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公開番号
2025095736
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023212001
出願日
2023-12-15
発明の名称
支持構造
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類
F16F
15/04 20060101AFI20250619BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】圧縮機が低回転で運転する時に圧縮機と防振ゴムが共振することで、圧縮機の水平方向の振動が大きくなる場合がある。
【解決手段】支持ボルト80は、圧縮機21の径方向外側に配置され、一方がブラケット60と組み付いており、他方が底板52に固定され、圧縮機21を下方から支持する。防振ゴム70は、底板52とブラケット60との鉛直方向の間で、ブラケット60の上面よりも下に配置され、支持ボルト80が貫通する貫通孔が鉛直方向に延びるように形成されている。バネ90が、ブラケット60に固定されている固定部と、支持ボルト80とブラケット60とが組み付いている位置とを通る第2直線L2が、圧縮機本体の中心軸A1と、支持ボルト80とブラケット60とが組み付いている位置とを通る第1直線L1に対して、0°より大きく180°未満の角度方向に向かって延びるように配置されている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
圧縮機本体の下部に固定されている支持部材(60、62)を介して、設置部(52)に圧縮機(21、210)を支持させる支持構造であって、
前記圧縮機の径方向外側に配置され、一方が前記支持部材と組み付いており、他方が前記設置部に固定され、前記圧縮機を下方から支持する第1部材(80)と、
前記設置部と前記支持部材との鉛直方向の間で、前記支持部材の上面よりも下に配置され、前記第1部材が貫通する貫通孔(71)が鉛直方向に延びるように形成されており、前記圧縮機の鉛直方向の振動を減衰する第1振動減衰部材(70)と、
前記支持部材の上面に配置され、前記圧縮機の水平方向の振動と周方向の振動を減衰する第2振動減衰部材(90、91)と、
を備え、
前記第2振動減衰部材は、
前記第2振動減衰部材が、前記支持部材に固定されている固定部と、前記第1部材と前記支持部材とが組み付いている位置とを通る第2直線(L2)又は第3直線(L3)が、前記圧縮機本体の中心軸(A1)と、前記第1部材と前記支持部材とが組み付いている位置とを通る第1直線(L1)に対して、0°より大きく180°未満の角度方向に向かって延びるように配置されている、
支持構造。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第2振動減衰部材は、
前記第2直線又は前記第3直線が、前記第1直線に対して、45°から135°の範囲の角度方向に向かって延びるように配置されている、
請求項1に記載の支持構造。
【請求項3】
前記第1振動減衰部材に形成された前記貫通孔の内周面(70b)と、前記第1部材の外周面(80a)との間は、水平方向に隙間が空いている、
請求項1又は2に記載の支持構造。
【請求項4】
前記第2振動減衰部材は、
前記第2振動減衰部材が、前記支持部材に固定されている固定部において、前記支持部材と隙間なく接し、前記第2振動減衰部材が、前記第1部材に固定されている固定部において、前記第1部材と隙間なく接する、
請求項1又は2に記載の支持構造。
【請求項5】
1つの前記第1部材に対して、前記第2振動減衰部材が複数配置される、
請求項1又は2に記載の支持構造。
【請求項6】
前記第2振動減衰部材は、バネを含み、
前記第2振動減衰部材が、前記支持部材に固定されている固定部は、前記支持部材に含まれて前記バネの一端部に接触する凸部(95)であり、
前記第2直線は、前記凸部と、前記第1部材と前記支持部材とが組み付いている位置とを通る直線であり、前記バネの伸縮方向に沿って延びる、
請求項1又は2に記載の支持構造。
【請求項7】
前記第2振動減衰部材は、ゴムを含み、
前記ゴムが、上面視において、長方形状又は楕円形状の板状のゴムである場合、
前記第2振動減衰部材が、前記支持部材に固定されている固定部は、前記支持部材に含まれて前記ゴムの長軸方向の端部と接触する凸部(96)であり、
前記第3直線は、前記ゴムの長軸方向の端部と、前記第1部材と前記支持部材とが組み付いている位置とを通る直線である、
請求項1又は2に記載の支持構造。
【請求項8】
