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公開番号
2025100168
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023217342
出願日
2023-12-22
発明の名称
発光装置及び発光装置の製造方法
出願人
日亜化学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H10H
20/857 20250101AFI20250626BHJP()
要約
【課題】反りの発生を低減でき、熱伝導性に優れる発光装置の提供。
【解決手段】発光装置は、上面及び下面、並びに上面及び下面を繋ぐ側面を有する第1金属部材と、前記第1金属部材から離隔する、上面及び下面、並びに上面及び下面を繋ぐ側面を有する第2金属部材と、前記第1金属部材の側面と前記第2金属部材の側面との間に配置される、上面及び下面、並びに上面及び下面を繋ぐ側面を有する第1絶縁部材と、光取出し面となる第1面及び第1面の反対側となる第2面、並びに第1面と第2面とを繋ぐ側面を有し、前記第1金属部材及び前記第2金属部材と電気的に接続される発光素子と、前記第1金属部材の上面及び前記第2金属部材の上面と接合される第2絶縁部材と、を有し、前記第1絶縁部材の側面は、前記第1金属部材の側面及び前記第2金属部材の側面のそれぞれと接着又は接合されておらず接触している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
上面及び下面、並びに上面及び下面を繋ぐ側面を有する第1金属部材と、
前記第1金属部材から離隔する、上面及び下面、並びに上面及び下面を繋ぐ側面を有する第2金属部材と、
前記第1金属部材の側面と前記第2金属部材の側面との間に配置される、上面及び下面、並びに上面及び下面を繋ぐ側面を有する第1絶縁部材と、
光取出し面となる第1面及び第1面の反対側となる第2面、並びに第1面と第2面とを繋ぐ側面を有し、前記第1金属部材及び前記第2金属部材と電気的に接続される発光素子と、
前記第1金属部材の上面及び前記第2金属部材の上面と接合される第2絶縁部材と、
を有し、
前記第1絶縁部材の側面は、前記第1金属部材の側面及び前記第2金属部材の側面のそれぞれと接着又は接合されておらず接触している、発光装置。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記発光素子の前記第1面上、又は前記発光素子の前記第1面の上方に、波長変換部材を更に有する、請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記第1金属部材の表面の少なくとも一面、及び前記第2金属部材の表面の少なくとも一面は、めっき層を有する、請求項1に記載の発光装置。
【請求項4】
前記第1金属部材の側面における前記第2金属部材の側面と対向する面、及び前記第2金属部材の側面における前記第1金属部材の側面と対向する面は、前記発光装置の上面から前記発光装置の下面に向かう方向に傾斜を有し、
前記第1金属部材の上面と、前記第1金属部材の側面における前記第2金属部材の側面と対向する面と、の内角、並びに、前記第2金属部材の上面と、前記第2金属部材の側面における前記第1金属部材の側面と対向する面と、の内角、の少なくとも一方の内角は鈍角である、請求項1に記載の発光装置。
【請求項5】
前記第1金属部材の側面における前記第2金属部材の側面と対向する面、及び前記第2金属部材の側面における前記第1金属部材の側面と対向する面は、凹凸を有する、請求項1に記載の発光装置。
【請求項6】
前記第1絶縁部材の上面は、前記第1金属部材の上面、及び前記第2金属部材の上面と面一である、請求項1に記載の発光装置。
【請求項7】
前記第1絶縁部材の上面は、前記第1金属部材の上面、及び前記第2金属部材の上面よりも高さが高くなっている、請求項1に記載の発光装置。
【請求項8】
前記第1絶縁部材の下面は、前記第1金属部材の下面、及び前記第2金属部材の下面と面一である、請求項1に記載の発光装置。
【請求項9】
前記第1絶縁部材の下面は、前記第1金属部材の下面、及び前記第2金属部材の下面よりも凹んでいる、請求項1に記載の発光装置。
【請求項10】
前記第1絶縁部材は、白色のセラミックスである、請求項1に記載の発光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光装置及び発光装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 3,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、光源としてLED等の発光素子を用いて構成した高出力の発光装置が用いられており、種々の特性を備える発光装置が提案されている。例えば、複数の基板と、複数の基板の間隙を充填するように形成されたセラミックからなる絶縁部と、上面被覆部と、を含む基板構造体が知られている。この基板構造体において、絶縁部は、無機接着剤を原料とした、セラミック溶射被膜を充填して形成されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-120339号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、反りの発生を低減でき、熱伝導性に優れる発光装置及び発光装置の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一実施形態に係る発光装置は、上面及び下面、並びに上面及び下面を繋ぐ側面を有する第1金属部材と、前記第1金属部材から離隔する、上面及び下面、並びに上面及び下面を繋ぐ側面を有する第2金属部材と、前記第1金属部材の側面と前記第2金属部材の側面との間に配置される、上面及び下面、並びに上面及び下面を繋ぐ側面を有する第1絶縁部材と、光取出し面となる第1面及び第1面の反対側となる第2面、並びに第1面と第2面とを繋ぐ側面を有し、前記第1金属部材及び前記第2金属部材と電気的に接続される発光素子と、前記第1金属部材の上面及び前記第2金属部材の上面と接合される第2絶縁部材と、を有し、前記第1絶縁部材の側面は、前記第1金属部材の側面及び前記第2金属部材の側面のそれぞれと接着又は接合されておらず接触している。
【0006】
