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公開番号2025090328
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2023205507
出願日2023-12-05
発明の名称処理装置及び処理方法
出願人株式会社ディスコ
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01L 21/301 20060101AFI20250610BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電力の消費を抑制することができること。
【解決手段】処理装置1は、対象物に処理を施す処理ユニットと、処理ユニットを制御する制御ユニット100と、を備える。処理装置1は、電源130からの電力を制御ユニット100に供給するメイン回路61に配設され、制御ユニット100への電力の供給と停止とを切り替えるメインスイッチ63と、電源130からの電力を処理ユニットの構成部品70に供給するサブ回路62に配設され、処理ユニットの構成部品70への電力の供給と停止とを切り替えるサブスイッチ64と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
対象物に処理を施す処理ユニットと、該処理ユニットを制御する制御ユニットと、を備えた処理装置であって、
電源からの電力を該制御ユニットに供給するメイン回路に配設され、該制御ユニットへの電力の供給と停止とを切り替えるメインスイッチと、
該電源からの電力を該処理ユニットに供給するサブ回路に配設され、該処理ユニットへの電力の供給と停止とを切り替えるサブスイッチと、を備えた処理装置。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
該サブスイッチは、電力が供給された該制御ユニットによって切り替えられる、請求項1に記載の処理装置。
【請求項3】
該処理装置は、外部制御装置に接続され、
該外部制御装置が該メインスイッチを切り替えて該処理装置への電力の供給と停止を切り替える、請求項1または請求項2に記載の処理装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の処理装置で対象物に処理を施す処理方法であって、
該メインスイッチによって該処理装置を起動させて該電源からの電力を該制御ユニットに供給する起動ステップと、
該起動ステップを実施した後、該サブスイッチによって該電源からの電力を該処理ユニットに供給する処理準備ステップと、
該処理準備ステップを実施した後、対象物に該処理ユニットで処理を施す処理ステップと、を備えた処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、対象物に処理を施す処理装置及び処理方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
切削装置、レーザ加工装置、研削装置、バイト切削装置、洗浄装置、テープマウンタ、テープエキスパンド装置、検査装置、抗折強度試験装置等、対象物に加工や洗浄、測定等の処理を施す処理装置では、対象物に処理を施すための加工条件、洗浄条件、貼着条件、拡張条件、検査条件、試験条件等の処理条件をあらかじめ入力している。また、各処理装置では動作履歴や発生したエラーの内容を時間と共にログとして記憶している。更に、各処理装置では処理を施した対象物を撮像した撮像画像を記憶している。(例えば、特許文献1、特許文献2及び特許文献3参照)。
【0003】
ところで、各種の処理装置では、処理装置を稼働させると当該処理装置に接続された電源からの電力が処理装置に供給されて処理装置による対象物への処理が可能となっている。そして、処理装置の使用が終了すると処理装置をシャットダウンすることで電源からの電力の供給が停止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-003854号公報
特開2023-064886号公報
特開2021-005678号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来、処理装置に処理条件を入力や編集したり、処理条件を確認するためだけに処理装置を稼働させることがあった。同様に、処理装置が記憶しているログや撮像画像を確認するためだけや、これらの処理条件、ログ、撮像画像等の情報を例えばUSBメモリ(USB flash drive)などの外部記憶装置を用いて処理装置から取り出すために処理装置を稼働させていた。
【0006】
しかし、対象物への処理が可能な状態に稼働した処理装置は、相応の電力を消費しており、改善が切望されていた。
【0007】
本発明の目的は、電力の消費を抑制することができる処理装置及び処理方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の処理装置は、対象物に処理を施す処理ユニットと、該処理ユニットを制御する制御ユニットと、を備えた処理装置であって、電源からの電力を該制御ユニットに供給するメイン回路に配設され、該制御ユニットへの電力の供給と停止とを切り替えるメインスイッチと、該電源からの電力を該処理ユニットに供給するサブ回路に配設され、該処理ユニットへの電力の供給と停止とを切り替えるサブスイッチと、を備えたことを特徴とする。
【0009】
前記処理装置では、該サブスイッチは、電力が供給された該制御ユニットによって切り替えられても良い。
【0010】
前記処理装置は、外部制御装置に接続され、該外部制御装置が該メインスイッチを切り替えて該処理装置への電力の供給と停止を切り替えても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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