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公開番号
2025104872
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223026
出願日
2023-12-28
発明の名称
基板処理装置、基板処理方法、半導体装置の製造方法、プログラムおよび基板保持アセンブリ
出願人
株式会社KOKUSAI ELECTRIC
代理人
ポレール弁理士法人
主分類
H01L
21/683 20060101AFI20250703BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】成膜にともなう基板の支持具への張り付きを防止する技術を提供する。
【解決手段】(a)複数の基板のそれぞれに対して少なくとも1つの第1支持部を有する主ボートと、(b)前記主ボートを収容し、支持された基板を処理する処理容器と、(c)前記主ボートに対して相対的に上下方向に移動可能に設けられる複数の第2支持部と、(d)前記主ボートを回転可能に支持する回転軸を有する回転装置と、(e)前記複数の第2支持部を相対的に上方に持ち上げて、少なくとも1つの前記第1支持部から前記基板を浮かせることが可能な駆動機構と、を備え、(f)前記駆動機構は、前記回転軸の軸方向に直線運動可能な直動軸と、前記直動軸の直線運動を前記複数の第2支持部に伝達可能な伝達部材と、前記直動軸の下面を前記軸方向に押し上げるアクチュエータと、を有し、押し上げないときは、前記アクチュエータと前記直動軸の下面の間は離間している技術が提供される。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
(a)複数の基板のそれぞれに対して少なくとも1つの第1支持部を有する主ボートと、
(b)前記主ボートを収容し、支持された基板を処理する処理容器と、
(c)前記主ボートに対して相対的に上下方向に移動可能に設けられる複数の第2支持部と、
(d)前記主ボートを回転可能に支持する回転軸を有する回転装置と、
(e)前記複数の第2支持部を相対的に上方に持ち上げて、少なくとも1つの前記第1支持部から前記基板を浮かせることが可能な駆動機構と、を備え、
(f)前記駆動機構は、前記回転軸の軸方向に直線運動可能な直動軸と、前記直動軸の直線運動を前記複数の第2支持部に伝達可能な伝達部材と、前記直動軸の下面を前記軸方向に押し上げるアクチュエータと、を有し、押し上げないときは、前記アクチュエータと前記直動軸の下面の間は離間している、基板処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1の基板処理装置において、
前記複数の第2支持部は、第2結合部によって結合されて副ボートを構成し、前記副ボートの重心は、前記直動軸の真上に設定される、基板処理装置。
【請求項3】
請求項1または2の基板処理装置において、
前記回転軸は軸方向に貫通した空洞を有し、前記直動軸は、前記回転軸の前記空洞内に配置される、基板処理装置。
【請求項4】
請求項3の基板処理装置において、
前記直動軸を前記回転軸に対して軸方向にのみ運動可能に支持するガイドをさらに備える、基板処理装置。
【請求項5】
請求項3の基板処理装置において、
前記アクチュエータは、ダイヤフラム式シリンダであり、スピードコントローラが作動流体の流量を制限することによって、前記ダイヤフラム式シリンダは10mm/s以下の最大速度で移動する、基板処理装置。
【請求項6】
請求項2の基板処理装置において、
前記主ボートは、前記基板と略垂直な方向に伸び前記第1支持部がそれぞれ設けられた複数の固定支柱と、前記複数の固定支柱を互いに固定する第1結合部と、を有し、
前記副ボートは、前記基板と略垂直な方向に伸び前記第2支持部がそれぞれ設けられた複数の可動支柱を有し、
前記第1結合部は、前記複数の固定支柱の下端付近を互いに固定する第1底板を含み、
前記第2結合部は、前記複数の可動支柱の下端付近を互いに固定するとともに、前記伝達部材と結合する第2底板を含む、基板処理装置。
【請求項7】
請求項6の基板処理装置において、
前記複数の可動支柱がN(Nは3以上の整数)本、前記複数の固定支柱がN-1本又はN+1本であり、前記第2底板は、少なくともN個の頂点を有する板であり、前記複数の可動支柱はN個の頂点に対応してそれぞれ接続される、基板処理装置。
【請求項8】
請求項6の基板処理装置において、
前記アクチュエータが前記押し上げをしていないとき、前記第2結合部は、前記第1結合部の上に載置される、基板処理装置。
【請求項9】
請求項6の基板処理装置において、
前記伝達部材は、前記第2底板及び前記直動軸にねじ止めにより固定される、基板処理装置。
【請求項10】
請求項2の基板処理装置において、
前記第2結合部は、前記回転軸よりも、前記基板の取り出し方向側に、前記第2結合部自体の重心が偏っている、基板処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、基板処理装置、基板処理方法、半導体装置の製造方法、プログラムおよび基板保持アセンブリに適用して有効な技術である。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
半導体基板(基板、ウエハとも言う)を処理する半導体製造装置としての基板処理装置には、多数の半導体基板を格納した基板支持具であるボートを縦型処理炉の内部に配置して、成膜処理を行うものがある(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/064606号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
基板上に厚膜を成膜する場合、基板と基板支持具の接触部付近に形成された膜によって、基板支持具と基板との張り付きが発生し、そのような基板を基板支持具から取り出すとパーティクルが発生する虞がある。
【0005】
本開示は、成膜にともなう基板の支持具への張り付きを防止可能な技術を提供する。その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
【0007】
本開示の一態様によれば、(a)複数の基板のそれぞれに対して少なくとも1つの第1支持部を有する主ボートと、(b)前記主ボートを収容し、支持された基板を処理する処理容器と、(c)前記主ボートに対して相対的に上下方向に移動可能に設けられる複数の第2支持部と、(d)前記主ボートを回転可能に支持する回転軸を有する回転装置と、(e)前記複数の第2支持部を相対的に上方に持ち上げて、少なくとも1つの前記第1支持部から前記基板を浮かせることが可能な駆動機構と、を備え、(f)前記駆動機構は、前記回転軸の軸方向に直線運動可能な直動軸と、前記直動軸の直線運動を前記複数の第2支持部に伝達可能な伝達部材と、前記直動軸の下面を前記軸方向に押し上げるアクチュエータと、を有し、押し上げないときは、前記アクチュエータと前記直動軸の下面の間は離間している技術が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、成膜に伴う基板の支持具への張り付きを防止可能な技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の一態様で好適に用いられる基板処理装置の縦型処理炉の概略構成図であり、処理炉202部分を縦断面図で示す図である。
図2は、本開示の一態様で好適に用いられる基板処理装置の縦型処理炉の概略構成図であり、処理炉202部分を図1のA-A線断面図で示す図である。
図3は、本開示の一態様で好適に用いられる主ボート217aの斜視図である。
図4は、本開示の一態様で好適に用いられる副ボート217bの斜視図である。
図5は、本開示の一態様で好適に用いられる主ボート217a及び副ボート217bの水平断面図である。
図6は、本開示の一態様で好適に用いられるボートの底板付近の縦断面図であり、回転軸付近の中心断面図である。
図7は、本開示の一態様で好適に用いられるアクチュエータの断面図である。
図8は、本開示の一態様で好適に用いられる基板処理装置のコントローラ121の概略構成図であり、コントローラ121の制御系をブロック図で示す図である。
図9は、本開示の一態様におけるプロセスフローを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の一態様について、図を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において用いられる図面は、いずれも模式的なものであり、図面に示される、各要素の寸法の関係、各要素の比率等は、現実のものとは必ずしも一致していない。また、複数の図面の相互間においても、各要素の寸法の関係、各要素の比率等は必ずしも一致していない。
(【0011】以降は省略されています)
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