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公開番号
2025098973
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2024220659
出願日
2024-12-17
発明の名称
オス型電気コネクタのための電気コンタクト
出願人
ティーイー コネクティビティ ソリューソンズ ゲーエムベーハー
代理人
弁理士法人大場国際特許事務所
主分類
H01R
13/52 20060101AFI20250625BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】矩形断面の電気コンタクトピンを有するオス型電気コネクタを封止するための改善された解決策を提供する。
【解決手段】本発明は、オス型電気コネクタ(100)のための電気コンタクトに関し、電気コンタクト(103a)は、電気コンタクトピン(107a、107b)およびOリング(109a、109b)を備え、ピン(107a、107b)は、第1の部分と、第2の部分と、第1の部分と第2の部分との間において、Oリング(109a、109b)を収容するように適合される狭窄部とを備え、Oリング(109a、109b)は、狭窄部に収容されるようにピン(107a、107b)に配置される。本発明はまた、電気コンタクトピン(107a、107b)、コネクタハウジング(101)、およびオス型電気コネクタ(100)に関する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
オス型電気コネクタ(100)のための電気コンタクトであって、
前記電気コンタクト(103a、103b)は、
- 電気コンタクトピン(107a、107b)と、
- Oリング(109a、109b)とを備え、
前記ピン(107a、107b)は、
- 合致する電気端子と電気的接触を確立するように構成されている第1の部分(201)であって、前記第1の部分(201)は、前記ピン(107a、107b)の第1の端部(207)に配され、前記ピン(107a、107b)の延在方向(200)に直交する平面において矩形断面を有する、第1の部分(201)と、
- 前記ピン(107a、107b)を導電体に接続するように構成されている第2の部分(205)であって、前記第2の部分(205)は、前記第1の端部(207)とは反対側の前記ピン(107a、107b)の第2の端部(209)に配されている、第2の部分(205)と、
- 前記第1の部分(201)と前記第2の部分(205)との間において、Oリング(109a、109b)を収容するように構成されている狭窄部(203)と
を備え、
前記Oリング(109a、109b)は、前記狭窄部(203)に収容されるように前記ピン(107a、107b)に配置されている、
電気コンタクト。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記狭窄部(203)は、前記ピン(107a、107b)の前記延在方向(200)に直交する平面において、Oリング(109a、109b)が適合するように構成されている形状を有する丸み付き断面(400)を有する、
請求項1に記載の電気コンタクト。
【請求項3】
前記狭窄部(203)は、オーバル状断面、または楕円形断面、または2つの平行な辺を有する断面(400)であって、前記2つの平行な辺が、前記平行な辺の両側の端部に配置されている2つの弧、特に2つの円弧を接続する、断面(400)を有する、
請求項2に記載の電気コンタクト。
【請求項4】
前記第1の部分(201)の前記矩形断面の第1の長さ(211)に対応する前記ピン(107a、107b)の第1の側面(223)において、第1の窪み(221)を備え、前記第1の側面(223)とは反対側の前記ピン(107a、107b)の第2の側面(227)において、前記第1の窪み(221)とは反対側の第2の窪み(225)を備え、前記第1の窪み(221)および前記第2の窪み(225)は、共に前記狭窄部(203)を形成する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の電気コンタクト。
【請求項5】
前記第1の窪み(221)および/または前記第2の窪み(225)は、前記第1の部分(201)の前記矩形断面の前記第1の長さ(211)の100%から300%の間、好ましくは150%から250%の間の深さ(239)を有する、
請求項4に記載の電気コンタクト。
【請求項6】
前記第1の窪み(221)および/または前記第2の窪み(225)の縁部(231、233、235)は、丸みが付けられ、特にオーバル状または楕円形または円形の弧に沿って丸みが付けられている、
請求項4または5に記載の電気コンタクト。
【請求項7】
前記第1の窪み(221)および/または前記第2の窪み(225)は、前記第1の部分(201)の前記矩形断面の、好ましくは前記第1の長さ(211)に直交する第2の長さ(213)の10%から40%の間、好ましくは20%から30%の間の深さを有する、
請求項4から6のいずれか一項に記載の電気コンタクト。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか一項に記載の電気コンタクト(103a、103b)のための電気コンタクトピンであって、前記ピン(107a、107b)は、
合致する電気端子と電気的接触を確立するように構成されている第1の部分(201)であって、前記第1の部分(201)は、前記ピン(107a、107b)の第1の端部(207)に配され、前記ピン(107a、107b)の延在方向(200)に直交する平面において矩形断面を有する、第1の部分(201)と、
前記ピン(107a、107b)を導電体に接続するように構成されている第2の部分(205)であって、前記第2の部分(205)は、前記第1の端部(207)とは反対側の前記ピン(107a、107b)の第2の端部(209)に配されている、第2の部分(205)と、
前記第1の部分(201)と前記第2の部分(205)との間において、Oリング(109a、109b)を収容するように適合されている狭窄部(203)と
を備える、
電気コンタクトピン。
【請求項9】
オス型電気コネクタ(100)のためのコネクタハウジングであって、
前記ハウジング(101)は、請求項1から7のいずれか一項に記載の電気コンタクト(103a、103b)を収容するように構成されている空洞部(301)を形成し、前記空洞部(301)に通じる開口部(303)を備える第1の面(111)を有し、
