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公開番号
2025089867
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2023204793
出願日
2023-12-04
発明の名称
画像形成装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20250609BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】ジャム処理時においてユーザの手を入れるスペースを広げること。
【解決手段】画像形成装置は、トナー像担持体(感光ドラム51)との間で転写ニップNP1を形成する転写ローラ53と、定着装置6と、転写ローラ53と定着装置6の間でシートSを案内する可動シュートSHと、可動シュートSHを移動させる移動装置TMと、制御部を備える。定着装置6は、加熱回転体61と加熱回転体61の間で定着ニップNP2を形成する。可動シュートSHは、第1位置と第2位置の間で移動可能である。第2位置は、転写ローラ53の軸方向から見て、転写ニップNP1の下流端と定着ニップNP2の上流端を結んだ直線LNに対して第1位置よりも離れている。制御部は、移動装置TMを制御することで可動シュートSHを第1位置と第2位置との間でのみ移動させる。可動シュートSHは、直線LNに対して第2位置よりも離れた第3位置に移動可能である。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
トナー像を担持するトナー像担持体と、
前記トナー像担持体上のトナー像をシートに転写する転写ローラであって、前記トナー像担持体との間で転写ニップを形成する転写ローラと、
シートに転写されたトナー像をシートに定着させるための定着装置であって、
シートを加熱するための加熱回転体と、
シートを加圧するための加圧回転体であって、前記加熱回転体との間で定着ニップを形成する加圧回転体と、を有する定着装置と、
シートの搬送方向において前記転写ローラの下流、かつ、前記定着装置の上流に配置され、シートを案内する可動シュートであって、第1位置と、前記転写ローラの軸方向から見て、前記転写ニップの下流端と前記定着ニップの上流端を結んだ直線に対して前記第1位置よりも離れた第2位置との間で移動可能な可動シュートと、
前記可動シュートを移動させるための移動装置と、
前記移動装置を制御することで前記可動シュートを前記第1位置と前記第2位置との間でのみ移動させる制御部と、を備え、
前記可動シュートは、前記直線に対して前記第2位置よりも離れた第3位置に移動可能であることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記可動シュートは、前記移動装置が停止した状態で、前記第1位置から前記第3位置に向かう方向に移動可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記可動シュートを前記第1位置に向けて付勢するバネをさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部は、シート搬送中にシートが詰まったと判定した場合には、前記移動装置を制御して前記可動シュートを前記第1位置に位置させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記移動装置は、ソレノイドアクチュエータを有し、
前記制御部は、前記ソレノイドアクチュエータを制御することで前記可動シュートを前記第1位置と前記第2位置との間で移動させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記可動シュートは、シートを案内する案内面を有し、
前記移動装置は、前記可動シュートを前記案内面側から押圧する押圧面を有することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記ソレノイドアクチュエータの駆動力によって動くリンク機構をさらに備え、
前記リンク機構は、
一端が前記ソレノイドアクチュエータと接続され、前記軸方向に移動可能な第1リンクと、
前記第1リンクの他端と接続され、前記第1リンクの移動によって、第1軸を中心に回動可能な第2リンクと、
前記押圧面を有する第3リンクであって、前記第2リンクと接続され、前記第2リンクが回動することで、前記可動シュートを前記第2位置に向けて押す第3リンクと、を有することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記可動シュートは、第2軸を中心に回動可能であり、前記第2軸から前記搬送方向の下流側に延び、
前記第2位置は、前記第1位置よりも下の位置であり、
前記可動シュートが前記第1位置に位置するとき、前記可動シュートの先端は、前記転写ニップより上に位置し、
前記可動シュートが前記第2位置に位置するとき、前記可動シュートの先端は、前記転写ニップより下に位置することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記可動シュートの前記搬送方向の下流端は、前記可動シュートが前記第2位置に位置するときに前記第1位置に位置するときよりも前記直線から離れ、前記可動シュートが前記第3位置に位置するときに前記第2位置に位置するときよりも前記直線から離れることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
トナー像をシートに転写する転写ローラと、
シートに転写されたトナー像をシートに定着させる定着装置と、
シートの搬送方向において前記転写ローラの下流、かつ前記定着装置の上流に配置され、シートを案内する可動シュートであって、シートの面に交差する方向に、第1位置、第2位置、第3位置へと順に移動可能な可動シュートと、
前記可動シュートを移動させるための移動装置と、
前記移動装置を制御することで前記可動シュートを前記第1位置と前記第2位置との間でのみ移動させる制御部と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置として、定着装置と、ガイドと、ソレノイドと、制御部とを備えたものが知られている(特許文献1参照)。ガイドは、シートを定着装置に向けて案内するガイドである。ガイドは、第1位置と、第1位置よりも下方の第2位置との間で回動可能となっている。
【0003】
制御部は、印字制御時において、シートが定着装置に進入する前にソレノイドをONにして、ガイドを第1位置に位置させる。シートの中央付近がガイドの先端を通過する際に、制御部は、ソレノイドをOFFにしてガイドを第2位置に位置させる。
【0004】
ガイドの回動範囲は、2つの固定板で決められている。ガイドは、上側の固定板と当接することで、第1位置に位置する。ガイドは、下側の固定板と当接することで、第2位置に位置する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平09-190100号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来技術では、ガイドが第1位置から第2位置までの範囲でしか回動できないので、ガイド付近でシートが詰まった場合に、ユーザの手を入れるスペースが狭く、シートを取り出す作業(以下、「ジャム処理」ともいう。)が煩雑になるおそれがある。
【0007】
そこで、本開示は、ジャム処理時においてユーザの手を入れるスペースを広げることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
画像形成装置は、トナー像担持体と、転写ローラと、定着装置と、可動シュートと、移動装置と、制御部と、を備える。
トナー像担持体は、トナー像を担持する。
転写ローラは、トナー像担持体上のトナー像をシートに転写する。転写ローラは、トナー像担持体との間で転写ニップを形成する。
定着装置は、シートに転写されたトナー像をシートに定着させる。定着装置は、加熱回転体と、加圧回転体と、を有する。
加熱回転体は、シートを加熱する。
加圧回転体は、シートを加圧する。加圧回転体は、加熱回転体との間で定着ニップを形成する。
可動シュートは、シートの搬送方向において転写ローラの下流、かつ、定着装置の上流に配置される。可動シュートは、シートを案内する。可動シュートは、第1位置と、第2位置との間で移動可能である。第2位置は、転写ローラの軸方向から見て、転写ニップの下流端と定着ニップの上流端を結んだ直線に対して第1位置よりも離れている。
移動装置は、可動シュートを移動させるための装置である。
制御部は、移動装置を制御することで可動シュートを第1位置と第2位置との間でのみ移動させる。
可動シュートは、直線に対して第2位置よりも離れた第3位置に移動可能である。
【0009】
可動シュートが、直線に対して第2位置よりも離れた第3位置に移動可能となることで、可動シュートが制御部によって動かされる範囲よりも大きな範囲で動くことができるので、ジャム処理時においてユーザの手を入れるスペースを広げることができる。
【0010】
また、可動シュートは、移動装置が停止した状態で、第1位置から第3位置に向かう方向に移動可能であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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