また、本開示の一実施形態に係る発光装置の製造方法は、下面と、凹部を有する上面と、を有する金属体と、前記凹部内に配置され、上面及び下面、並びに上面及び下面を繋ぐ側面を有する焼結済みのセラミックスである第1絶縁部材と、を準備することと、前記金属体の上面に、前記金属体と電気的に接続するように、光取出し面となる第1面及び第1面の反対側となる第2面、並びに第1面と第2面とを繋ぐ側面を有する発光素子を配置することと、前記金属体の上面に、第2絶縁部材を配置し、前記金属体を固定することと、少なくとも前記金属体の下面から前記第1絶縁部材が露出するまで前記金属体の下面及び前記第1絶縁部材の下面の少なくともいずれかを研磨又は研削することと、前記第2絶縁部材を切断することと、前記金属体を切断することと、を含む。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一実施形態によれば、反りの発生を低減でき、熱伝導性に優れる発光装置及び発光装置の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1Aは、第1の実施形態に係る発光装置の一例を示す概略上面図である。
図1AのIB-IB線断面図の一例である。
第2の実施形態に係る発光装置の一例を示す概略断面図である。
第3の実施形態に係る発光装置の一例を示す概略断面図である。
第4の実施形態に係る発光装置の一例を示す概略断面図である。
第5の実施形態に係る発光装置の一例を示す概略断面図である。
第6の実施形態に係る発光装置の一例を示す概略斜視図である。
第6の実施形態に係る発光装置の別の一例を示す概略斜視図である。
第6の実施形態に係る発光装置の更に別の一例を示す概略斜視図である。
図6A~図6CのVID-VID線断面図の一例である。
第7の実施形態に係る発光装置の一例を示す概略上面図である。
図7AのVIIB-VIIB線断面図の一例である。
第8の実施形態に係る発光装置の一例を示す概略断面図である。
第1の実施形態に係る発光装置の製造方法の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態に係る発光装置の製造方法の準備することの一例を示す断面図である。
第1の実施形態に係る発光装置の製造方法の発光素子を配置することの一例を示す断面図である。
第1の実施形態に係る発光装置の製造方法の金属体を固定することの一例を示す断面図である。
第1の実施形態に係る発光装置の製造方法の研磨又は研削することの一例を示す断面図である。
第1の実施形態に係る発光装置の製造方法の第2絶縁部材を切断することの一例を示す断面図である。
第1の実施形態に係る発光装置の製造方法の金属体を切断することの一例を示す断面図である。
第1の実施形態に係る発光装置の製造方法の準備することの一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態に係る発光装置の製造方法の準備することにおける金属体を準備することに使用する金属体の一例を示す斜視図である。
図12Aの金属体の厚さ方向の断面の一部を示す断面図である。
第2の実施形態に係る発光装置の製造方法の準備することにおける第1絶縁部材を配置することにおいて、金属体に第1絶縁部材を配置した状態の一例を示す斜視図である。
図13Aの金属体の厚さ方向の断面図である。
第3の実施形態に係る発光装置の製造方法の準備することの一例を示すフローチャートである。
第3の実施形態に係る発光装置の製造方法の第1絶縁部材の上面を加工することの一例を示す断面図である。
第4の実施形態に係る発光装置の製造方法の準備することにおける第1絶縁部材を配置することの一例を示す断面図である。
第5の実施形態に係る発光装置の製造方法の準備することにおける金属体を準備することに使用する金属体の別の一例を示す斜視図である。
第5の実施形態に係る発光装置の製造方法の準備することにおける金属体を準備することに使用する金属体の更に別の一例を示す斜視図である。
第6の実施形態に係る発光装置の製造方法の一例を示すフローチャートである。
第6の実施形態に係る発光装置の製造方法の波長変換部材を配置することの一例を示す断面図である。
第6の実施形態に係る発光装置の製造方法の金属体を固定することの一例を示す断面図である。
第7の実施形態に係る発光装置の製造方法の一例を示すフローチャートである。
第7の実施形態に係る発光装置の製造方法のめっきすることの一例を示す断面図である。
第7の実施形態に係る発光装置の製造方法の発光素子を配置すること及び波長変換部材を配置することの一例を示す断面図である。
第7の実施形態に係る発光装置の製造方法の金属体を固定することの一例を示す断面図である。
第7の実施形態に係る発光装置の製造方法の金属体を切断することの一例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明に係る実施形態の発光装置(以下、「実施形態に係る発光装置」と呼ぶことがある)及び本発明に係る実施形態の発光装置の製造方法(以下、「実施形態に係る発光装置の製造方法」と呼ぶことがある)について説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、及びそれらの用語を含む別の用語)を用いる。しかし、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が制限されるものではない。また、複数の図面に表れる同一符号の部分は同一もしくは同等の部分または部材を示す。
【0010】
また、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための発光装置、発光装置の製造方法等を例示するものであって、本発明を以下に限定するものではない。また、以下に記載されている構成部品の寸法、材料、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、例示することを意図したものである。また、一の実施形態において説明する内容は、他の実施形態や変形例にも適用可能である。また、図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張している場合がある。更に、図面が過度に複雑になることを避けるために、一部の要素の図示を省略した模式図を用いたり、断面図として切断面のみを示す端面図を用いたりすることがある。
(【0011】以降は省略されています)
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