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公開番号
2025089677
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2023204445
出願日
2023-12-04
発明の名称
情報処理装置及び情報処理方法
出願人
株式会社日立製作所
代理人
藤央弁理士法人
主分類
G06T
19/00 20110101AFI20250609BHJP(計算;計数)
要約
【課題】仮想空間への参加者間の現場に関する議論を効率化する。
【解決手段】情報処理装置は、現場の3Dモデルを含む現場に関するデータと、データに対応する位置と、を示すナレッジ情報を保持し、プロジェクト管理ルームの3Dモデルによって構築された第1仮想空間を表示装置に表示し、現場の3Dモデルを縮小したミニチュア3Dモデルと、ナレッジ情報から選択されたデータである表示コンテンツと、を第1仮想空間に表示し、現場の3Dモデル及び当該選択されたデータの位置に基づいて、ミニチュア3Dモデル内の座標であって、表示コンテンツに対応するデータの位置に対応する座標、を特定し、特定した座標をミニチュア3Dモデル内において強調表示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
情報処理装置であって、
プロセッサとメモリとを備え、
表示装置に接続され、
前記メモリは、
現場の3Dモデルを含む前記現場に関するデータと、前記データに対応する位置と、を示すナレッジ情報と、
プロジェクト管理ルームの3Dモデルによって構築された第1仮想空間を示す仮想空間管理情報と、を保持し、
前記プロセッサは、
前記第1仮想空間を前記表示装置に表示し、
前記現場の3Dモデルを縮小したミニチュア3Dモデルを前記第1仮想空間に表示し、
前記ナレッジ情報に含まれるデータの選択を受け付け、
前記選択されたデータを表示コンテンツとして前記第1仮想空間に表示し、
前記現場の3Dモデル及び前記選択されたデータの前記ナレッジ情報が示す位置に基づいて、前記ミニチュア3Dモデル内の座標であって、前記表示コンテンツに対応するデータの位置に対応する座標、を特定し、
前記特定した座標を前記ミニチュア3Dモデル内において強調表示する、情報処理装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記プロセッサは、
前記第1仮想空間への参加者の入場を受け付けた後に、前記ナレッジ情報を検索するためのクエリの入力を受け付け、
前記クエリに該当するデータを前記ナレッジ情報から検索し、
前記検索したデータを前記表示コンテンツとして前記第1仮想空間に表示する、情報処理装置。
【請求項3】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記ナレッジ情報は、前記現場に関するデータの種別を示し、
前記プロセッサは、
前記ナレッジ情報の更新指示を受け付け、
前記更新指示に基づいて、前記ナレッジ情報を更新し、
前記ナレッジ情報を更新したときに所定のトリガが発火したと判定した場合、前記所定のトリガに対応する所定の条件を満たすデータを前記ナレッジ情報から取得し、
前記取得したデータを前記表示コンテンツとして前記第1仮想空間に表示する、情報処理装置。
【請求項4】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記プロセッサは、前記第1仮想空間を管理する管理者が利用する端末の画面である管理画面を前記表示コンテンツとして、前記第1仮想空間に表示する、情報処理装置。
【請求項5】
請求項4に記載の情報処理装置であって、
前記プロジェクト管理ルームは床面と、複数の壁面と、を含み、
前記プロセッサは、
前記ミニチュア3Dモデルを前記床面に配置し、
前記管理画面を前記複数の壁面に含まれる壁面に配置し、
前記管理画面とは異なる前記表示コンテンツを、前記複数の壁面に含まれる壁面であって、前記管理画面が配置されている壁面とは異なる壁面、に配置する、情報処理装置。
【請求項6】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記プロセッサは、
所定のモーションによって前記ミニチュア3Dモデルの視認状態を変化させるための指示を受け付け、
前記指示に従って、表示中の前記ミニチュア3Dモデルの視認状態を変化させる、情報処理装置。
【請求項7】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記プロセッサは、
前記仮想空間管理情報は、前記現場の3Dモデルによって構築される、前記第1仮想空間とは異なる第2仮想空間を示す、情報処理装置。
【請求項8】
請求項7に記載の情報処理装置であって、
前記プロセッサは、
前記第1仮想空間又は前記第2仮想空間への参加者の入場を受け付け、
前記参加者を示す参加者アイコンを当該参加者が入場中の仮想空間に配置し、
前記参加者アイコンの配置に基づく視野を前記表示装置に表示し、
前記第1仮想空間又は前記第2仮想空間の一方に配置されている前記参加者アイコンを他方に移動させる、情報処理装置。
【請求項9】
請求項8に記載の情報処理装置であって、
前記ナレッジ情報は、前記現場にいる作業員の位置を示し、
前記プロセッサは、
前記現場の3Dモデル及び前記作業員の前記ナレッジ情報が示す位置に基づいて、前記ミニチュア3Dモデル内の前記作業員の位置に対応する座標を特定し、
前記作業員を示す作業員アイコンを、前記ミニチュア3Dモデルの当該特定した座標に配置し、
前記現場の3Dモデル及び前記作業員の前記ナレッジ情報が示す位置に基づいて、前記現場の3Dモデル内の前記作業員の位置に対応する位置を特定し、
