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公開番号2025086617
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023200709
出願日2023-11-28
発明の名称技量管理システム
出願人三菱重工業株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 10/0639 20230101AFI20250602BHJP(計算;計数)
要約【課題】作業者の実作業及び作業者への教育に基づいて、作業者の技量の管理を適切に行う。
【解決手段】作業者の技量を管理する技量管理システムにおいて、前記作業者が実施することで取得した実作業のデータである実作業データを記録する実作業データベースと、前記作業者が実施することで取得した教育用作業のデータである教育作業データを記録する教育作業データベースと、前記実作業データ及び前記教育作業データに基づく処理を実行する制御部と、を備え、前記実作業データ及び前記教育作業データは、前記実作業データまたは前記教育作業データであるか否かを識別するフラグと、前記フラグに対応付けられる前記作業者の技量を示す技量データと、を含んでいる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
作業者の技量を管理する技量管理システムにおいて、
前記作業者が実施することで取得した実作業のデータである実作業データを記録する実作業データベースと、
前記作業者が実施することで取得した教育用作業のデータである教育作業データを記録する教育作業データベースと、
前記実作業データ及び前記教育作業データに基づく処理を実行する制御部と、を備え、
前記実作業データ及び前記教育作業データは、前記実作業データまたは前記教育作業データであるか否かを識別するフラグと、前記フラグに対応付けられる前記作業者の技量を示す技量データと、を含んでいる技量管理システム。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記技量データは、作業に要した作業時間である請求項1に記載の技量管理システム。
【請求項3】
前記制御部は、
前記作業の平均時間を取得し、前記実作業データの前記作業時間が、前記平均時間よりも所定時間分だけ長い場合、教育を要する旨の通知を実行する請求項2に記載の技量管理システム。
【請求項4】
前記技量データに基づく画面を表示する表示部を、さらに備え、
前記制御部は、
前記技量データに基づく前記作業者の技量の時間変化を表示する請求項1に記載の技量管理システム。
【請求項5】
前記制御部は、
前記技量データに基づく前記作業者の作業回数を表示する請求項4に記載の技量管理システム。
【請求項6】
前記制御部は、
前記教育用作業に必要なリソースの充足度合を取得し、前記リソースの充足度合に基づいて実施可能な前記教育用作業を、前記作業者に対して選択可能に提示する請求項1に記載の技量管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、技量管理システムに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、作業者の教育を支援する教育スケジュール管理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。教育スケジュール管理装置では、教育コンテンツを受講した作業者に対応する修理実績データに含まれる作業実績値と、基準となる基準実績値とを比較し、作業実績値が基準実績値を満たす場合、フォロー教育が不要であると判定する一方で、満たさない場合、フォロー教育が必要であると判定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-185216号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、作業を実行する作業者に対しては、一般的に、一定期間ごとに所定の教育を実施している。この場合、適切な作業を実施している作業者に対して、不要な教育を実施する可能性があり、弾力的な教育の運用を実行することが難しいものとなる。また、作業者の実作業における技量が、教育によって作業者が獲得した技量であるかを、実作業に対する教育のエビデンスとして、適切に把握する必要がある。
【0005】
そこで、本開示は、作業者の実作業及び作業者への教育に基づいて、作業者の技量の管理を適切に行うことができる技量管理システムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の技量管理システムは、作業者の技量を管理する技量管理システムにおいて、前記作業者が実施することで取得した実作業のデータである実作業データを記録する実作業データベースと、前記作業者が実施することで取得した教育用作業のデータである教育作業データを記録する教育作業データベースと、前記実作業データ及び前記教育作業データに基づく処理を実行する制御部と、を備え、前記実作業データ及び前記教育作業データは、前記実作業データまたは前記教育作業データであるか否かを識別するフラグと、前記フラグに対応付けられる前記作業者の技量を示す技量データと、を含んでいる。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、作業者の実作業及び作業者への教育に基づいて、作業者の技量の管理を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係る技量管理システムの図である。
図2は、本実施形態に係る技量管理システムを機能的に示した説明図である。
図3は、本実施形態に係る技量管理システムに関するフローチャートである。
図4は、技量管理システムの表示部に表示される画面の図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本開示に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの開示が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能であり、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせることも可能である。
【0010】
[本実施形態]
本実施形態に係る技量管理システム10は、航空機の保守作業を行う作業者の技量を管理するシステムである。技量管理システム10は、例えば、アセットとしての航空機の保守作業を管理し支援するシステムに組み込まれており、複数のシステムが統合されたものとなっている。技量管理システム10は、保守作業の実作業及び保守作業の訓練等の教育用作業における技量の管理を行っている。図1を参照して、技量管理システム10について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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