の有無の検出状況に基づいて、前記座席の使用状態を判断する判断部と、を備える座席使用状態認識装置が挙げられる。
【0006】
上記座席使用状態認識装置において、前記判断部は、前記接触センサにより、前記第1検出箇所への接触が検出されている場合に、前記座面に物体が載っていると判断する構成としてもよい。
【0007】
上記座席使用状態認識装置において、前記判断部は、前記接触センサにより、前記第1検出箇所への接触が検出され且つ前記第2検出箇所への接触が検出されていない場合は、前記座席に第1サイズの乗員が着座していると判断し、前記接触センサにより、前記第1検出箇所と、前記第2検出箇所又は前記第3検出箇所とへの接触が検出されている場合は、前記座席に第1サイズよりも大きい第2サイズの乗員が着座していると判断する構成としてもよい。
【0008】
上記座席使用状態認識装置において、前記接触センサは、前記座面の前端部の第4検出箇所と、前記座面の後端部の第5検出箇所と、への接触の有無をさらに検出し、前記第1検出箇所は、前記第4検出箇所と前記第5検出箇所の間に位置し、前記判断部は、前記接触センサにより、前記第1検出箇所及び前記第4検出箇所への接触が検出され、且つ前記第5検出箇所への接触が検出されていない場合は、前記座席に第3サイズの乗員が着座していると判断し、前記接触センサにより、前記第1検出箇所及び前記第5検出箇所への接触が検出されている場合は、前記座席に前記第3サイズよりも大きい第4サイズの乗員が着座していると判断する構成としてもよい。
【0009】
上記座席使用状態認識装置において、前記判断部は、前記接触センサにより、前記第4検出箇所及び前記第5検出箇所への接触が検出されず、且つ前記第1検出箇所への接触が検出されている場合に、前記座席に乗員以外の物体が載っていると判断する構成としてもよい。
【0010】
上記座席使用状態認識装置において、前記判断部は、前記接触センサにより、前記第1検出箇所への接触が検出されず、且つ前記第2検出箇所又は前記第3検出箇所への接触が検出されている場合に、前記座席に乗員以外の物体が載っていると判断する構成としてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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