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公開番号
2025115047
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2024009356
出願日
2024-01-25
発明の名称
電力ケーブル接続装置
出願人
株式会社プロテリアル
代理人
弁理士法人平田国際特許事務所
主分類
H02G
15/064 20060101AFI20250730BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】碍管への応力発生を抑制しつつ、碍管内における電界集中を抑制することができる電力ケーブル接続装置を提供する。
【解決手段】電力ケーブル接続装置1は、内側に電力ケーブル10が挿入される碍管21と、碍管21の内側に配されるとともに、電力ケーブル10を囲うパイプ部材22と、パイプ部材22よりも外周側に配されるとともに、他の部材に取り付けられる取付面233が碍管21から露出するよう碍管21に一部が埋設された取付部材23と、を備える。碍管21は、絶縁体210と、絶縁体210とパイプ部材22との間に設けられた第1半導電部211と、絶縁体210と取付部材23との間に設けられた第2半導電部212とを有する。パイプ部材22の基端位置は、取付部材23よりも先端側X1にある。第1半導電部211は、第2半導電部212と径方向に対向した部位を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内側に電力ケーブルが挿入される碍管と、
前記碍管の内側に配されるとともに、前記電力ケーブルを囲うパイプ部材と、
前記パイプ部材よりも外周側に配されるとともに、他の部材に取り付けられる取付面が前記碍管から露出するよう前記碍管に一部が埋設された取付部材と、を備え、
前記碍管は、絶縁体と、前記絶縁体と前記パイプ部材との間に設けられた第1半導電部と、前記絶縁体と前記取付部材との間に設けられた第2半導電部とを有し、
前記碍管における前記電力ケーブルが挿入される側を基端側とし、その反対側を先端側としたとき、前記パイプ部材の基端位置は、前記取付部材よりも先端側にあり、
前記第1半導電部は、前記第2半導電部と径方向に対向した部位を有する、
電力ケーブル接続装置。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
軸方向における前記パイプ部材と前記取付部材との間の長さは、径方向における前記パイプ部材と前記取付部材との間の長さよりも大きい、
請求項1に記載の電力ケーブル接続装置。
【請求項3】
前記絶縁体の外周部は、軸方向に交互に形成された山部及び谷部を複数ずつ有し、
複数の前記谷部は、先端側のものほど内周側に形成されており、
前記パイプ部材の基端位置は、前記谷部のうちの最も外周側に位置する谷部よりも先端側に位置している、
請求項1又は2に記載の電力ケーブル接続装置。
【請求項4】
前記パイプ部材の基端位置は、前記碍管における前記取付部材よりも先端側の部位の軸方向中央位置よりも基端側に位置している、
請求項1又は2に記載の電力ケーブル接続装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電力ケーブル接続装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電力ケーブルを他の電線等と接続するための電力ケーブル接続装置が開示されている。特許文献1に記載の電力ケーブル接続装置は、ポリマー系材料からなる碍管と、碍管の内側に配されたパイプ部材と、パイプ部材を外周側から囲むとともに碍管に一部が埋設された取付部材とを備える。碍管は、絶縁体と、絶縁体とパイプ部材との間に形成された第1半導電部と、絶縁体と取付部材との間に形成された第2半導電部とを有する。
【0003】
そして、特許文献1には、パイプ部材を、取付部材と径方向に対向しないよう短く形成し、パイプ部材と取付部材とに径方向に挟まれた部位が碍管に形成されないようにした例が開示されている。前述の部位が生じると、パイプ部材、碍管及び取付部材の熱膨張係数差に起因した応力が前述の部位に生じやすいところ、前記例によれば碍管へ生じる応力を低減できる。
【0004】
なお、特許文献1の前記例において、第1半導電部は、第2半導電部と径方向に対向しないよう短く形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-128719号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前記例においては、曲率半径が比較的小さい第1半導電部の基端側の端部と第2半導電部の先端側の端部とが互いに近い位置にあるため、碍管における第1半導電部と第2半導電部との間の部位において電界が集中しやすい。
【0007】
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたものであり、碍管への応力発生を抑制しつつ、碍管内における電界集中を抑制することができる電力ケーブル接続装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、前記の目的を達成するため、内側に電力ケーブルが挿入される碍管と、前記碍管の内側に配されるとともに、前記電力ケーブルを囲うパイプ部材と、前記パイプ部材よりも外周側に配されるとともに、他の部材に取り付けられる取付面が前記碍管から露出するよう前記碍管に一部が埋設された取付部材と、を備え、前記碍管は、絶縁体と、前記絶縁体と前記パイプ部材との間に設けられた第1半導電部と、前記絶縁体と前記取付部材との間に設けられた第2半導電部とを有し、前記碍管における前記電力ケーブルが挿入される側を基端側とし、その反対側を先端側としたとき、前記パイプ部材の基端位置は、前記取付部材よりも先端側にあり、前記第1半導電部は、前記第2半導電部と径方向に対向した部位を有する、電力ケーブル接続装置を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、碍管への応力発生を抑制しつつ、碍管内における電界集中を抑制することができる電力ケーブル接続装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態における、電力ケーブル接続装置の断面図である。
図1の一部を拡大した図である。
図1の、III-III線矢視断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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