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公開番号
2025111111
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2024005301
出願日
2024-01-17
発明の名称
充電制御システム
出願人
株式会社SkyDrive
代理人
弁理士法人IPX
主分類
H02J
7/04 20060101AFI20250723BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】飛行体の稼働率を向上させる充電制御システムを提供する。
【解決手段】充電制御システム1は、充電装置30と、冷却装置20と、制御装置40と、を備える。飛行体100は、電池ユニットを有する。電池ユニットは、飛行体の飛行の動力となる電池と、熱媒体が流れる第1流路を有する冷却器とを有する。充電装置は、電池が充電されるように電池に電気的に接続される。充電制御は、電池の温度が予め定められた充電開始温度になると開始される。充電制御では、冷却回路C2に熱媒体を循環させて電池を冷却しながら、充電装置を制御して電池を充電する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
飛行体に搭載される電池の充電制御システムであって、
充電装置と、冷却装置と、制御装置とを備え、
前記飛行体は、電池ユニットを有し、
前記電池ユニットは、前記飛行体の飛行の動力となる前記電池と、熱媒体が流れる第1流路を有する冷却器とを有し、
前記充電装置は、前記電池が充電されるように前記電池に電気的に接続可能に構成され、
前記冷却装置は、熱交換器と、連結管とを有し、且つ、前記飛行体との間で冷却回路を形成可能であり、
前記熱交換器は、前記熱媒体が流れる第2流路を有し、
前記連結管は、前記熱交換器及び前記冷却器を前記熱媒体が循環するように構成され、
前記冷却回路は、前記冷却器の前記第1流路と、前記連結管と、前記熱交換器の前記第2流路とによって形成され、
前記制御装置は、充電制御を実行するように構成され、
前記充電制御は、前記電池の温度が予め定められた充電開始温度になると開始され、且つ、前記充電制御では、前記冷却回路に前記熱媒体を循環させて前記電池を冷却しながら、前記充電装置を制御して前記電池を充電する、充電制御システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の充電制御システムにおいて、
前記充電開始温度は、第1温度以上であり、又は、前記第1温度付近であり、
前記第1温度は、前記電池を充電するときにおいて前記電池の劣化が進行する温度である、充電制御システム。
【請求項3】
請求項2に記載の充電制御システムにおいて、
前記第1温度は、37度以上、43度以下の値である、充電制御システム。
【請求項4】
請求項2に記載の充電制御システムにおいて、
前記充電開始温度は、前記第1温度以上であって第2温度以下であり、
前記第2温度は、前記第1温度よりも高く、且つ、前記電池が放電するときにおいて前記電池が過熱状態となる温度である、充電制御システム。
【請求項5】
請求項4に記載の充電制御システムにおいて、
前記第2温度は、57度以上、63度以下の値である、充電制御システム。
【請求項6】
請求項1に記載の充電制御システムにおいて、
前記充電制御では、前記電池の温度が予め定められる充電温度範囲内に収まるように、前記充電装置が制御される、充電制御システム。
【請求項7】
請求項1に記載の充電制御システムにおいて、
前記充電制御では、前記電池の電圧が閾値電圧未満である場合において、定電流充電制御を実行し、前記電池の電圧が前記閾値電圧に至ると、定電圧充電制御を実行し、
前記定電流充電制御では、予め定められた電流範囲に前記充電装置の供給電流が収まるように前記充電装置が制御され、
前記定電圧充電制御では、予め定められた電圧範囲に前記充電装置の供給電圧が収まるように前記充電装置が制御される、充電制御システム。
【請求項8】
請求項1に記載の充電制御システムにおいて、
ポンプを更に備え、
前記ポンプは、前記熱媒体を搬送するように構成され、且つ、前記飛行体とは独立して前記冷却回路に設けられている、充電制御システム。
【請求項9】
請求項8に記載の充電制御システムにおいて、
ガス供給部を更に備え、
前記ガス供給部は、前記冷却回路に接続され、
前記制御装置は、液体である前記熱媒体を前記第1流路から排出する排出制御を実行可能に構成され、
前記排出制御では、前記ガス供給部から前記第1流路へガスが供給されて、前記第1流路から前記熱媒体が排出されて前記第1流路が前記ガスで満たされる、充電制御システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、充電制御システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の技術において、安全性等を踏まえ、飛行体の搭載部品(例えばモータ駆動回路)を冷却させてから飛行体を飛行させる飛行計画を作成することが開示されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6475899号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
飛行体が着陸してから電池の充電や電池の冷却を終えるまでの時間が長引くと、飛行体の稼働率に影響を与える懸念がある。
【0005】
本発明では上記事情を鑑み、飛行体の稼働率を向上させることができる技術を提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、飛行体に搭載される電池の充電制御システムが提供される。この充電制御システムは、充電装置と、冷却装置と、制御装置とを備える。飛行体は、電池ユニットを有する。電池ユニットは、飛行体の飛行の動力となる電池と、熱媒体が流れる第1流路を有する冷却器とを有する。充電装置は、電池が充電されるように電池に電気的に接続可能に構成される。冷却装置は、熱交換器と、連結管とを有し、且つ、飛行体との間で冷却回路を形成可能である。熱交換器は、熱媒体が流れる第2流路を有する。連結管は、熱交換器及び冷却器を熱媒体が循環するように構成される。冷却回路は、冷却器の第1流路と、連結管と、熱交換器の第2流路とによって形成される。制御装置は、充電制御を実行するように構成される。充電制御は、電池の温度が予め定められた充電開始温度になると開始され、且つ、充電制御では、冷却回路に熱媒体を循環させて電池を冷却しながら、充電装置を制御して電池を充電する。
【0007】
本開示によれば、飛行体の稼働率を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
充電制御システム1のシステム構成の一例を示している。
図1に示す飛行体100の構成の一例を示している。
図1に示す充電制御システム1の詳細説明図である。
制御装置40のハードウェア構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る制御装置40における制御部43等によって実現される機能を示すブロック図である。
実施形態に係る情報処理の一例を示すアクティビティ図である。
(a)が実施形態に係る充電制御システム1の電池温度のプロファイルの一例であり、(b)が比較例に係る電池温度のプロファイルの一例である。
実施形態の変形例1に係る充電制御システム1の電池温度のプロファイルの一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態]
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【0010】
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体(Non-Transitory Computer-Readable Medium)として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント装置でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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