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公開番号
2025102054
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219251
出願日
2023-12-26
発明の名称
クランプ装置、保護カバーおよび架空線の敷設方法
出願人
住電機器システム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02G
1/02 20060101AFI20250701BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】金車通過型のクランプを利用して行う架空線の敷設作業について、当該架空線の張力変動を抑制しつつ、その敷設作業を良好に行うことができる技術を提供する。
【解決手段】架空線10の端末部に装着される金車通過型のクランプ20と、前記クランプ20の外周部分を覆う筒状体である保護カバー50と、を備えるようにクランプ装置1を構成する。そして、前記保護カバー50は、前記筒状体の筒内面が前記外周部分に合致する形状に形成されており、前記筒状体の筒外面が当該筒状体の全長にわたって同一の断面形状を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
架空線の端末部に装着される金車通過型のクランプと、
前記クランプの外周部分を覆う筒状体である保護カバーと、を備え、
前記保護カバーは、前記筒状体の筒内面が前記外周部分に合致する形状に形成されており、前記筒状体の筒外面が当該筒状体の全長にわたって同一の断面形状を有する
クランプ装置。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記断面形状は、長径部および短径部を有するオーバル形状である
請求項1に記載のクランプ装置。
【請求項3】
前記オーバル形状は、楕円形状である
請求項2に記載のクランプ装置。
【請求項4】
前記保護カバーは、前記外周部分への装着状態にて、前記断面形状における前記長径部の径方向が、前記クランプの端縁I型部に設けられた貫通孔の軸方向と同方向となるように構成されている
請求項2または3に記載のクランプ装置。
【請求項5】
前記保護カバーは、前記筒状体の筒軸方向に沿って延びるスリットおよび前記筒状体の弾性を利用した筒開閉構造を有する
請求項1に記載のクランプ保護カバー。
【請求項6】
前記保護カバーは、前記筒状体の筒軸方向に沿って分割可能な半割り構造を有する
請求項1に記載のクランプ装置。
【請求項7】
前記保護カバーは、前記筒状体の筒外面に、当該筒状体に巻かれる結束帯の収容溝を有する
請求項1に記載のクランプ装置。
【請求項8】
架空線の端末部に装着される金車通過型のクランプの外周部分を覆う筒状体として構成され、
前記筒状体の筒内面が前記外周部分に合致する形状に形成されており、
前記筒状体の筒外面が当該筒状体の全長にわたって同一の断面形状を有する
保護カバー。
【請求項9】
架空線の端末部に金車通過型のクランプを装着する手順と、
前記クランプの外周部分を筒状体として構成された保護カバーで覆う手順と、を備え、
前記保護カバーとして、前記筒状体の筒内面が前記外周部分に合致する形状に形成されており、前記筒状体の筒外面が当該筒状体の全長にわたって同一の断面形状を有するものを用いる
架空線の敷設方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、クランプ装置、保護カバーおよび架空線の敷設方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
架空線を敷設する際には、架空線の端末部に金車通過型のクランプを装着し、その状態で金車上を通過させることで、架空線の延線に供することがある。金車通過型のクランプとしては、その一部分が圧縮されて架空線に装着されるように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-70819号公報
特開平9-284960号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
金車通過型のクランプが金車上を通過する際には、圧縮された箇所とそれ以外の箇所との断面形状の相違に起因する振動が生じ、これにより架空線の揺れに伴う張力変動が発生してしまうおそれがある。このような張力変動は、架空線およびクランプへの負荷や敷設作業への支障等の要因となり得るため、その発生を未然に回避すべきである。その一方で、クランプ自体の圧縮構造に変更を加えることは、使用するクランプの汎用性が損なわれたり架空線の敷設作業の作業性悪化を招いたりする等の点で好ましくない。
【0005】
本開示は、金車通過型のクランプを利用して行う架空線の敷設作業について、当該架空線の張力変動を抑制しつつ、その敷設作業を良好に行うことができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様によれば、
架空線の端末部に装着される金車通過型のクランプと、
前記クランプの外周部分を覆う筒状体である保護カバーと、を備え、
前記保護カバーは、前記筒状体の筒内面が前記外周部分に合致する形状に形成されており、前記筒状体の筒外面が当該筒状体の全長にわたって同一の断面形状を有する
クランプ装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、金車通過型のクランプを利用して行う架空線の敷設作業について、当該架空線の張力変動を抑制しつつ、その敷設作業を良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
架空線の敷設作業の一態様の概要を模式的に示す説明図である。
金車通過型のクランプの一構成例を示す説明図である。
金車通過型のクランプの使用態様の一例を示す説明図である。
金車通過型のクランプが周方向に回転した状態の一例を示す説明図である。
本開示の第一実施形態に係るクランプ装置の構成例を示す説明図である。
本開示の第一実施形態に係る保護カバーの構成例を示す側断面図である。
本開示の第一実施形態に係る保護カバーの構成例を示す図であり、図6A中のA-A断面図である。
本開示の第一実施形態に係る架空線の敷設方法においてクランプ装置が金車上を通過する際の態様の一例を示す説明図である。
本開示の第一実施形態に係る架空線の敷設方法において金車上を通過するクランプ装置の断面形状の一例を示す説明図である。
本開示の第二実施形態に係るクランプ装置の構成例を示す説明図である。
本開示の第二実施形態に係る保護カバーの構成例を示す側断面図である。
本開示の第二実施形態に係る保護カバーの構成例を示す図であり、図10A中のB矢視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
<発明者が得た知見>
まず、本願発明者が得た知見について説明する。
【0010】
図1は、架空線の敷設作業の一態様の概要を模式的に示す説明図である。
図例のように、架空線10を敷設する際には、架空線10の端末部に金車通過型のクランプ20を装着し、さらにそのクランプ20にワイヤケーブル30を接続し、その状態で金車40上を通過させることで、架空線10の延線に供する。
(【0011】以降は省略されています)
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