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公開番号2025077461
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023189654
出願日2023-11-06
発明の名称洋上風車用ジャケット構造体システム、及び洋上風車用ジャケット構造体の搬送方法
出願人日鉄エンジニアリング株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類F03D 13/40 20160101AFI20250512BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約【課題】洋上風車用ジャケット構造体を搬送台車で安定して搬送することが可能な洋上風車用ジャケット構造体システム、及び洋上風車用ジャケット構造体の搬送方法を提供することを目的とする。
【解決手段】洋上風車用ジャケット構造体システムは、複数のレグを有する洋上風車用ジャケット構造体、を備える洋上風車用ジャケット構造体システムであって、洋上風車用ジャケット構造体の搬送時において、複数のレグに含まれる第1レグ11は、第1搬送台車D1及び第2搬送台車D2のそれぞれに載置され、第1レグ11は、第1搬送台車D1及び第2搬送台車D2に挟まれることを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数のレグを有する洋上風車用ジャケット構造体、を備える洋上風車用ジャケット構造体システムであって、
前記洋上風車用ジャケット構造体の搬送時において、
前記複数のレグに含まれる第1レグは、第1搬送台車及び第2搬送台車のそれぞれに載置され、
前記第1レグは、前記第1搬送台車及び前記第2搬送台車に挟まれる、
ことを特徴とする洋上風車用ジャケット構造体システム。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記第1レグの下部は、地面に配置される設置台に設置され、
前記設置台は、前記第1搬送台車及び前記第2搬送台車のそれぞれに係止され、且つ、前記第1搬送台車及び前記第2搬送台車に挟まれる、
ことを特徴とする請求項1に記載の洋上風車用ジャケット構造体システム。
【請求項3】
前記設置台は爪部を備え、
前記第1レグは、前記下部に設けられ、且つ、前記下部の径よりも径が大きい蓋部材を更に備え、
前記蓋部材は、前記第1レグの内部にグラウトが流入することを抑制し、
前記爪部は、前記第1レグが前記設置台から浮き上がることを防止するため、前記蓋部材と係合する、
ことを特徴とする請求項2に記載の洋上風車用ジャケット構造体システム。
【請求項4】
前記設置台は、当接部材を更に備え、
前記当接部材は、前記設置台に対する前記下部の水平方向の位置を決めるため、前記蓋部材と当接する、
ことを特徴とする請求項3に記載の洋上風車用ジャケット構造体システム。
【請求項5】
前記レグの下端は、前記下端の軸方向に沿って見て十字状の十字状部材を備え、
前記設置台は、前記十字状部材が挿入される穴を有し、
前記穴に挿入される前記十字状部材の下端は、地面及び前記設置台に接触しない、
ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の洋上風車用ジャケット構造体システム。
【請求項6】
前記設置台の上部には、第1水平材と、第2水平材と、が設けられ、
前記洋上風車用ジャケット構造体の搬送時において、
前記第1水平材は、前記第1レグの管軸を挟んで、前記第2水平材の反対側に位置し、
前記第1水平材及び前記第2水平材の下面は、前記第1搬送台車及び前記第2搬送台車の上面に当接する、
ことを特徴とする請求項2に記載の洋上風車用ジャケット構造体システム。
【請求項7】
前記第1水平材及び前記第2水平材のそれぞれは、前記設置台と取り外し可能にピン接合され、
前記第1水平材と前記設置台とがピン接合される位置は、前記第2水平材と前記設置台とがピン接合される位置と、前記第1レグを挟んで、対称である、
ことを特徴とする請求項6に記載の洋上風車用ジャケット構造体システム。
【請求項8】
第1鋼管杭の内部に挿入される第1レグを備える第1洋上風車用ジャケット構造体と、
第2鋼管杭の内部に挿入される第2レグを備える第2洋上風車用ジャケット構造体と、
第3鋼管杭及び第4鋼管杭に接続される第3レグと、前記第3鋼管杭及び前記第4鋼管杭と前記第3レグとを接続する接続部材と、を備える第3洋上風車用ジャケット構造体と、
を含む洋上風車用ジャケット構造体システムであって、
前記第1洋上風車用ジャケット構造体の搬送時において、前記第1レグは第1設置台に設置され、
前記第2洋上風車用ジャケット構造体の搬送時において、前記第2レグは第2設置台に設置され、
前記第3洋上風車用ジャケット構造体の搬送時において、前記接続部材は第3設置台に設置され、
前記第1設置台は、2台の第1搬送台車のそれぞれに係止され、且つ、前記2台の第1搬送台車に挟まれ、
前記第2設置台は、1台の第2搬送台車に支持され、
前記第3設置台は、1台の第3搬送台車に支持され、
前記接続部材は、前記第3鋼管杭が挿入される第3さや管を備え、
前記第3設置台は、前記第3さや管が設置され、
前記第3設置台の両端には、脚が設けられており、
前記1台の第3搬送台車は、前記両端に設けられる前記脚に挟まれる、
