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公開番号
2025035500
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023142581
出願日
2023-09-01
発明の名称
配線器具及び配線器具用ハウジング
出願人
パナソニック マニュファクチュアリング アユタヤ シーオー ドット エルティーディー
代理人
弁理士法人北斗特許事務所
主分類
H01R
13/52 20060101AFI20250306BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】内部に浸入した水を排水することができる配線器具を提供する。
【解決手段】配線器具1Aは、配線器具本体2Aと、配線器具本体2Aを収容するハウジング3と、を備える。ハウジング3は、ボディ4と、ボディ4の少なくとも一部を覆うカバー5と、を有する。ボディ4は、配線器具本体2Aの一部が露出する開口部40を有する膨出部41を備える。カバー5は、膨出部41の前面410を覆う閉状態と、膨出部41の前面410を開放する開状態との間で、ボディ4に対して回転自在に取り付けられる。ハウジング3は、ハウジング3の内部から外部へ水を排出する水抜き部30と、水抜き部30へと水を誘導する誘導突起31と、を有する。誘導突起31は、膨出部41の前面410と、前面410と対向するカバー5の対向面51との少なくとも一方に設けられる。また誘導突起31は、膨出部41とカバー5との間に位置する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
配線器具本体と、前記配線器具本体を収容するハウジングと、を備え、
前記ハウジングは、前記配線器具本体が取り付けられるボディと、前記ボディの少なくとも一部を覆うカバーと、を有し、
前記ボディは、前記配線器具本体の一部が露出する開口部を有する膨出部を備え、
前記カバーは、前記膨出部の前面を覆う閉状態と、前記膨出部の前面を開放する開状態との間で、前記ボディに対して回転自在に取り付けられ、
前記ハウジングは、前記閉状態において、前記ハウジングの内部から外部へ水を排出する水抜き部と、前記水抜き部へと水を誘導する誘導突起と、を有し、
前記誘導突起は、前記膨出部の前記前面と、前記閉状態において前記前面と対向する前記カバーの対向面との少なくとも一方に設けられ、前記閉状態において、前記膨出部と前記カバーとの間に位置する、
配線器具。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記誘導突起は、前方から見て、左右方向に延びるように設けられ、前記左右方向の中央部から端部に向かって下るように傾斜している、
請求項1に記載の配線器具。
【請求項3】
前記ボディは、前記膨出部の前記左右方向に並ぶ一対の側面の少なくとも一方に、ガイドリブを有し、
前記ガイドリブは、前後方向に延びるように形成され、
前記カバーは、前記ガイドリブの少なくとも一部に接触しながら前記開状態から前記閉状態へと前記ボディに対して回転し、前記閉状態では前記ガイドリブに接触している
請求項1又は2に記載の配線器具。
【請求項4】
前記ガイドリブは、係止部と摺動部とを有し、
前記係止部は、前記側面からの突出寸法が一定であり、
前記摺動部は、前記係止部から前方に延在するように形成され、前端から前記係止部に向かって前記側面からの突出寸法が徐々に大きくなるように形成され、
前記カバーは、前記閉状態で前記係止部に接触している、
請求項3に記載の配線器具。
【請求項5】
前記ハウジングは、前記配線器具本体に接続されるコードの移動を規制する規制部を備え、
前記規制部は、前記ボディに設けられるボディ側規制部と、前記カバーに設けられるカバー側規制部と、を含み、
前記ボディ側規制部は、前記コードに接触する弾性部材と、前記弾性部材を保持する保持部材と、を備え、
前記規制部は、前記閉状態において、前記ボディ側規制部と前記カバー側規制部との間で前記コードを挟持する、
請求項1又は2に記載の配線器具。
【請求項6】
前記保持部材は、前記弾性部材に差し込まれる一対の突起部を有する、
請求項5に記載の配線器具。
【請求項7】
前記弾性部材は、複数の突片を有し、
前記複数の突片の一部は、前記コードが収まる凹部を有する、
請求項5に記載の配線器具。
【請求項8】
前記ボディは、前記ボディ側規制部を保持する嵌合部を有し、
前記カバーは、前記閉状態において、前記嵌合部が嵌まり込む嵌合凹部を有する、
請求項5に記載の配線器具。
【請求項9】
前記保持部材は、前記ボディ側規制部と前記カバー側規制部との間で前記コードを挟持したときに生じる応力で変形するのを抑制する補強部を有する、
請求項5に記載の配線器具。
【請求項10】
配線器具本体を収容するためのハウジングであって、
前記ハウジングは、前記配線器具本体が取り付けられるボディと、前記ボディの少なくとも一部を覆うカバーと、を有し、
前記ボディは、前記配線器具本体の一部が露出する開口部を有する膨出部を備え、
前記カバーは、前記膨出部の前面を覆う閉状態と、前記膨出部の前面を開放する開状態との間で、前記ボディに対して回転自在に取り付けられ、
前記ハウジングは、前記閉状態において、前記ハウジングの内部から外部へ水を排出する水抜き部と、前記水抜き部へと水を誘導する誘導突起と、を有し、
