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公開番号2025103373
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023220727
出願日2023-12-27
発明の名称ボトルトレイ、ボトルユニット及び細胞培養システム
出願人三菱重工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類C12M 3/00 20060101AFI20250702BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】添加用成分を安定的に移送することができるとともにコンタミを抑制することができるボトルトレイを提供する。
【解決手段】ボトルトレイは、着脱可能な蓋部を有するボトルの底面が載置される載置面を有する載置プレートと、載置プレートからボトルを囲うように立ち上がる側壁部と、側壁部の外周面から水平方向に張り出す被支持部と、蓋部上に設けられて水平方向に延びる水平板部、及び水平板部に設けられて蓋部を水平板部と一体に固定する蓋固定部を有する蓋着脱部材と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
着脱可能な蓋部を有するボトルの底面が載置される載置面を有する載置プレートと、
前記載置プレートから前記ボトルを囲うように立ち上がる側壁部と、
前記側壁部の外周面から水平方向に張り出す被支持部と、
前記蓋部上に設けられて水平方向に延びる水平板部、及び前記水平板部に設けられて前記蓋部を前記水平板部と一体に固定する蓋固定部を有する蓋着脱部材と、
を備えるボトルトレイ。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記側壁部の上端は、前記被支持部よりも上方に位置しており、
前記側壁部の上端と前記水平板部の下面とは上下方向に間隔をあけて配置されている請求項1に記載のボトルトレイ。
【請求項3】
前記水平板部は、前記側壁部よりも前記側壁部の外周側に張り出している請求項1又は2に記載のボトルトレイ。
【請求項4】
前記水平板部は、下方に向かって開口する孔を有する請求項1又は2に記載のボトルトレイ。
【請求項5】
前記被支持部は、下方に向かって開口する孔を有しており、
前記水平板部の前記孔と、前記被支持部の前記貫通孔とは、同一の水平方向位置に配置されている請求項4に記載のボトルトレイ。
【請求項6】
前記被支持部は、下方に向かって開口する孔を有する請求項1又は2に記載のボトルトレイ。
【請求項7】
前記載置面上には、複数の前記ボトルの底面が載置され、
前記水平板部の下面には、複数の前記ボトルに対応して複数の前記蓋固定部が設けられている請求項1又は2に記載のボトルトレイ。
【請求項8】
前記蓋着脱部材とは異なる水平方向位置で前記側壁部の上端に設けられて、前記蓋着脱部材に固定された前記蓋部の下端が載置される蓋置部を備える請求項1又は2に記載のボトルトレイ。
【請求項9】
前記蓋着脱部材は、前記水平板部の下面から突出し、前記側壁部の周方向の一部に当接可能な係合部を有する請求項1又は2に記載のボトルトレイ。
【請求項10】
請求項1又は2に記載のボトルトレイと、
前記載置面上に載置された前記ボトルと、
を備えるボトルユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ボトルトレイ、ボトルユニット及び細胞培養システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、培養液が収容されたケース状の培養容器を複数保持可能な凹部を有する培養容器セットが開示されている。この培養容器セットは、無人で細胞培養を行う自動細胞培養システムで用いられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4403169号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、細胞培養を行う際には、培養中の細胞代謝によって減少する成分等(微量成分)を培養液に添加する場合がある。自動細胞培養システムでこれを実現する場合、微量成分を収容するボトルを分注装置までロボットハンド等の搬送装置を用いて移送する必要がある。また、移送過程での成分のコンタミを回避するとともに分注装置での取り扱い性を向上させることが求められる。
【0005】
本開示は上記課題を解決するためになされたものであって、添加用成分を安定的に移送することができるとともにコンタミを抑制することができるボトルトレイ、ボトルユニット及び細胞培養システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示に係るボトルトレイは、着脱可能な蓋部を有するボトルの底面が載置される載置面を有する載置プレートと、前記載置プレートから前記ボトルを囲うように立ち上がる側壁部と、前記側壁部の外周面から水平方向に張り出す被支持部と、前記蓋部上に設けられて水平方向に延びる水平板部、及び前記板部の下面に一体に設けられて前記蓋部を把持可能な蓋固定部を有する蓋着脱部材と、を備える。
【0007】
本開示に係るボトルユニットは、上記のボトルトレイと、前記載置面上に載置された前記ボトルと、を備える。
【0008】
本開示に係る細胞培養システムは、上記のボトルユニットと、前記ボトルユニットが搬入されるストッカと、培養エリアを形成するインキュベータと、分注装置が設けられた液操作エリアを形成するクリーンベンチと、前記ストッカ、前記インキュベータ及び前記クリーンベンチにわたって前記ボトルユニットを搬送する搬送装置と、を備え、前記分注装置は、前記ボトルユニットにおけるボトルトレイの載置プレートが載置される冷却装置を有す。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、添加用成分を安定的に移送することができるとともにコンタミを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の第一実施形態に係る細胞培養システムの概略構成を示す模式的な平面図である。
本開示の第一実施形態に係る細胞培養システムのボトルユニットの斜視図である。
本開示の第一実施形態に係る細胞培養システムのボトルユニットのIII-III断面図である。
本開示の第一実施形態に係る細胞培養システムのボトルユニットの平面図である。
本開示の第二実施形態に係る細胞培養システムのボトルユニットの要部の縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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