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公開番号2025115064
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-06
出願番号2024009388
出願日2024-01-25
発明の名称タイル診断装置、タイル診断方法、及びタイル診断プログラム
出願人西日本高速道路エンジニアリング四国株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G01N 25/72 20060101AFI20250730BHJP(測定;試験)
要約【課題】熱画像からタイルの異常を精度よく診断することができる。
【解決手段】タイル診断装置は、診断対象のタイルを、偏光レンズを介して撮影した熱画像を取得すると共に、前記診断対象のタイルを撮影した可視光画像とを取得する取得部と、前記熱画像の各画素の画素値を、前記可視光画像の対応する画素の明度に応じて補正する補正部と、補正後の熱画像に基づいて、前記診断対象のタイルの異常を診断する診断部と、を含む。
【選択図】図18
特許請求の範囲【請求項1】
診断対象のタイルを、偏光レンズを介して撮影した熱画像を取得すると共に、前記診断対象のタイルを撮影した可視光画像とを取得する取得部と、
前記熱画像の各画素の画素値を、前記可視光画像の対応する画素の明度に応じて補正する補正部と、
補正後の熱画像に基づいて、前記診断対象のタイルの異常を診断する診断部と、
を含むタイル診断装置。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記熱画像から、前記熱画像の画素値に基づいて前記タイルの目地部を除去する除去部を更に含み、
前記診断部は、除去後の熱画像に基づいて、前記診断対象のタイルの異常を診断する請求項1記載のタイル診断装置。
【請求項3】
前記偏光レンズを回転させながら、前記熱画像を撮像する請求項1記載のタイル診断装置。
【請求項4】
取得部が、診断対象のタイルを、偏光レンズを介して撮影した熱画像を取得すると共に、前記診断対象のタイルを撮影した可視光画像とを取得し、
補正部が、前記熱画像の各画素の画素値を、前記可視光画像の対応する画素の明度に応じて補正し、
診断部が、補正後の熱画像に基づいて、前記診断対象のタイルの異常を診断する
タイル診断方法。
【請求項5】
診断対象のタイルを、偏光レンズを介して撮影した熱画像を取得すると共に、前記診断対象のタイルを撮影した可視光画像とを取得し、
前記熱画像の各画素の画素値を、前記可視光画像の対応する画素の明度に応じて補正し、
補正後の熱画像に基づいて、前記診断対象のタイルの異常を診断する
ことをコンピュータに実行させるためのタイル診断プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の技術は、タイル診断装置、タイル診断方法、及びタイル診断プログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、画像を補正して外乱を除去するために、取得された赤外光画像の明度情報と、補正された可視光画像の彩度情報および色相情報とを用いて、赤外光画像と補正された可視光画像との位置ずれを補正する態様が記載されている。
【0003】
特許文献2には、構造物に生じた温度分布変動を赤外線カメラにより熱画像として計測し、この温度分布変動に基づいて相対的な応力変動を把握し、熱画像にデジタル画像相関法を適用して求めた視野内の各点のひずみ情報から各点の応力の絶対値を測定し、測定された応力の絶対値を用いて熱画像データの位置補正を行い、補正後の熱画像データにより応力変動分布を把握する態様が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-103906号公報
特開2008-232998号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来技術では、熱画像を用いて、タイルの異常を診断する際に、改善の余地がある。
【0006】
開示の技術は、上記の点に鑑みてなされたものであり、熱画像からタイルの異常を精度よく診断することができるタイル診断装置、タイル診断方法、及びタイル診断プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1態様は、タイル診断装置であって、診断対象のタイルを、偏光レンズを介して撮影した熱画像を取得すると共に、前記診断対象のタイルを撮影した可視光画像とを取得する取得部と、前記熱画像の各画素の画素値を、前記可視光画像の対応する画素の明度に応じて補正する補正部と、補正後の熱画像に基づいて、前記診断対象のタイルの異常を診断する診断部と、を含む。
【0008】
本開示の第2態様は、タイル診断方法であって、取得部が、診断対象のタイルを、偏光レンズを介して撮影した熱画像を取得すると共に、前記診断対象のタイルを撮影した可視光画像とを取得し、補正部が、前記熱画像の各画素の画素値を、前記可視光画像の対応する画素の明度に応じて補正し、診断部が、補正後の熱画像に基づいて、前記診断対象のタイルの異常を診断する。
【0009】
本開示の第3態様は、タイル診断プログラムであって、診断対象のタイルを、偏光レンズを介して撮影した熱画像を取得すると共に、前記診断対象のタイルを撮影した可視光画像とを取得し、前記熱画像の各画素の画素値を、前記可視光画像の対応する画素の明度に応じて補正し、補正後の熱画像に基づいて、前記診断対象のタイルの異常を診断することをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0010】
開示の技術によれば、熱画像からタイルの異常を精度よく診断することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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