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公開番号
2025028659
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-03
出願番号
2023133606
出願日
2023-08-18
発明の名称
共振型光半導体素子および共振型光半導体素子の製造方法
出願人
国立大学法人 宮崎大学
,
DOWAホールディングス株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H10H
20/814 20250101AFI20250221BHJP()
要約
【課題】GaAsまたはAlGaAs基板上に、共振構造を有する受発光素子において、中心波長を2.0μm以上とすることが可能な共振型光半導体素子および共振型光半導体素子の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明における共振型光半導体素子は、GaAsまたはAlGaAsの基板と、基板上のAl
x
Ga
1-x
As(0≦x≦1)とAl
y
Ga
1-y
As(0≦y≦1)とを交互に積層した第一ブラッグ反射鏡と、第一ブラッグ反射鏡上に形成されたInAsバッファ層と、InAsバッファ層上に形成されたInAs
1-z
Sb
z
(z≧0)を含む活性層と、活性層上に形成された第二ブラッグ反射鏡と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
GaAsまたはAlGaAsの基板と、
前記基板上のAl
x
Ga
1-x
As(0≦x≦1)とAl
y
Ga
1-y
As(0≦y≦1)とを交互に積層した第一ブラッグ反射鏡と、
前記第一ブラッグ反射鏡上に形成されたInAsバッファ層と、
前記InAsバッファ層上に形成されたInAs
1-z
Sb
z
(z≧0)を含む活性層と、
前記活性層上に形成されたAl
v
Ga
1-v
As(0≦v≦1)とAl
w
Ga
1-w
As(0≦w≦1)とを交互に積層した第二ブラッグ反射鏡と、
を有することを特徴とする、
共振型光半導体素子。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記活性層の中心受発光波長が3μm以上である、
請求項1に記載の共振型光半導体素子。
【請求項3】
前記第一ブラッグ反射鏡と前記InAsバッファ層との界面にミスフィット転位を有する、
請求項1に記載の共振型光半導体素子。
【請求項4】
GaAsまたはAlGaAsの基板上に、
Al
x
Ga
1-x
As(0≦x≦1)とAl
y
Ga
1-y
As(0≦y≦1)とを交互に積層した第一ブラッグ反射鏡を形成する工程と、
前記第一ブラッグ反射鏡上にInAsバッファ層を400℃以上550℃未満の成長温度で形成する工程と、
前記InAsバッファ層上にInAs
1-z
Sb
z
(z≧0)を含む活性層を550℃以上750℃未満の成長温度で形成する工程と、
前記活性層上にAl
v
Ga
1-v
As(0≦v≦1)とAl
w
Ga
1-w
As(0≦w≦1)とを交互に積層した第二ブラッグ反射鏡を形成する工程と、
を含み、
前記第二ブラッグ反射鏡を形成する工程は、
600℃未満の温度で前記第二ブラッグ反射鏡の少なくとも最初の層の成膜を開始する第一成膜工程と、
前記第一成膜工程後に行われ、600℃以上800℃以下の温度で前記第二ブラッグ反射鏡の残りの層を成長させる第二成膜工程と、
を含むことを特徴とする、
共振型光半導体素子の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、共振型光半導体素子および共振型光半導体素子の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
中赤外領域(例えば、波長3μmから5μm)の波長域を有する受発光素子は、センサまたはガス分析などの用途で、幅広く用いられている。
【0003】
このような受発光素子の活性層には、In、AsおよびSbを含むInGaAsSb系III―V族半導体が用いられる。また、従来は、InAsSb層などのInGaAsSb系III―V族半導体層をエピタキシャル成長させる場合、格子整合させるために、InAs基板またはGaSb基板が成長用基板として用いられていた。しかしながら、近年は、InAsSb層などと格子整合しない安価なGaAs基板の使用も検討されている。
【0004】
特許文献1には、GaAsまたはAlGaAs基板上において、AlGaAsからなる第一の半導体分布反射鏡と、第二の半導体分布反射鏡とに挟まれ、低温で成長させたInPバッファ層を介してInGaAs活性層を形成し、発光波長を1.5μm程度とする面型光半導体素子について記載されている。
【0005】
特許文献2には、GaAs基板上に、格子整合しないInAs層を形成させたテンプレート基板の製造方法について記載されている。InAs層を成長させるときに、400℃以上600℃未満の成長温度で成長させる第一成長工程と、600℃以上750℃未満の成長温度で成長させる第二成長工程とにわけて2段階成長させることで、比較的高品質なテンプレート基板を形成できることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平05-291698号公報
特開2022―126520号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1のような共振構造を有する光半導体素子で、受発光波長が1.7μm以上または2.0μm以上とするものは、GaAs基板と格子整合しないInAsに近い組成の活性層を用いる必要があるため、実現するのは困難であると考えられていた。InPを低温成長させたバッファ層を介した場合でも、GaAsとInAsとの格子定数差に起因する転位または内部応力の発生を十分には解消できない。さらに、反射鏡を用いて共振構造を形成するためには、平坦性がよいことが必要だが、格子定数差の大きい層を平坦性よく形成することは困難であった。
【0008】
本発明は、中心波長が2.0μm以上であって、GaAsまたはAlGaAs基板上に共振構造を有する共振型光半導体素子および共振型光半導体素子の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明者らが鋭意研究した結果、GaAsまたはAlGaAs基板上にInAsバッファ層を低温成長させた後、活性層を高温成長させ、さらに、活性層上のブラッグ反射鏡を形成する工程にて、少なくとも最初の層の成長を低温で開始する第一成膜工程と、残りの層を高温成長させる第二成膜工程の2段階成長を行うことで、活性層および第二ブラッグ反射鏡を平坦性良く成長することができ、共振型光半導体素子を得ることができた。
【0010】
すなわち、本発明の要旨構成は以下の通りである。
(1)GaAsまたはAlGaAsの基板と、前記基板上のAl
x
Ga
1-x
As(0≦x≦1)とAl
y
Ga
1-y
As(0≦y≦1)とを交互に積層した第一ブラッグ反射鏡と、前記第一ブラッグ反射鏡上に形成されたInAsバッファ層と、前記InAsバッファ層上に形成されたInAs
1-z
Sb
z
(z≧0)を含む活性層と、前記活性層上に形成されたAl
v
Ga
1-v
As(0≦v≦1)とAl
w
Ga
1-w
As(0≦w≦1)とを交互に積層した第二ブラッグ反射鏡と、を有することを特徴とする、共振型光半導体素子。
(【0011】以降は省略されています)
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