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公開番号
2024157575
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023071917
出願日
2023-04-26
発明の名称
車両の制御方法及び車両の制御装置
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60K
17/348 20060101AFI20241031BHJP(車両一般)
要約
【課題】4輪駆動制御を行うための機能が欠落したことを素早く検出する。
【解決手段】コントロールユニット15は、前輪6と後輪7に駆動力を配分させた状態で旋回中に、モータ9の逆転方向の回転速度が予め設定された所定の回転速度閾値Rthよりも大きくなった場合に、自動変速機3のクラッチを開放することでトランスファ4に伝達されるトルクを抑制する。具体的には、コントロールユニット15は、例えば、自動変速機3の変速レンジをNレンジに強制的に移行させることでトランスファ4に伝達されるトルクを抑制する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
駆動源からの駆動力を前輪と後輪とに配分する際の配分比率を変更するモータを備えたトランスファを有する車両の制御方法において、
前輪と後輪に駆動力を配分させた状態で旋回中に、上記モータの回転速度が所定の回転速度閾値よりも大きくなった場合には、上記トランスファに伝達されるトルクを抑制することを特徴とする車両の制御方法。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
上記モータの回転方向が前輪への駆動力を減少させる回転方向のときに、上記モータの回転速度が上記回転速度閾値よりも大きい場合に、上記トランスファに伝達されるトルクを抑制することを特徴とする請求項1に記載の車両の制御方法。
【請求項3】
上記トランスファは、変速機を介して上記駆動源からのトルクが伝達され、
上記モータの回転速度が上記回転速度閾値よりも大きくなった場合には、上記変速機のクラッチを開放して上記トランスファへ伝達される駆動力を抑制することを特徴とする請求項1または2に記載の車両の制御方法。
【請求項4】
上記変速機は自動変速機であり、上記モータの回転速度が上記回転速度閾値よりも大きくなった場合には、上記変速機の変速レンジをNレンジへ移行させることで上記トランスファへ伝達される駆動力を抑制することを特徴とする請求項3に記載の車両の制御方法。
【請求項5】
駆動源からの駆動力を前輪と後輪とに配分する際の配分比率を変更するモータを備えたトランスファと、
前輪と後輪に駆動力を配分させた状態で旋回中、上記モータの回転速度が所定の回転速度閾値よりも大きくなった場合に、上記トランスファに伝達されるトルクを抑制する制御部と、を有することを特徴とする車両の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の制御方法及び車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、4輪駆動制御を行うための機能が欠落する機能欠陥故障が検出された場合、後輪推定駆動トルクが要求目標駆動トルクよりも大きければ、エンジンスロットル開度を小さくする制御を行って車両挙動の不安定化を防ぐ技術が開示されている。
【0003】
特許文献1において、後輪推定駆動トルクは、エンジン回転数と吸気負圧に基づいて算出されたエンジン出力トルクにエンジン負荷等の各種補正係数を乗じたものから、回転変動に伴う慣性トルクの補正量と後輪駆動系の内部ロストルクを減じることで得られる。特許文献1において、要求目標駆動トルクは、車速とヨーレート(旋回角速度)との積から算出される規範横Gに基づいて算出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-196057号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、車両は、4輪駆動制御を行うための機能が欠落した場合、機能欠陥故障を素早く検出して車両挙動を安定させる必要がある。しかしながら、特許文献1においては、機能欠陥故障を素早く検出することに関して考慮されていない。
【0006】
すなわち、4輪駆動走行が可能な車両においては、4輪駆動制御を行うための機能が欠落したことを素早く検出するために更なる改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の車両は、駆動源からの駆動力を前輪と後輪とに配分する際の配分比率を変更するモータを備えたトランスファを有し、前輪と後輪に駆動力を配分させた状態で旋回中に、上記モータの回転速度が所定の回転速度閾値よりも大きくなった場合には、上記トランスファに伝達されるトルクを抑制することを特徴としています。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、車両は、駆動力の配分比率を変更するモータの故障を素早く検出して、自身の挙動を可及的速やかに安定させることができる
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明が適用された車両のシステム構成の概略を模式的に示した説明図。
旋回中の車両前後輪のトルク変化の一例を示す説明図。
コントロールユニットが行う旋回中の車両1の制御の流れを模式的に示した説明図。
ハザード領域にある車両の挙動の一例を示すタイミングチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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