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公開番号
2025119382
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-14
出願番号
2024014254
出願日
2024-02-01
発明の名称
電気回路遮断装置
出願人
株式会社ダイセル
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H01H
39/00 20060101AFI20250806BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】点火器が放出した燃焼ガスの漏洩をより確実に防止可能な電気回路遮断装置を提供する。
【解決手段】電気回路遮断装置は、一方向に延在する放出空間を内包するハウジングと、ハウジングに設けられ、作動することで放出空間に燃焼ガスを放出する点火器と、ハウジングに設けられると共に電気回路の一部を形成する導体片であって、その一部に放出空間に放出された燃焼ガスのエネルギーにより切断される被切断部を有し、当該被切断部が放出空間を横切るように配置された導体片と、を備え、導体片におけるハウジングとの接触領域の少なくとも一部には、放出空間に放出された燃焼ガスがハウジングと接触領域との間からハウジングの外部へ漏洩することを防止するように複数の小凸部又は複数の小凹部が配置された、漏洩防止部が形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
一方向に延在する放出空間を内包するハウジングと、
前記ハウジングに設けられ、作動することで前記放出空間に燃焼ガスを放出する点火器と、
前記ハウジングに設けられると共に電気回路の一部を形成する導体片であって、その一部に前記放出空間に放出された前記燃焼ガスのエネルギーにより切断される被切断部を有し、当該被切断部が前記放出空間を横切るように配置された導体片と、
を備え、
前記導体片における前記ハウジングとの接触領域の少なくとも一部には、前記放出空間に放出された前記燃焼ガスが前記ハウジングと前記接触領域との間から前記ハウジングの外部へ漏洩することを防止可能にするように複数の小凸部又は複数の小凹部が配置された、漏洩防止部が形成されている、
電気回路遮断装置。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記漏洩防止部は、
前記点火器の作動時に、前記ハウジングと前記漏洩防止部との間に隙間が形成されたときに、当該隙間によって形成される前記燃焼ガスの流路がラビリンス状になるように形成されている、
請求項1に記載の電気回路遮断装置。
【請求項3】
前記漏洩防止部は、前記燃焼ガスの放出方向における前記導体片の両側の面のうち、少なくとも前記点火器とは反対側の面に形成されている、
請求項1又は2に記載の電気回路遮断装置。
【請求項4】
前記漏洩防止部は、前記導体片の両面に形成されている、
請求項1又は2に記載の電気回路遮断装置。
【請求項5】
前記漏洩防止部の全体が前記ハウジングによって覆われている、
請求項1又は2に記載の電気回路遮断装置。
【請求項6】
前記漏洩防止部は、
ひし形の前記小凸部を複数有し、あや目状に形成されている、
請求項1又は2に記載の電気回路遮断装置。
【請求項7】
前記漏洩防止部は、
環状の前記小凹部を複数有する、
請求項1又は2に記載の電気回路遮断装置。
【請求項8】
前記漏洩防止部は、前記ハウジングに埋め込まれている、
請求項1又は2に記載の電気回路遮断装置。
【請求項9】
前記ハウジングと前記導体片とが一体に成形されている、
請求項1又は2に記載の電気回路遮断装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気回路遮断装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ハウジングに設けられた点火器と、ハウジング内に形成された筒状空間に配置された発射体であって、点火器から受けるエネルギーにより筒状空間を移動可能に形成された発射体と、ハウジングに設けられると共に電気回路の一部を形成する導体片であって、その一部に発射体によって切除される被切除部を有し、当該被切除部が筒状空間を横切るように配置された導体片と、筒状空間のうち、点火器の作動前において被切除部を挟んで発射体とは反対側に位置し、発射体によって切除された被切除部を受けるための消弧領域と、消弧領域に配置された、繊維状のクーラント材と、を備える電気回路遮断装置が提案されていた(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-128894号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電気回路遮断装置では、点火器が高圧の燃焼ガスを放出することで、導体片を切断するためのエネルギーが発生する。この際、ハウジングと導体片との間から当該燃焼ガスが漏れる可能性がある。
【0005】
本開示の技術は、点火器が放出した燃焼ガスの漏洩をより確実に防止可能な電気回路遮断装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
電気回路遮断装置は、一方向に延在する放出空間を内包するハウジングと、前記ハウジングに設けられ、作動することで前記放出空間に燃焼ガスを放出する点火器と、前記ハウジングに設けられると共に電気回路の一部を形成する導体片であって、その一部に前記放出空間に放出された前記燃焼ガスのエネルギーにより切断される被切断部を有し、当該被切断部が前記放出空間を横切るように配置された導体片と、を備え、前記導体片における前記ハウジングとの接触領域の少なくとも一部には、前記放出空間に放出された前記燃焼ガスが前記ハウジングと前記接触領域との間から前記ハウジングの外部へ漏洩することを防止するように複数の小凸部又は複数の小凹部が配置された、漏洩防止部が形成されている。
【0007】
また、漏洩防止部は、前記点火器の作動時に、前記ハウジングと前記漏洩防止部との間に隙間が形成されたときに、当該隙間によって形成される前記燃焼ガスの流路がラビリンス状になるように形成されていてもよい。
【0008】
また、漏洩防止部は、前記燃焼ガスの放出方向における前記導体片のうち、少なくとも前記点火器と反対側の面に形成されていてもよい。
【0009】
また、漏洩防止部は、前記導体片の両面に形成されていてもよい。
【0010】
また、漏洩防止部の全体が前記ハウジングによって覆われていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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