設置部(52)に圧縮機(21、210)を支持させる支持構造であって、
圧縮機本体の下部に固定されている支持部材(60、62)と、
前記圧縮機の径方向外側に配置され、一方が前記支持部材と組み付いており、他方が前記設置部に固定され、前記圧縮機を下方から支持する第1部材(80)と、
前記設置部と前記支持部材との鉛直方向の間で、前記支持部材の上面よりも下に配置され、前記第1部材が貫通する貫通孔(71)が鉛直方向に延びるように形成されており、前記圧縮機の鉛直方向の振動を減衰する第1振動減衰部材(70)と、
前記支持部材の上面に配置され、前記圧縮機の水平方向の振動と周方向の振動を減衰する第2振動減衰部材(90、91)と、
を備え、
前記第2振動減衰部材は、
前記第2振動減衰部材の外周縁の全体又は一部が、前記支持部材に固定されている固定部において、前記支持部材と隙間なく接し、前記第2振動減衰部材の内周縁が、前記第1部材に固定されている固定部において、前記第1部材と隙間なく接する、
支持構造。
【請求項9】
前記支持部材は、複数の支持脚を含み、
前記第1部材と各支持脚とが組み付いている、
請求項1又は2に記載の支持構造。
【請求項10】
前記支持部材は、1枚の板状のブラケットを含み、
前記第1部材を3つ以上備え、
前記第1部材とブラケットとが組み付いている、
請求項1又は2に記載の支持構造。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
支持構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、圧縮機を支持するための支持構造は、防振ゴムを介して圧縮機のブラケットを基板に取り付けている(特許文献1(特開2000-291982号公報))。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、従来の支持構造では、圧縮機が低回転で運転する時に圧縮機と防振ゴムが共振することで、圧縮機の水平方向の振動が大きくなる場合があるという課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1観点の支持構造は、圧縮機本体の下部に固定されている支持部材を介して、設置部に圧縮機を支持させる支持構造である。支持構造は、第1部材と、第1振動減衰部材と、第2振動減衰部材と、を備える。第1部材は、圧縮機の径方向外側に配置され、一方が支持部材と組み付いており、他方が設置部に固定され、圧縮機を下方から支持する。第1振動減衰部材は、設置部と支持部材との鉛直方向の間で、支持部材の上面よりも下に配置され、第1部材が貫通する貫通孔が鉛直方向に延びるように形成されており、圧縮機の鉛直方向の振動を減衰する。第2振動減衰部材は、支持部材の上面に配置され、圧縮機の水平方向の振動と周方向の振動を減衰する。第2振動減衰部材は、第2振動減衰部材が、支持部材に固定されている固定部と、第1部材と支持部材とが組み付いている位置とを通る第2直線又は第3直線が、圧縮機本体の中心軸と、第1部材と支持部材とが組み付いている位置とを通る第1直線に対して、0°より大きく180°未満の角度方向に向かって延びるように配置されている。
【0005】
この支持構造では、圧縮機の鉛直方向の振動と、水平方向の振動と、周方向の振動を抑えることができる。
【0006】
第2観点の支持構造は、第1観点の支持構造であって、第2振動減衰部材は、第2直線又は第3直線が、第1直線に対して、45°から135°の範囲の角度方向に向かって延びるように配置されている。
【0007】
この支持構造では、第2直線又は第3直線が、第1直線に対して、45°から135°の範囲の角度方向に向かって延びるように配置することで、圧縮機の水平方向の振動と周方向の振動を効率的に抑えることができる。
【0008】
第3観点の支持構造は、第1観点又は第2観点の支持構造であって、第1振動減衰部材に形成された貫通孔の内周面と、第1部材の外周面との間は、水平方向に隙間が空いている。
【0009】
この支持構造では、第1振動減衰部材と第1部材との間は水平方向に隙間が空いていることで、第1部材が直接第2振動減衰部材に当たり、第2振動減衰部材が圧縮機の水平方向の振動を吸収することができる。
【0010】
第4観点の支持構造は、第1観点から第3観点のいずれかの支持構造であって、第2振動減衰部材は、第2振動減衰部材が、支持部材に固定されている固定部において、支持部材と隙間なく接する。第2振動減衰部材が、第1部材に固定されている固定部において、第1部材と隙間なく接する。
(【0011】以降は省略されています)
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