前記開口部(303)は、前記ピン(107a、107b)を受け入れるように構成されている矩形断面を有し、
前記コネクタハウジング(101)は、封止座部(309)を形成するように、前記開口部(303)の周囲(117a、117)に沿って延び、前記ピン(107a、107b)の前記狭窄部(203)に収容されているOリング(109a、109b)が適合するように構成されている形状を有する突出部(113a、113b)を備える、
コネクタハウジング。
【請求項10】
請求項9に記載のハウジング(101)と、請求項1から7のいずれか一項に記載の電気コンタクト(103a、103b)とを備えるオス型電気コネクタであって、
前記ピン(107a、107b)は、前記第2の部分(205)が前記ハウジング(101)の内側に配置され、前記第1の部分(201)が前記ハウジング(101)の外側に配置されるように、前記空洞部(301)に収容され、
前記Oリング(109a、109b)は、前記開口部(303)の前記周囲(117a、117b)に沿って延びる前記突出部の形状に適合するように、前記ハウジング(101)の前記封止座部(309)に収容されている、
オス型電気コネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、オス型電気コネクタのための電気コンタクトに関する。本発明はまた、電気コンタクトピン、コネクタハウジング、およびオス型電気コネクタに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
電気的接続の分野において、少なくとも1つの電気コンタクトピンを備え、オス型電気コネクタと称される電気コネクタと、少なくとも1つの合致する電気端子、例えば電気コンタクト端子を備え、メス型電気コネクタと称される合致する電気コネクタとを設けることが知られている。一般に、電気コンタクトピンは、電気的接触を確立するように構成され、ピンの第1の端部に配される第1の部分と、ピンを導電体に接続するように構成され、ピンの第2の端部に配される第2の部分とを備える。通常、第1の部分は、ピンの延在方向(elongation direction)に直交する平面において、矩形断面を有する場合がある。
【0003】
オス型電気コネクタのハウジングにおける電気コンタクトピンの構成体を封止するために、特定の解決策は、電気コンタクトピンに矩形シールを設けることを提供し、矩形シールは、第1の部分の対応する矩形断面に合致する特定の形状を有するように成形される。よって、各タイプの矩形断面は、対応する矩形シールを必要とする。他のよりいっそう高価な解決策は、そのオス型電気コネクタハウジングに設置されるピンのポッティングを提供する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記を前提として、本発明は、矩形断面の電気コンタクトピンを有するオス型電気コネクタを封止するための改善された解決策を提案することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の目的は、本発明に係るオス型電気コネクタのための電気コンタクトにより実現される。本発明に係る電気コンタクトは、電気コンタクトピンおよびOリングを備える。ピンは、合致する電気端子と電気的接触を確立するように構成される第1の部分を備え、第1の部分は、ピンの第1の端部に配され、ピンの延在方向に直交する平面において矩形断面を有する。ピンはまた、ピンを導電体に接続するように構成される第2の部分を備え、第2の部分は、第1の端部とは反対側のピンの第2の端部に配される。ピンはさらに、第1の部分と第2の部分との間において、Oリングを収容するように適合される狭窄部を備える。Oリングは、狭窄部に収容されるようにピンに配置される。
【0006】
Oリングを収容するように適合される狭窄部を有する電気コンタクトピンを構成することにより、その第1の部分の矩形断面にもかかわらず、電気コンタクトピンにOリングを設けることができる。よって、第1の部分の矩形断面におけるOリングの設置に関連するリスク、特に矩形断面を有するピンの稜部によるOリングに対する損傷のリスク、および矩形断面を有するピンの側面における封止性の損失のリスクが低減するか、場合によっては取り除かれる。
【0007】
したがって、本発明は、耐久性または封止性能の損失に関する劣化のリスクを生じさせることなく、先行技術から知られているものに対してより安価な、矩形断面を有するピンのための封止の解決策を提供する。一方で、本発明は、先行技術のより高価な解決策と比較して、封止性能の増大をも実現することができる。
【0008】
本発明の一態様によれば、狭窄部は、ピンの延在方向に直交する平面において、Oリングが適合するように構成される形状を有する丸み付き断面を有してよい。この構成において、狭窄部は、Oリングを封止可能に収容するようにさらに良好に適合される。
【0009】
本発明の一態様によれば、狭窄部は、オーバル状断面、または楕円形断面、または2つの平行な辺を有する断面であって、2つの平行な辺が、それらの両側の端部に配置された2つの弧をそれらの間に接続する断面を有してよい。特に、アークは、2つの円弧、例えば半円であってよい。本発明の別の態様によれば、狭窄部は、2×2の4つの平行な辺を有する断面であって、2×2の4つの平行な辺が、それらの交点に配置された4つの弧、特に4つの四半円弧をそれらの間に接続する断面を有してよい。よって、狭窄部に収容されるOリングが、狭窄部の断面の形状にさらに良好に適合し、狭窄部へのOリングの収容の封止性を向上させることができる。
【0010】
本発明の一態様によれば、ピンは、第1の部分の矩形断面の第1の長さに対応するピンの第1の側面において、第1の窪みを備えてよく、第1の側面とは反対側のピンの第2の側面において、第1の窪みとは反対側の第2の窪みを備えてよく、第1の窪みおよび第2の窪みは、共に狭窄部を形成する。矩形断面の第1の長さは、電気コンタクトピンの第1の部分の厚さに対応してよい。2つの反対側の窪みを形成することにより、例えば単一の窪みの場合よりも確実にOリングを収容することが可能な狭窄部を得ることができる。特に、この構成では、ピンの延在方向に沿ったOリングの移動を阻止することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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