TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025096162
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2024195439
出願日2024-11-07
発明の名称ラミネートフィルム、ラミネートフィルムの製造方法、電池および電池の製造方法
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01M 50/105 20210101AFI20250619BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電池の信頼性を向上する。
【解決手段】ラミネートフィルム1は、第1樹脂フィルム11と、第1樹脂フィルム11に対向する第2樹脂フィルム12と、第1樹脂フィルム11と第2樹脂フィルム12との間に位置する第1金属層21と、第1樹脂フィルム11と第2樹脂フィルム12との間に位置する第2金属層22と、を備える。第1金属層21と第2金属層22とは電気的に絶縁される。ラミネートフィルム1は、平面視において、第1金属層21が存在し、かつ、第2金属層22が存在しない第1領域41と、第1金属層21が存在せず、かつ、第2金属層22が存在する第2領域42と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ラミネートフィルムであって、
第1樹脂フィルムと、
前記第1樹脂フィルムに対向する第2樹脂フィルムと、
前記第1樹脂フィルムと前記第2樹脂フィルムとの間に位置する第1金属層と、
前記第1樹脂フィルムと前記第2樹脂フィルムとの間に位置する第2金属層と、を備え、
前記第1金属層と前記第2金属層とは電気的に絶縁され、
前記ラミネートフィルムは、平面視において、
前記第1金属層が存在し、かつ、前記第2金属層が存在しない第1領域と、
前記第1金属層が存在せず、かつ、前記第2金属層が存在する第2領域と、を有する、
ラミネートフィルム。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記第1領域における前記ラミネートフィルムの厚さと前記第2領域における前記ラミネートフィルムの厚さとは同じである、
請求項1に記載のラミネートフィルム。
【請求項3】
前記第1金属層と前記第2金属層との間に位置し、前記第1金属層と前記第2金属層とを電気的に絶縁する絶縁層をさらに備え、
前記ラミネートフィルムは、平面視において、前記第1金属層および前記第2金属層が存在する第3領域を有する、
請求項1に記載のラミネートフィルム。
【請求項4】
前記第1領域における前記ラミネートフィルムの厚さと前記第3領域における前記ラミネートフィルムの厚さとは同じである、
請求項3に記載のラミネートフィルム。
【請求項5】
前記絶縁層の耐熱温度は、前記第1樹脂フィルムの耐熱温度よりも高い、
請求項3に記載のラミネートフィルム。
【請求項6】
前記絶縁層の破断強度は、前記第1樹脂フィルムの破断強度よりも高い、
請求項3に記載のラミネートフィルム。
【請求項7】
前記絶縁層と前記第1金属層とを接合する接合層をさらに備える、
請求項3に記載のラミネートフィルム。
【請求項8】
平面視において、前記第3領域の面積は、前記ラミネートフィルムの面積の50%以上である、
請求項3に記載のラミネートフィルム。
【請求項9】
平面視において、前記第3領域の面積は、前記第1領域の面積よりも大きい、
請求項3に記載のラミネートフィルム。
【請求項10】
前記第1金属層と前記第2金属層との間に位置し、前記第1金属層と前記第2金属層とを電気的に絶縁する絶縁部分を備え、
平面視において、前記第1金属層と前記第2金属層とは重ならずに離間している、
請求項1に記載のラミネートフィルム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電池外装体用のラミネートフィルムおよびその製造方法、ならびに、当該ラミネートフィルムを電池外装体として用いた電池およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電池において、2枚のラミネートフィルムを重ねた構造が開示されている。また、特許文献1に開示されているラミネートフィルムは、溶着樹脂層と、金属層と、溶着樹脂層と金属層との間に設けられ、溶着樹脂層よりも高い融点を有する耐熱樹脂層とを含んでいる。
【0003】
特許文献2には、2枚の金属シートと、2枚の金属シートの間の蓄電素子とを有し、2枚の金属シートが絶縁されたリチウムイオン電池モジュールが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-33612号公報
国際公開第2021/033706号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来技術においては、ラミネートフィルムで発電要素を封止した電池の信頼性の向上が望まれる。
【0006】
