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公開番号
2024178749
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-25
出願番号
2023097124
出願日
2023-06-13
発明の名称
ショーケース
出願人
富士電機株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
A47F
3/04 20060101AFI20241218BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】装置自体の大型化や商品収納数の低減化を抑制しながら、消費電力の低減化を図ること。
【解決手段】前面開口10aを有するケース本体10の内部の収納室11に上下方向に沿って複数段設けられるとともに各段において左右方向に並設された商品載置棚12と、収納室11の空気の温度を冷却する蒸発器15とを備え、前面開口10aの上縁部及び下縁部に配設された上レール部材21及び下レール部材22と、商品載置棚12の左右幅寸法よりも小さい左右幅寸法を有し、上レール部材21と下レール部材22との間にて、任意の複数段の商品載置棚12の前方域に配置される閉塞位置と該前方域から離脱する開放位置との間で左右方向に沿ってスライド可能に設けられた複数の前面扉23と、可撓性を有し、複数の前面扉23が閉塞位置に配置される場合に、前面扉23とケース本体10の側面部10dとの隙間Sを閉塞するスリットカーテン部材30とを備えている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
前面に前面開口が形成されたケース本体の内部に、前記前面開口を臨む態様で設けられた収納室と、
前記収納室に上下方向に沿って複数段設けられるとともに、各段において左右方向に並設された商品載置棚と、
前記収納室の空気の温度を調整する温度調整手段と
を備え、
前記商品載置棚を構成するとともに、前記前面開口を通じて前後方向に沿ってスライド可能な棚板に載置された商品を所望の温度に調整するショーケースであって、
前記前面開口の上縁部に配設され、かつ左右方向に沿って延在する上レール部材と、
前記前面開口の下縁部に配設され、かつ左右方向に沿って延在する下レール部材と、
前記商品載置棚の左右幅寸法よりも小さい左右幅寸法を有し、かつ前記上レール部材と前記下レール部材との相互間において、任意の複数段の商品載置棚の前方域に配置される閉塞位置と当該複数段の商品載置棚の前方域から離脱する開放位置との間で左右方向に沿ってスライド可能に設けられた複数の前面扉と、
可撓性を有し、かつ前記複数の前面扉が前記閉塞位置に配置される場合に、該前面扉と前記ケース本体の側面部との隙間を閉塞する閉塞部材と
を備えたことを特徴とするショーケース。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
前記閉塞部材は、前記ケース本体の左右の両側面の前端部に取り付けられた上下方向に沿って延在する長尺状部材に対し、複数の短冊状のシートが上下方向に沿って並設されて構成されたことを特徴とする請求項1に記載のショーケース。
【請求項3】
前記シートは、透光性を有する材料により構成されたことを特徴とする請求項2に記載のショーケース。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ショーケースに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ショーケースとして、ケース本体の前面開口を臨む収納室に商品載置棚が上下方向に沿って複数段設けられ、外気侵入や冷気漏洩等を抑制して消費電力の低減化を図るために前面開口が透明扉により開閉されるものが知られている。商品載置棚は、商品を載置する棚板が前後方向に沿ってスライド可能なものである。透明扉は、ヒンジ装置に回動自在に軸支されており、ヒンジ装置が棚板のスライド可能な領域から外方となる側方領域に配置されていた(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-146862号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した特許文献1に提案されているショーケースでは、透明扉が回動するものであったが、ショーケースにおいては、透明扉が左右方向に沿ってスライドことにより、前面開口を開閉するものが知られている。
【0005】
そのような透明扉がスライドするショーケースにおいては、透明扉が棚板のスライドと干渉することを防止するため、ケース本体の左右寸法を拡大させたり、ケース本体の左右寸法を維持しながら商品載置棚の左右寸法を縮小させたりしており、結果的に、装置自体の大型化又は商品収納数の低減化を招来していた。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑みて、装置自体の大型化や商品収納数の低減化を抑制しながら、消費電力の低減化を図ることができるショーケースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係るショーケースは、前面に前面開口が形成されたケース本体の内部に、前記前面開口を臨む態様で設けられた収納室と、前記収納室に上下方向に沿って複数段設けられるとともに、各段において左右方向に並設された商品載置棚と、前記収納室の空気の温度を調整する温度調整手段とを備え、前記商品載置棚を構成するとともに、前記前面開口を通じて前後方向に沿ってスライド可能な棚板に載置された商品を所望の温度に調整するショーケースであって、前記前面開口の上縁部に配設され、かつ左右方向に沿って延在する上レール部材と、前記前面開口の下縁部に配設され、かつ左右方向に沿って延在する下レール部材と、前記商品載置棚の左右幅寸法よりも小さい左右幅寸法を有し、かつ前記上レール部材と前記下レール部材との相互間において、任意の複数段の商品載置棚の前方域に配置される閉塞位置と当該複数段の商品載置棚の前方域から離脱する開放位置との間で左右方向に沿ってスライド可能に設けられた複数の前面扉と、可撓性を有し、かつ前記複数の前面扉が前記閉塞位置に配置される場合に、該前面扉と前記ケース本体の側面部との隙間を閉塞する閉塞部材とを備えたことを特徴とする。
【0008】
また本発明は、上記ショーケースにおいて、前記閉塞部材は、前記ケース本体の左右の両側面の前端部に取り付けられた上下方向に沿って延在する長尺状部材に対し、複数の短冊状のシートが上下方向に沿って並設されて構成されたことを特徴とする。
【0009】
また本発明は、上記ショーケースにおいて、前記シートは、透光性を有する材料により構成されたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、左右方向に沿って延在する上レール部材が前面開口の上縁部に配設され、左右方向に沿って延在する下レール部材が前面開口の下縁部に配設され、商品載置棚の左右幅寸法よりも小さい左右幅寸法を有する複数の前面扉が、上レール部材と下レール部材との相互間において、任意の複数段の商品載置棚の前方域に配置される閉塞位置と当該複数段の商品載置棚の前方域から離脱する開放位置との間で左右方向に沿ってスライド可能に設けられ、閉塞部材が、可撓性を有し、かつ複数の前面扉が閉塞位置に配置される場合に、該前面扉とケース本体の側面部との隙間を閉塞するので、ケース本体の左右寸法を拡大させたり商品載置棚の左右寸法を縮小させたりすることなく、棚板をスライドさせることができる。しかも、複数の前面扉が閉塞位置に配置される場合には、前面開口を閉塞することができ、外気侵入や冷気漏洩等を抑制し、消費電力の低減化を図ることができる。従って、装置自体の大型化や商品収納数の低減化を抑制しながら、消費電力の低減化を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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