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公開番号2025111414
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-30
出願番号2025035620,2023525103
出願日2025-03-06,2021-10-22
発明の名称衛星探索方法および装置
出願人華為技術有限公司,HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人個人,個人
主分類H04W 4/024 20180101AFI20250723BHJP(電気通信技術)
要約【課題】衛星探索方法および装置が提供され、衛星通信システムに適用することができ、その結果、衛星探索方式は、モバイル端末に適用可能であり、モバイル端末は低コスト、小型、および低消費電力を有する。
【解決手段】本方法は、モバイル端末の位置情報、利用可能な衛星の位置情報、および三次元3Dマップ情報に基づいて、モバイル端末と利用可能な衛星との間の直接見通し線が障害物によって遮られているかどうかを決定するステップと、直接見通し線が障害物によって遮られている場合、3Dマップ情報に基づいて目標領域の位置情報を決定するステップであって、目標領域は、モバイル端末と利用可能な衛星との間に直接見通し線がある領域である、ステップとを含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
モバイル端末に適用可能な衛星探索方法であって、
前記モバイル端末の位置情報、利用可能な衛星の位置情報、および三次元3Dマップ情報に基づいて、前記モバイル端末と前記利用可能な衛星との間の直接見通し線が障害物によって遮られているかどうかを決定するステップと、
前記直接見通し線が前記障害物によって遮られている場合、前記3Dマップ情報に基づいて目標領域の位置情報を決定するステップであって、前記目標領域は、前記モバイル端末と前記利用可能な衛星との間に直接見通し線がある領域である、ステップと
を含む、方法。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記目標領域は、前記モバイル端末からの距離が予め設定された距離以下である領域である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記3Dマップ情報に基づいて目標領域の位置情報を決定する前記ステップは、
候補領域を決定するステップであって、前記候補領域は前記モバイル端末からの距離が予め設定された距離以下である領域であり、前記候補領域は複数のサブ領域を含む、ステップと、
少なくとも1つのサブ領域の位置情報、前記利用可能な衛星の前記位置情報、および前記3Dマップ情報に基づいて前記目標領域を決定するステップであって、前記目標領域は、前記複数のサブ領域のうちの、前記利用可能な衛星への直接見通し線があるサブ領域である、ステップと
を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記3Dマップ情報に基づいて目標領域の位置情報を決定する前記ステップは、
前記3Dマップ情報に基づいて第1の接続線と第2の接続線との間の第1の挟角を決定するステップであって、前記第1の接続線は、前記障害物の頂部と前記利用可能な衛星との間の接続線であり、前記第2の接続線は、地上への前記利用可能な衛星の投影と前記モバイル端末との間の接続線である、ステップと、
前記目標領域を決定するステップであって、前記目標領域は、前記第2の接続線の延長線上に位置され、前記第1の挟角と第2の挟角との差が挟角閾値よりも大きい領域であり、前記第2の挟角は、第3の接続線と前記第2の接続線の前記延長線との間の挟角であり、前記第3の接続線は、前記利用可能な衛星と前記第2の接続線の前記延長線との間の接続線である、ステップと
を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
ナビゲーション情報を出力するステップであって、前記ナビゲーション情報は、前記モバイル端末の前記位置情報に対応する位置から、前記3Dマップ情報に基づいた前記目標領域に移動するために使用される、ステップ
をさらに含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記モバイル端末が既に前記目標領域内にある場合、前記モバイル端末のポーズ情報を取得するステップと、
アンテナのアンテナパターンおよび前記モバイル端末の前記ポーズ情報に基づいて、前記モバイル端末の前記アンテナの最大利得方向角を決定するステップと、
前記モバイル端末の前記位置情報および前記利用可能な衛星の前記位置情報に基づいて、前記利用可能な衛星の目標方向角を決定するステップと、
前記最大利得方向角と前記目標方向角との差に基づいて第1のポーズ調整パラメータを決定するステップと、
前記第1のポーズ調整パラメータに対応するプロンプト情報を出力するステップであって、前記プロンプト情報は、前記最大利得方向角と前記目標方向角との前記差が前記角閾値以下になるように調整するために使用される、ステップと
をさらに含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記プロンプト情報は、表示情報、パンチルトズーム制御情報、音声プロンプト情報、または振動プロンプト情報のうちの1つ以上を含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記最大利得方向角と前記目標方向角との前記差が前記角閾値以下である場合、前記モバイル端末と前記利用可能な衛星との間の通信接続を確立するステップと、
前記利用可能な衛星によって送信され、前記モバイル端末によって受信された信号の信号強度が強度閾値以下である場合、第2のポーズ調整パラメータを決定するステップと、
実際の調整量が予め設定された調整量以上である場合、第2のプロンプト情報を出力するステップであって、前記実際の調整量は、前記第1のポーズ調整パラメータまたは前記第2のポーズ調整パラメータが決定されるたびに1回カウントされ、前記第2のプロンプト情報は、衛星探索失敗を表す情報である、ステップと
をさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
決定ユニットと、取得ユニットとを備える、モバイル端末に適用可能な衛星探索装置であって、
前記決定ユニットは、前記モバイル端末の位置情報、利用可能な衛星の位置情報、および三次元3Dマップ情報に基づいて、前記モバイル端末と前記利用可能な衛星との間の直接見通し線が障害物によって遮られているかどうかを決定するように構成され、
前記取得ユニットは、前記直接見通し線が遮られている場合、前記3Dマップ情報に基づいて目標領域の位置情報を取得するように構成され、前記目標領域は、前記モバイル端末と前記利用可能な衛星との間に直接見通し線がある領域である、
装置。
【請求項10】
前記目標領域と前記モバイル端末との間の距離は、予め設定された距離以下である、請求項9に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本出願は、参照によりその全体が本明細書に組み入れられる、2020年10月26日付で中国国家知識産権局に出願された、「SATELLITE SEARCH METHOD AND APPARATUS」という名称の中国特許出願第202011158431.2号の優先権を主張するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【0002】
本出願は、通信分野に関し、特に、衛星探索方法および装置に関する。
【背景技術】
【0003】
衛星通信技術(Satellite communication technology)は、人工地球衛星を中継局として使用し、地上局間の通信を実現する技術である。衛星通信技術は、広いカバレッジ、大きな通信容量、良好な伝送品質、簡易で高速なネットワーキング、および容易でシームレスなグローバル接続実施などの多くの利点を有する。これは、モバイルユーザに大きな利便性を提供することができる。モバイル端末と衛星との間の通信接続を確立するために、モバイル端末のアンテナと衛星との間の接続線上に障害物がない(すなわち、直接見通し線がある)ときにのみ、モバイル端末と衛星との間の通信の信号品質は保証されることができる。
【0004】
現在、中型または大型の通信デバイス(デバイスの本体はデバイスのアンテナから分離されている)は、衛星を探索するために外部デバイス(例えば、衛星ファインダー)に依存する必要がある。しかしながら、この方式は、モバイル端末の衛星探索動作には適用することができない(モバイル端末のアンテナはモバイル端末の本体と一体化されている)。衛星探索をサポートするモバイル端末の場合、通常、アンテナはモバイル端末の外側に設置される必要があり、またはアンテナはモバイル端末の内側の大きな空間を占有する。しかしながら、この方式では、デバイスコストが高く、消費電力が高く、モバイル端末のサイズも大きくなる。現在、モバイル端末に適用可能であり、低コスト、小型、および低消費電力を有する衛星探索方式は存在しない。
【発明の概要】
【0005】
本出願の実施形態は、衛星探索方式が衛星を探索することができるモバイル端末またはモバイル端末に適用することができないという問題、およびモバイル端末に適用可能な衛星探索方式では、アンテナがモバイル端末の外側に設置される必要があるか、またはアンテナがモバイル端末の内側の大きな空間を占有するという問題を解決し、衛星探索方式がモバイル端末に適用可能であり、モバイル端末が低コスト、小型、および低消費電力を有する衛星探索方法および装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述の目的を達成するために、本出願は、以下の技術的解決策を使用する。
【0007】
第1の態様によれば、本出願は、モバイル端末に適用可能な衛星探索方法であって、モバイル端末の位置情報、利用可能な衛星の位置情報、および三次元3Dマップ情報に基づいて、モバイル端末と利用可能な衛星との間の直接見通し線が障害物によって遮られているかどうかを決定するステップと、直接見通し線が障害物によって遮られている場合、3Dマップ情報に基づいて目標領域の位置情報を決定するステップとを含む方法を提供し、目標領域は、モバイル端末と利用可能な衛星との間に直接見通し線がある領域である。
【0008】
第1の態様で提供される衛星探索方法に基づいて、モバイル端末の位置情報、利用可能な衛星の位置情報、および三次元3Dマップ情報に基づいて、モバイル端末と利用可能な衛星との間の直接見通し線が障害物によって遮られていると決定される。目標領域の位置情報は、3Dマップ情報に基づいて決定される。目標領域は、モバイル端末と利用可能な衛星との間に直接見通し線がある領域である。このようにして、衛星探索方式はモバイル端末に適用可能であり、アンテナがモバイル端末の外部に設置される必要も、アンテナがモバイル端末の内側の大きな空間を占有することもなくなるので、モバイル端末は低コスト、小型、および低消費電力を有する。
【0009】
1つの可能な設計では、目標領域は、モバイル端末からの距離が予め設定された距離以下である領域であってもよい。このようにして、目標領域は、モバイル端末からの距離が予め設定された距離以下である領域であるので、モバイル端末が位置される場所から目標領域に到達するためにユーザによって費やされる時間は最も短い。これは、ユーザの動作体験を改善する。
【0010】
任意選択で、3Dマップ情報に基づいて目標領域の位置情報を決定するステップは、候補領域を決定するステップであって、候補領域はモバイル端末からの距離が予め設定された距離以下である領域であってもよく、候補領域は複数のサブ領域を含んでいてもよい、ステップと、少なくとも1つのサブ領域の位置情報、利用可能な衛星の位置情報、および3Dマップ情報に基づいて目標領域を決定するステップであって、目標領域は、複数のサブ領域のうちの、利用可能な衛星への直接見通し線があるサブ領域であってもよい、ステップとを含んでいてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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