そこで、本開示は、電池の信頼性を向上できるラミネートフィルムおよびラミネートフィルムの製造方法、ならびに、信頼性の高い電池および電池の製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係るラミネートフィルムは、第1樹脂フィルムと、前記第1樹脂フィルムに対向する第2樹脂フィルムと、前記第1樹脂フィルムと前記第2樹脂フィルムとの間に位置する第1金属層と、前記第1樹脂フィルムと前記第2樹脂フィルムとの間に位置する第2金属層と、を備え、前記第1金属層と前記第2金属層とは電気的に絶縁され、前記ラミネートフィルムは、平面視において、前記第1金属層が存在し、かつ、前記第2金属層が存在しない第1領域と、前記第1金属層が存在せず、かつ、前記第2金属層が存在する第2領域と、を有する。
【0008】
本開示の一態様に係るラミネートフィルムの製造方法は、第1樹脂フィルム、第1金属層、第2金属層および第2樹脂フィルムを積層することであって、前記第2樹脂フィルムが前記第1樹脂フィルムに対向し、前記第1金属層および前記第2金属層が前記第1樹脂フィルムと前記第2樹脂フィルムとの間に位置し、前記第1金属層と前記第2金属層とが電気的に絶縁されるように積層することと、前記第1樹脂フィルム、前記第1金属層、前記第2金属層および前記第2樹脂フィルムを一体化することと、を含み、前記積層することでは、平面視において、前記第1金属層が存在し、かつ、前記第2金属層が存在しない第1領域と、前記第1金属層が存在せず、かつ、前記第2金属層が存在する第2領域とが前記ラミネートフィルムに形成されるように、前記第1樹脂フィルム、前記第1金属層、前記第2金属層および前記第2樹脂フィルムを積層する。
【0009】
本開示の一態様に係る電池は、電極層および対極層を有する発電要素と、上記ラミネートフィルムを第1ラミネートフィルムとして含む1以上のラミネートフィルムと、前記電極層に電気的に接続されている電極端子と、前記対極層に電気的に接続されている対極端子と、を備え、前記1以上のラミネートフィルムは、前記発電要素、前記電極端子および前記対極端子を挟み込むように互いに対向する第1フィルム部分と第2フィルム部分とを含み、前記電極端子の一部および前記対極端子の一部が露出するように前記発電要素を封止し、前記第1フィルム部分は、前記第1ラミネートフィルムの少なくとも一部で構成され、前記第1領域において前記電極端子と接着している。
【0010】
本開示の一態様に係る電池の製造方法は、上記ラミネートフィルムを第1ラミネートフィルムとして含む1以上のラミネートフィルムを準備することと、電極層および対極層を有する発電要素を準備することと、前記電極層に電気的に接続される電極端子および前記対極層に電気的に接続される対極端子を準備することと、前記1以上のラミネートフィルムにおける互いに対向する部分である第1フィルム部分と第2フィルム部分とで前記発電要素、前記電極端子および前記対極端子を挟み込むことと、前記1以上のラミネートフィルムによって前記電極端子の一部および前記対極端子の一部が露出するように前記発電要素を封止することと、を含み、前記第1フィルム部分は、前記第1ラミネートフィルムの少なくとも一部で構成され、前記発電要素を封止することでは、前記第1フィルム部分を、前記第1領域において前記電極端子に接着する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社潤工社
同軸ケーブル
今日
株式会社ExH
電流開閉装置
2日前
株式会社クオルテック
空気電池
14日前
個人
鉄心用材料とその製造方法
7日前
株式会社メルビル
ステージ
9日前
エイブリック株式会社
半導体装置
2日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
7日前
オムロン株式会社
電磁継電器
3日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
今日
株式会社GSユアサ
蓄電装置
2日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
7日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
7日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
7日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
7日前
日星電気株式会社
ケーブルアセンブリ
1日前
オムロン株式会社
スイッチ装置
今日
トヨタ自動車株式会社
電源装置
2日前
住友電装株式会社
端子台
1日前
エドワーズ株式会社
冷却システム
7日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
2日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
2日前
中国電力株式会社
断路器操作構造
3日前
東洋電装株式会社
操作装置
3日前
住友電装株式会社
コネクタ
7日前
ローム株式会社
チップ部品
2日前
住友電装株式会社
コネクタ
7日前
富士電機株式会社
半導体モジュール
2日前
株式会社ミトリカ
フラッシュランプ
1日前
株式会社アイシン
回転電機駆動装置
8日前
株式会社村田製作所
二次電池
7日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
1日前
日新電機株式会社
ガス遮断器
今日
日本特殊陶業株式会社
保持装置
今日
株式会社レゾナック
半導体装置
3日前
TDK株式会社
電源装置
7日前
トヨタバッテリー株式会社
電池パック
9日前
続きを見る