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公開番号2025083197
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023196958
出願日2023-11-20
発明の名称ブレード、風力発電装置、及び、ブレードの製造方法
出願人コスモエコパワー株式会社,株式会社北拓,株式会社朝日ラバー
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類F03D 80/40 20160101AFI20250523BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約【課題】ブレードに氷等が付着することを抑制する。
【解決手段】一端が回転軸に接続されて用いられるブレードは、回転時に風が流入する側の第1のエッジと、回転時に風が流出する側の第2のエッジと、第1のエッジと第2のエッジとを結ぶ面である第1のサイドと、第1のエッジと第2のエッジとを結ぶ、第1のサイドと反対側の面である第2のサイドとを備え、第1のエッジの一部の表面構造が第1のエッジの他の部分と異なることを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
一端が回転軸に接続されて用いられるブレードであって、
回転時に風が流入する側の第1のエッジと、
回転時に風が流出する側の第2のエッジと、
前記第1のエッジと前記第2のエッジとを結ぶ面である第1のサイドと、
前記第1のエッジと前記第2のエッジとを結ぶ、前記第1のサイドと反対側の面である第2のサイドと、を備え、
前記第1のエッジの一部の表面構造が前記第1のエッジの他の部分と異なることを特徴とする、
ブレード。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記第1のエッジの一部は、前記ブレードの素材と異なる部材が設けられている、
請求項1に記載のブレード。
【請求項3】
前記ブレードの素材と異なる部材は、着氷を防止するための着氷防止部材である、
請求項2に記載のブレード。
【請求項4】
前記着氷防止部材は、前記第1のエッジにおける、前記ブレードの前記一端とは反対側の他端から前記一端に向かう所定の範囲内に設けられる、
請求項3に記載のブレード。
【請求項5】
前記所定の範囲は、前記ブレードの前記他端から、前記ブレードの長手方向の長さの2分の1までの範囲である、
請求項4に記載のブレード。
【請求項6】
前記所定の範囲は、前記ブレードの前記他端から、前記ブレードの長手方向の長さの3分の1までの範囲である、
請求項5に記載のブレード。
【請求項7】
前記着氷防止部材は、前記第1のエッジを被覆するように設けられる、
請求項4に記載のブレード。
【請求項8】
前記着氷防止部材は、前記第1のエッジ及び前記第1のサイドの一部を被覆するように設けられる、
請求項7に記載のブレード。
【請求項9】
前記着氷防止部材は、弾性を有し、前記第1のエッジを被覆する部分の厚みは、前記第1のサイドを被覆する部分の少なくとも一部の厚みと比べて厚い、
請求項8に記載のブレード。
【請求項10】
前記着氷防止部材の前記第1のサイドの一部を被覆する部分は、前記第1のエッジから、前記第1のサイドと第2のサイドの間の最大厚みの位置までの範囲内である、
請求項8に記載のブレード。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ブレード、風力発電装置、及び、ブレードの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
風力発電装置は、クリーンなエネルギーを得られるため、様々な場所への設置が進められている。例えば、風力発電装置は、寒冷地にも設置される(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-219653号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
寒冷地に設置された風力発電装置は、氷等がブレードに付着し、発電効率低下又はブレード破損などが発生するおそれがある。
【0005】
本開示は、ブレードに氷等が付着することを抑制する技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係るブレードは、一端が回転軸に接続されて用いられるブレードであって、回転時に風が流入する側の第1のエッジと、回転時に風が流出する側の第2のエッジと、前記第1のエッジと前記第2のエッジとを結ぶ面である第1のサイドと、前記第1のエッジと前記第2のエッジとを結ぶ、前記第1のサイドと反対側の面である第2のサイドと、を備え、前記第1のエッジの一部の表面構造が前記第1のエッジの他の部分と異なることを特徴とする。
【0007】
本開示に係る風力発電装置は、上記ブレードを備える。
【0008】
本開示に係るブレードの製造方法は、一端が回転軸に接続されて用いられるブレードの施工方法であって、前記ブレードは、回転時に風が流入する側の第1のエッジと、回転時に風が流出する側の第2のエッジと、前記第1のエッジと前記第2のエッジとを結ぶ面である第1のサイドと、前記第1のエッジと前記第2のエッジとを結ぶ、前記第1のサイドと反対側の面である第2のサイドと、を備え、前記第1のエッジの一部の表面構造が前記第1のエッジの他の部分と異なるように加工する。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、ブレードに氷等が付着することを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係る風力発電装置の外観図である。
本実施形態に係るブレードのプレッシャーサイド(PS)の外観図である。
本実施形態に係るブレードのサクションサイド(SS)の外観図である。
図2及び図3におけるA-A線に沿ったブレードの断面図である。
ブレードに着氷防止部材を設けた風力発電装置の電力平均出力及び出力低下率と、ブレードに着氷防止部材を設けなかった風力発電装置の電力平均出力及び出力低下率とを示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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