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公開番号2025118416
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013727
出願日2024-01-31
発明の名称ヘッド清掃装置及び液体を吐出する装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B41J 2/165 20060101AFI20250805BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】払拭部材の交換部品のコストを低く抑え、液体を吐出する装置の維持費用を低く抑える。
【解決手段】支持部材612に支持された払拭部材611により液体吐出ヘッドのノズル面を払拭して清掃するヘッド清掃装置であって、払拭部材は、ノズル面に接触して払拭する払拭部611bと、ノズル面よりも柔軟で払拭部をノズル面に押し当てる柔軟押当部611aとを備え、柔軟押当部に対して払拭部を交換可能に固定する固定部材613を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
支持部材に支持された払拭部材により液体吐出ヘッドのノズル面を払拭して清掃するヘッド清掃装置であって、
前記払拭部材は、前記ノズル面に接触して払拭する払拭部と、前記ノズル面よりも柔軟で前記払拭部を前記ノズル面に押し当てる柔軟押当部とを備え、
前記柔軟押当部に対して前記払拭部を交換可能に固定する固定部材を有することを特徴とするヘッド清掃装置。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
請求項1に記載のヘッド清掃装置において、
前記払拭部は、前記柔軟押当部の押当面を覆うように配置され、前記柔軟押当部の厚みよりも薄いシート状払拭材であることを特徴とするヘッド清掃装置。
【請求項3】
請求項2に記載のヘッド清掃装置において、
前記固定部材は、前記押当面の外方に延出する前記シート状払拭材の延出部分を押さえて固定する固定状態と、該延出部分の押さえを解除して該シート状払拭材を交換可能にする交換可能状態とに切り替わることを特徴とするヘッド清掃装置。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載のヘッド清掃装置において、
前記柔軟押当部の押当面には凹凸が形成されていることを特徴とするヘッド清掃装置。
【請求項5】
支持部材に支持された払拭部材により液体吐出ヘッドのノズル面を払拭して清掃するヘッド清掃装置であって、
前記払拭部材は、前記ノズル面に接触して払拭する払拭部と、前記ノズル面よりも柔軟で前記払拭部を前記ノズル面に押し当てる柔軟押当部とを備え、
前記柔軟押当部の押当面上には、複数の払拭部が積層配置され、
前記払拭部は、直下に位置する他の払拭部に対して剥離可能に固定されていることを特徴とするヘッド清掃装置。
【請求項6】
請求項1、2、3又は5のいずれか1項に記載のヘッド清掃装置において、
前記柔軟押当部は、前記支持部材上に一体的に取り付けられていることを特徴とするヘッド清掃装置。
【請求項7】
液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドのノズル面を清掃するヘッド清掃装置とを備えた液体を吐出する装置であって、
前記ヘッド清掃装置として、請求項1、2、3又は5のいずれか1項に記載のヘッド清掃装置を用いることを特徴とする液体を吐出する装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘッド清掃装置及び液体を吐出する装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、支持部材に支持された払拭部材により液体吐出ヘッドのノズル面を払拭して清掃するヘッド清掃装置が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、液体吐出ヘッドを搭載するキャリッジの往復移動をガイドするガイド部材に装着して使用されるヘッド清掃装置が開示されている。このヘッド清掃装置は、ホルダに対してスライド可能(ガイド部材の軸方向に対して直交する方向にスライド可能)に保持されたスライダ部材(支持部材)を有し、このスライダ部材上に払拭部材が交換可能に取り付けられている。このヘッド清掃装置では、清掃の際、キャリッジを支持しているガイド部材にホルダを装着して、キャリッジ上の液体吐出ヘッドのノズル面に払拭部材を接触させた状態にする。その後、ホルダ上のスライダ部材を手動でスライド移動させることにより、払拭部材がノズル面に対して相対移動し、液体吐出ヘッドのノズル面が払拭部材により払拭され、清掃される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
支持部材に支持される払拭部材を交換可能に構成した従来のヘッド清掃装置は、その交換部品のコストが高く、液体を吐出する装置の維持費用が高くなるという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、支持部材に支持された払拭部材により液体吐出ヘッドのノズル面を払拭して清掃するヘッド清掃装置であって、前記払拭部材は、前記ノズル面に接触して払拭する払拭部と、前記ノズル面よりも柔軟で前記払拭部を前記ノズル面に押し当てる柔軟押当部とを備え、前記柔軟押当部に対して前記払拭部を交換可能に固定する固定部材を有することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、払拭部材全体を交換部品として交換する場合と比較して、交換部品のコストが低く抑えることができ、液体を吐出する装置の維持費用を低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態1の印刷装置の側面説明図。
同印刷装置の正面説明図。
同印刷装置の平面説明図。
同印刷装置におけるヘッド清掃装置の斜視説明図。
同ヘッド清掃装置における清掃装置本体の斜視説明図。
同清掃装置本体における払拭部材の断面図。
同払拭部材の平面図。
(a)~(c)は、同払拭シートの交換手順を示す説明図。
(a)及び(b)は、同ヘッド清掃装置を同印刷装置に装着する手順を示す説明図。
実施形態1の払拭部材における柔軟押当部の変形例を示す断面図。
実施形態2のヘッド清掃装置における清掃装置本体の斜視説明図。
同清掃装置本体における払拭部材の断面図。
(a)及び(b)は、実施形態2のヘッド清掃装置の変形例を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
〔実施形態1〕
以下、本発明を、液体を吐出する装置としての印刷装置における液体吐出ヘッドのノズル面を清掃するヘッド清掃装置に適用した実施形態(以下、本実施形態を「実施形態1」という。)について、説明する。
【0009】
まず、本実施形態1の印刷装置について、図1ないし図3を参照して説明する。
図1は、本実施形態1の印刷装置の側面説明図である。
図2は、本実施形態1の印刷装置の正面説明図である。
図3は、本実施形態1の印刷装置の平面説明図である。
【0010】
本実施形態1の印刷装置1には、装置本体10内に、保持部材であるトレイ300に保持された印刷対象である布地400に印刷する印刷手段100と、印刷手段100で印刷された布地400を加熱する加熱手段500とが配置されている。
(【0011】以降は省略されています)

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