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公開番号
2025100885
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2025071828,2023522142
出願日
2025-04-23,2021-05-20
発明の名称
コイルケースを備えた電磁機器
出願人
ファナック株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01F
37/00 20060101AFI20250626BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】コイルケースがコア本体の半径方向に位置ズレしない電磁機器を提供する。
【解決手段】コイルケースがコア本体の半径方向に位置ズレするのを防止する。電磁機器(6)のコア本体(5)は、外周部鉄心(20)と少なくとも三つの鉄心(41~44)とを含む。電磁機器は、さらに、鉄心に装着されるコイル(51~54)と、コイルケース(61~64)とを含む。コア本体およびコイルケースを互いに嵌合する嵌合部(70、80)がコア本体およびコイルケースのそれぞれに形成されている。
【選択図】 図2C
特許請求の範囲
【請求項1】
電磁機器において、
コア本体を具備し、
該コア本体は、複数の外周部鉄心部分から構成された外周部鉄心と、前記複数の外周部鉄心部分に結合された少なくとも三つの鉄心と、を含んでおり、
さらに、
該少なくとも三つの鉄心に装着されたコイルと、
前記少なくとも三つの鉄心のそれぞれを少なくとも部分的に被覆して前記コイルから絶縁するコイルケースと、を具備し、
前記コア本体および前記コイルケースを互いに嵌合する嵌合部が前記コア本体および前記コイルケースのそれぞれに形成されており、
前記嵌合部は、前記コア本体の軸線方向に対して平行に少なくとも部分的に延びるよう形成された凹部と該凹部に嵌合する凸部とを含んでおり、
前記凹部および前記凸部のうちの一方は、前記電磁機器の周方向における前記外周部鉄心部分の両末端部であって、前記外周部鉄心に対応する前記鉄心の半径方向内側端部に隣接する両末端部に形成されており、前記凹部および前記凸部のうちの他方は前記コイルケースのハウジングの外周面に形成されており、
あるいは、
前記凹部および前記凸部のうちの一方は、前記鉄心の半径方向内側端部の近傍に形成されており、前記凹部および前記凸部のうちの他方は、前記電磁機器の半径方向外側に位置する前記ハウジングの端面から前記電磁機器の半径方向内側に突出する前記コイルケースの中空突出部の内周面に形成されている、電磁機器。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記嵌合部は、前記コイルケースの内周面と前記鉄心との間および前記コイルケースの外周面と前記外周部鉄心との間の少なくとも一方に形成されている、請求項1に記載の電磁機器。
【請求項3】
前記嵌合部は、前記コイルケースの外周面と前記鉄心との間に形成された第一嵌合部と前記コイルケースの内周面と前記外周部鉄心との間に形成された第二嵌合部とを含んでおり、
前記第一嵌合部と前記電磁機器の中心との間の距離は、前記第二嵌合部と前記電磁機器の前記中心との間の距離とは異なるようにした、請求項1に記載の電磁機器。
【請求項4】
前記少なくとも三つの鉄心の数は3の倍数である、請求項1から3のいずれか一項に記載の電磁機器。
【請求項5】
前記少なくとも三つの鉄心の数は4以上の偶数である、請求項1から3のいずれか一項に記載の電磁機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コイルケースを備えた電磁機器、例えばリアクトル、変圧器などに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年では、外周部鉄心と該外周部鉄心の内部に配置された複数の鉄心とを含むコア本体を備えた電磁機器が開発されている。複数の鉄心のそれぞれには、コイルが巻回されている。また、コア本体とコイルとの間を絶縁する目的で、コイルをコイルケースに収容した状態で電磁機器に組付ける技術が知られている。例えば特許文献1および特許文献2参照。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-004126号公報
特開2019-016711号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、コイルケースを用いる場合には、コイルケースがコア本体の半径方向に位置ズレする事態が生じうる。その結果、電磁機器を正確且つ容易に組み立てるのが困難になる場合があった。
【0005】
それゆえ、コイルケースがコア本体の半径方向に位置ズレすることのない電磁機器が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の1番目の態様によれば、コア本体を具備し、該コア本体は、複数の外周部鉄心部分から構成された外周部鉄心と、前記複数の外周部鉄心部分に結合された少なくとも三つの鉄心と、を含んでおり、さらに、該少なくとも三つの鉄心に装着されたコイルと、前記少なくとも三つの鉄心のそれぞれを少なくとも部分的に被覆して前記コイルから絶縁するコイルケースと、を具備し、前記コア本体および前記コイルケースを互いに嵌合する嵌合部が前記コア本体および前記コイルケースのそれぞれに形成されている、電磁機器が提供される。
【発明の効果】
【0007】
1番目の態様においては、コイルケースとコア本体とが嵌合部により互いに嵌合される。従って、一旦、嵌合されると、コイルケースはコア本体の半径方向に位置ズレしないようになる。このため、電磁機器を正確且つ容易に組み立てられる。
【0008】
本発明の目的、特徴及び利点は、添付図面に関連した以下の実施形態の説明により一層明らかになろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第一の実施形態に基づく電磁機器に含まれるコア本体の断面図である。
図1Aに示される電磁機器の斜視図である。
電磁機器の半径方向内側からみたコイルケースの斜視図である。
電磁機器の半径方向外側からみたコイルケースの斜視図である。
電磁機器の部分頂面図である。
従来技術における電磁機器の部分頂面図である。
電磁機器の部分斜視図である。
本開示における電磁機器の第一の部分断面図である。
本開示における電磁機器の第二の部分断面図である。
本開示における電磁機器の第三の部分断面図である。
図2Bと同様なコイルケースの他の斜視図である。
本開示における外周部鉄心部分の磁束密度分布を示す図である。
第二の実施形態に基づく電磁機器に含まれるコア本体の断面図である。
他の実施形態に基づく電磁機器に含まれるコア本体の断面図である。
さらに他の実施形態に基づく電磁機器に含まれるコア本体の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。全図面に渡り、対応する構成要素には共通の参照符号を付す。
以下の記載では、三相リアクトルを電磁機器の例として主に説明するが、本開示の適用は、三相リアクトルに限定されず、各相で一定のインダクタンスが求められる多相リアクトルに対して幅広く適用可能であり、また変圧器にも適用可能である。また、本開示に係るリアクトルは、産業用ロボットや工作機械におけるインバータの一次側および二次側に設けるものに限定されず、様々な機器に対して適用することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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