前記作業員アイコンを、前記第2仮想空間の当該特定した位置に配置する、情報処理装置。
【請求項10】
請求項9に記載の情報処理装置であって、
前記プロセッサは、
前記参加者又は前記作業員を示すアイコンの選択を受け付け、
前記選択されたアイコンに対応する前記参加者又は前記作業員との所定のインタラクション処理を実行する、情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
本発明の背景技術として、特表2022-505469号公報(特許文献1)がある。この公報には、「複数の視覚化オブジェクトは、仮想3D空間において1つまたは複数のデータセットを表すために提供され得る。視覚化オブジェクトは、ファネル、コンテナ、ネームカードなどを含み得る。視覚化オブジェクトは、VR/AR環境において仮想カメラまたはユーザの位置の周りを回転することができる円形カルーセルにおいて配置することができる。視覚化オブジェクト内の個々のデータポイントは、対応するデータポイントの属性に基づいて、回転され、サイズ決定され、位置決めされ、色付けされ、または別の方法で特徴付けられ得る。個々のデータポイントはまた、統一されたビューにおける視覚化オブジェクト間の遷移としてアニメーション化され得る。音声コマンドは、視覚化オブジェクトのビューを同時に複数のデバイスに提供することができる対話型環境の一部として解釈することができる。」と記載されている(要約参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2022-505469号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術は、視覚化オブジェクト内の個々のデータポイントを、当該データポイントの属性に応じて仮想3D空間内に配置するが、仮想3D空間内に配置されたデータと、当該データが得られた現場内の位置と、を結びつけていない。そこで、本発明の一態様は、仮想空間内に配置したデータと、現場における位置と、の対応を仮想空間への参加者が認識しやすい態様で表示し、ひいては参加者間の現場に関する議論を効率化する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明の一態様は以下の構成を採用する。情報処理装置は、プロセッサとメモリとを備え、表示装置に接続され、前記メモリは、現場の3Dモデルを含む前記現場に関するデータと、前記データに対応する位置と、を示すナレッジ情報と、プロジェクト管理ルームの3Dモデルによって構築された第1仮想空間を示す仮想空間管理情報と、を保持し、前記プロセッサは、前記第1仮想空間を前記表示装置に表示し、前記現場の3Dモデルを縮小したミニチュア3Dモデルを前記第1仮想空間に表示し、前記ナレッジ情報に含まれるデータの選択を受け付け、前記選択されたデータを表示コンテンツとして前記第1仮想空間に表示し、前記現場の3Dモデル及び前記選択されたデータの前記ナレッジ情報が示す位置に基づいて、前記ミニチュア3Dモデル内の座標であって、前記表示コンテンツに対応するデータの位置に対応する座標、を特定し、前記特定した座標を前記ミニチュア3Dモデル内において強調表示する。
【発明の効果】
【0006】
本発明の一態様によれば、仮想空間内に配置したデータと、現場における位置と、の対応を仮想空間への参加者が認識しやすい態様で表示し、ひいては参加者間の現場に関する議論を効率化することができる。
【0007】
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1における議論空間提供システムの構成例を示すブロック図である。
実施例1におけるナレッジDB(DataBase)のデータ構成例を示す図である。
実施例1における仮想空間管理情報のデータ構成例を示す図である。
実施例1におけるミニチュア3Dモデル管理情報のデータ構成例を示す図である。
実施例1における表示コンテンツ管理情報のデータ構成例を示す図である。
実施例1における対応座標管理情報のデータ構成例を示す図である。
実施例1におけるユーザ管理情報のデータ構成例を示す図である。
実施例1における初期設定処理の一例を示すフローチャートである。
実施例1における定常処理の一例を示すフローチャートである。
実施例1における参加者指示対応処理の一例を示すフローチャートである。
実施例1におけるルームレイアウト更新処理の一例を示すフローチャートである。
実施例1におけるプロジェクト管理ルームの一例を示す平面図である。
実施例1におけるクエリ入力画面の画面構成例を示す図である。
実施例1における検索結果表示画面の画面構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。本実施形態において、同一の構成には原則として同一の符号を付け、繰り返しの説明は省略する。なお、本実施形態は本発明を実現するための一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではないことに注意すべきである。
【実施例】
【0010】
図1は、議論空間提供システムの構成例を示すブロック図である。議論空間提供システムは、議論空間提供装置100と、参加者が利用する参加者端末200と、現場の作業員が利用する作業員端末300と、を含み、各参加者端末200と各作業員端末300は、インターネット等のネットワーク400によって議論空間提供装置100に接続されている。
(【0011】以降は省略されています)
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