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公開番号2025118282
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013509
出願日2024-01-31
発明の名称ガイドヘッド及びガイドチューブ
出願人株式会社エビデント
代理人個人,個人,個人,個人,弁理士法人イトーシン国際特許事務所
主分類G02B 23/24 20060101AFI20250805BHJP(光学)
要約【課題】狭空間内部の段差を的確に乗り越えることができるように先端部をガイドすることができるガイドヘッドを提供する。
【解決手段】ガイドヘッド22は、ヘッド本体30の中心軸O'方向の終端(前端)を含む領域においてヘッド本体30の外表面に形成され、貫通孔32を囲む第1のガイド面35と、複数の溝36によって第1のガイド面35に形成された凹凸と、を備える。また、第1のガイド面35の凹凸は、ヘッド本体30の終端(前端)を含む領域において、貫通孔32から放射する方向に延在している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ヘッド本体と、
前記ヘッド本体の中心軸方向に沿って前記ヘッド本体を貫通し、内視鏡の挿入部を挿通可能な貫通孔と、
前記ヘッド本体の前記中心軸方向の終端を含む領域において前記ヘッド本体の外表面に形成され、前記貫通孔を囲むガイド面と、
前記ガイド面に形成された凹凸と、を備え、
前記凹凸は、前記ヘッド本体の前記終端を含む領域において、前記貫通孔から放射する方向に延在していることを特徴とするガイドヘッド。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記凹凸は、前記ガイド面に凹みを設けることによって形成されていること特徴とする請求項1に記載のガイドヘッド。
【請求項3】
前記凹みは、溝であることを特徴とする請求項2に記載のガイドヘッド。
【請求項4】
前記ヘッド本体は、ベース部材と、前記ベース部材を覆うカバーと、を備え、
前記溝は、前記カバーに設けられた切り欠きによって形成されていることを特徴とする請求項3に記載のガイドヘッド。
【請求項5】
前記溝は、前記溝の幅を変化させながら、前記貫通孔から放射する方向に延在していることを特徴とする請求項3に記載のガイドヘッド。
【請求項6】
前記溝は、前記溝の幅を一定に維持したまま、前記貫通孔から放射する方向に延在していることを特徴とする請求項3に記載のガイドヘッド。
【請求項7】
前記凹みは、切り欠きであることを特徴とする請求項2に記載のガイドヘッド。
【請求項8】
前記凹凸は、前記ガイド面に突起を設けることによって形成されていることを特徴とする請求項1に記載のガイドヘッド。
【請求項9】
前記突起は、前記突起の幅を変化させながら、前記貫通孔から放射する方向に延在していることを特徴とする請求項8に記載のガイドヘッド。
【請求項10】
前記突起は、前記突起の幅を一定に維持したまま、前記貫通孔から放射する方向に延在していることを特徴とする請求項8に記載のガイドヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、配管等の狭空間の内部に対する内視鏡の挿入部の挿入をガイドするガイドヘッド及びガイドチューブに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、内視鏡は、工業分野において広く用いられている。この種の工業用内視鏡は、化学プラント等の管路をはじめとした各種狭空間の内部の検査等に好適に用いることが可能である。
【0003】
例えば、工業用内視鏡は、直管と、屈曲管と、が接続された管路状の狭空間に対して好適に用いられる。ここで、管路状の狭空間は、一般に、直管の屈曲管との接続部分に段差を有する。
【0004】
このような狭空間に対し、挿入部のスムースな移動を補助するためのガイドヘッドとして、例えば、特許文献1に開示されたガイドヘッド(挿入補助具)が知られている。特許文献1のガイドヘッドは、挿入部の先端部に取り付けられる。このガイドヘッドは、外径が基端側から先端側に縮径する先端側テーパ面と、外径が先端側から基端側に縮径する円錐台形状をなす基端側テーパ面と、を有する。例えば、狭空間に挿入部を挿入する場合において、先端側テーパ面は、狭空間内の段差に対して摺動可能な状態にて当接する。これにより、先端側テーパ面は、段差を乗り越える方向に先端部をガイドする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
US 2023/0011117 A1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、ガイドヘッドに設けられたテーパ面は、常に、先端部を段差から離間させる方向に摺動するとは限らない。すなわち、テーパ面は、段差に対する当接状態によっては、段差を乗り越える方向とは異なる方向に摺動する場合がある。このような場合、先端部が段差を乗り越えることが困難となり、挿入部のスムースな移動を実現することが困難となる虞がある。
【0007】
本発明は、狭空間内部の段差を的確に乗り越えることができるように先端部をガイドすることができるガイドヘッド及びガイドチューブを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様によるガイドヘッドは、ヘッド本体と、前記ヘッド本体の中心軸方向に沿って前記ヘッド本体を貫通し、内視鏡の挿入部を挿通可能な貫通孔と、前記ヘッド本体の前記中心軸方向の終端を含む領域において前記ヘッド本体の外表面に形成され、前記貫通孔を囲むガイド面と、前記ガイド面に形成された凹凸と、を備え、前記凹凸は、前記ヘッド本体の前記終端を含む領域において、前記貫通孔から放射する方向に延在している。
【0009】
本発明の一態様によるガイドチューブは、内視鏡の挿入部を挿通可能なチューブ本体と、前記チューブ本体の先端側に配置されたガイドヘッドと、を備え、前記ガイドヘッドは、ヘッド本体と、前記ヘッド本体の中心軸方向に沿って前記ヘッド本体を貫通し、前記挿入部を挿通可能な貫通孔と、前記ヘッド本体の前記中心軸方向の終端を含む領域において前記ヘッド本体の外表面に形成され、前記貫通孔を囲むガイド面と、前記ガイド面に形成された凹凸と、を備え、前記凹凸は、前記ヘッド本体の前記終端を含む領域において、前記貫通孔から放射する方向に延在している。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、狭空間内部の段差を的確に乗り越えることができるように先端部をガイドすることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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