前記誘導突起は、前記膨出部の前記前面と、前記閉状態において前記前面と対向する前記カバーの対向面との少なくとも一方に設けられ、前記閉状態において、前記膨出部と前記カバーとの間に位置する、
配線器具用ハウジング。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般に配線器具及び配線器具用ハウジングに関し、より詳細には、カバーとボディを備えた配線器具及び配線器具用ハウジングに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、防水コンセントが記載されている。このような防水コンセントは、主に、建物の屋外に設置されるため、コンセント本体に雨水などの水が作用しないように、ボディとカバーとを備えたハウジング内にコンセント本体を収容している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-086822号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような防水コンセントは、ハウジング内に水がほとんど浸入しないが、万が一、ハウジング内に水が浸入した場合には、それをハウジング外に排出することが望まれている。
【0005】
本開示は、内部に浸入した水を排水することができる配線器具及び配線器具用ハウジングを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る配線器具は、配線器具本体と、前記配線器具本体を収容するハウジングと、を備える。前記ハウジングは、前記配線器具本体が取り付けられるボディと、前記ボディの少なくとも一部を覆うカバーと、を有する。前記ボディは、前記配線器具本体の一部が露出する開口部を有する膨出部を備える。前記カバーは、前記膨出部の前面を覆う閉状態と、前記膨出部の前面を開放する開状態との間で、前記ボディに対して回転自在に取り付けられる。前記ハウジングは、前記閉状態において、前記ハウジングの内部から外部へ水を排出する水抜き部と、前記水抜き部へと水を誘導する誘導突起と、を有する。前記誘導突起は、前記膨出部の前記前面と、前記閉状態において前記前面と対向する前記カバーの対向面との少なくとも一方に設けられる。また前記誘導突起は、前記閉状態において、前記膨出部と前記カバーとの間に位置する。
【0007】
本開示の一態様に係る配線器具用ハウジングは、配線器具本体を収容するためのハウジングである。前記ハウジングは、前記配線器具本体が取り付けられるボディと、前記ボディの少なくとも一部を覆うカバーと、を有する。前記ボディは、前記配線器具本体の一部が露出する開口部を有する膨出部を備える。前記カバーは、前記膨出部の前面を覆う閉状態と、前記膨出部の前面を開放する開状態との間で、前記ボディに対して回転自在に取り付けられる。前記ハウジングは、前記閉状態において、前記ハウジングの内部から外部へ水を排出する水抜き部と、前記水抜き部へと水を誘導する誘導突起と、を有する。前記誘導突起は、前記膨出部の前記前面と、前記閉状態において前記前面と対向する前記カバーの対向面との少なくとも一方に設けられる。また前記誘導突起は、前記閉状態において、前記膨出部と前記カバーとの間に位置する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、万が一、水がハウジングの内部に浸入した場合でも、その水を誘導突起で水抜き部へと誘導し、ハウジングの外部に排出することができる、という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施形態に係る配線器具の斜視図である。
図2は、同上の斜視図である。
図3は、同上の斜視図である。
図4は、同上の分解斜視図である。
図5は、同上のボディの斜視図である。
図6は、同上のボディの一部の斜視図である。
図7は、同上のカバーの斜視図である。
図8は、同上のカバーの一部の断面斜視図である。
図9Aは、同上の規制部の分解斜視図である。図9Bは、同上の規制部の斜視図である。
図10は、同上のハウジングの一部の断面図である。
図11は、同上の使用状態の概略図である。
図12は、同上の使用状態の斜視図である。
図13Aは、同上の規制部の概略図である。図13Bは、同上の規制部の概略図である。
図14は、同上の斜視図である。
図15Aは、図15BのX1の部分の拡大斜視図である。図15Bは、同上の概略図である。
図16Aは、同上の断面図である。図16Bは、図16AのX2の部分の拡大斜視図である。図16Cは、図16AのX3の部分の拡大斜視図である。
図17Aは、同上の断面図である。図17Bは、同上の断面図である。
図18は、本実施形態に係る配線器具の一部の概略図である。
図19Aは、本実施形態に係る配線器具の保持部材の変形例の斜視図である。図19Bは、同上の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本実施形態に係る配線器具1Aについて、図面を用いて説明する。ただし、下記の実施形態は、本開示の様々な実施形態の1つに過ぎない。下記の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、下記の実施形態において説明する各図は、模式的な図であり、図中の各構成要素の大きさ及び厚さそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)
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