ことを特徴とする洋上風車用ジャケット構造体システム。
【請求項9】
複数のレグを有する洋上風車用ジャケット構造体の搬送方法であって、
前記複数のレグに含まれる第1レグは、第1搬送台車及び第2搬送台車のそれぞれに載置され、
前記複数のレグに含まれる第1レグは、前記第1搬送台車及び前記第2搬送台車に挟まれる、
ことを特徴とする洋上風車用ジャケット構造体の搬送方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、洋上風車用ジャケット構造体システム、及び洋上風車用ジャケット構造体の搬送方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、洋上風車用ジャケット構造体を搬送台車で搬送することが行われている。
特許文献1は、洋上風車用ジャケット構造体におけるレグのスタビングを支持部材上に設けること、ドーリーを利用して下部ジャケットを搬送すること、を開示する。
特許文献2は、モノパイル式基礎のトランジションピースを多軸台車で搬送すること、を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-46721号公報
特開2022-40823号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、下部ジャケットを搬送するためにどのようにドーリーを利用するのか、の開示がない。また、特許文献2では、ジャケット構造体を多軸台車で搬送することが想定されていない。
【0005】
本開示は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、洋上風車用ジャケット構造体を搬送台車で安定して搬送することが可能な洋上風車用ジャケット構造体システム、及び洋上風車用ジャケット構造体の搬送方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
<1>本開示の態様1に係る洋上風車用ジャケット構造体システムは、複数のレグを有する洋上風車用ジャケット構造体、を備える洋上風車用ジャケット構造体システムであって、前記洋上風車用ジャケット構造体の搬送時において、前記複数のレグに含まれる第1レグは、第1搬送台車及び第2搬送台車のそれぞれに載置され、前記第1レグは、前記第1搬送台車及び前記第2搬送台車に挟まれることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、洋上風車用ジャケット構造体を搬送台車で安定して搬送することが可能な洋上風車用ジャケット構造体システム、及び洋上風車用ジャケット構造体の搬送方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る洋上風車用ジャケット構造体システムの斜視図である。
図1に示すII部の拡大図である。
第1レグが第1設置台に設置された状態を示す第1側面図である。
第1レグが第1設置台に設置された状態を示す第2側面図である。
図4のV部の拡大図である。
図4の平面図である。
第1レグが第1搬送台車及び第2搬送台車に挟まれた状態を示す正面図である。
図7の平面図である。
第2実施形態に係る洋上風車用ジャケット構造体システムの斜視図である。
図9のIX部の拡大図である。
図10のX方向の矢視図である。
図9のXI部の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
以下、図面を参照し、本開示の一実施形態に係る洋上風車用ジャケット構造体システムを説明する。
洋上風車用ジャケット構造体システムは、複数のレグを有する洋上風車用ジャケット構造体を備える。なお、本実施形態において、洋上風車用ジャケット構造体システムが備える洋上風車用ジャケット構造体は、完成状態のものであってもよいし、製作途中のものであってもよい。洋上風車用ジャケット構造体システムは、例えば、1つ以上の洋上風車用ジャケット構造体を備える。洋上風車用ジャケット構造体は、海底地盤に打設された鋼管杭に接続されることで、洋上に設置される。洋上風車用ジャケット構造体は、洋上において、不図示の洋上風車を支持する。
なお、洋上風車用ジャケット構造体システムが洋上風車用ジャケット構造体を複数含む場合、複数の洋上風車用ジャケット構造体のそれぞれの構造または形状は、いずれも同じであってもよいし、互いに異なっていてもよい。
【0010】
以下、本実施形態に係る洋上風車用ジャケット構造体システム1に含まれる洋上風車用ジャケット構造体の1つである、第1洋上風車用ジャケット構造体10の構成について説明する。
図1は、第1実施形態に係る洋上風車用ジャケット構造体システム1の斜視図である。
図2は、図1に示すII部の拡大図である。
図3は、第1レグ11が第1設置台S1に設置された状態を示す第1側面図である。
図4は、第1レグ11が第1設置台S1に設置された状態を示す第2側面図である。
図5は、図4のV部の拡大図である。
図6は、図4の平面図である。
図7は、第1レグ11が第1搬送台車D1及び第2搬送台車D2に挟まれた状態を示す正面図である。
図8は、図7の平面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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