TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024166359
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2024161053,2021066074
出願日2024-09-18,2021-04-08
発明の名称車載装置、プログラム及び情報処理方法
出願人住友電装株式会社,日産自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類B60R 16/02 20060101AFI20241121BHJP(車両一般)
要約【課題】自装置の診断処理に基づく対応を効率的に行うことができる車載装置等を提供する。
【解決手段】車載装置は、車両に搭載され、駆動部を含む車載装置であって、前記駆動部を制御する制御部と、前記車両に搭載される車載ECUと通信するための通信部とを備え、前記制御部は、前記駆動部の診断処理を行うにあたり、該診断処理を阻害する阻害事象を検出した場合、前記阻害事象が検出された旨を示す検出結果通知を、前記通信部を介して前記車載ECUに出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載され、駆動部を含む車載装置であって、
前記駆動部を制御する制御部と、
前記車両に搭載される車載ECUと通信するための通信部とを備え、
前記制御部は、前記駆動部の診断処理を行うにあたり、該診断処理を阻害する阻害事象を検出した場合、前記阻害事象が検出された旨を示す検出結果通知を、前記通信部を介して前記車載ECUに出力する
車載装置。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記阻害事象は、前記診断処理が中断された事象を含む
請求項1に記載の車載装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記診断処理が所定回数以上、連続して中断された場合、前記阻害事象が検出された旨を示す検出結果通知を前記車載ECUに出力する
請求項2に記載の車載装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記車両のイグニッション電源がオフにされた際、前記駆動部の診断処理を行い、
前記イグニッション電源がオンにされた場合、実行中の診断処理を中断する
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車載装置。
【請求項5】
前記阻害事象は、前記制御部と前記車載ECUとの通信が所定期間以上、不通となった事象を含む
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車載装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記阻害事象が検出された旨を示す検出結果通知を、前記駆動部の故障通知として前記車載ECUに出力する
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の車載装置。
【請求項7】
前記車載ECUに出力する故障通知には、エラーコードが含まれ、
前記制御部は、前記診断処理を阻害する前記阻害事象を検出した場合のエラーコードと、前記診断処理が阻害されることなく前記診断処理を完了した際に検出したエラーコードとを異ならせる
請求項6に記載の車載装置。
【請求項8】
駆動部を制御するコンピュータに
前記駆動部の診断処理を行うにあたり、該診断処理を阻害する阻害事象を検出した場合、前記阻害事象が検出された旨を示す検出結果通知を、前記コンピュータに通信可能に接続される車載ECUに出力する
処理を実行させるプログラム。
【請求項9】
駆動部を制御するコンピュータに実行させる情報処理方法であって、
前記駆動部の診断処理を行うにあたり、該診断処理を阻害する阻害事象を検出した場合、前記阻害事象が検出された旨を示す検出結果通知を、前記コンピュータに通信可能に接続される車載ECUに出力する
処理をコンピュータに実行させる情報処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車載装置、プログラム及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
車両には、例えば、ワイパー駆動装置、車両の内外の灯火装置、ドアロック装置、パワーウインドウ等のボディ系の装置の制御を統括して行う車載ECUであるボディECUが搭載されている(例えば特許文献1)。特許文献1のワイパー駆動装置は、車載ECU(ボデーECU)を含み、車載ECUに適用されている制御プログラムにより駆動される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-224926号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の駆動装置においては、自装置に含まれる駆動部位の診断処理に関する考慮がされていないという問題点がある。
【0005】
本開示は、自装置の診断処理に基づく対応を効率的に行うことができる車載装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る車載装置は、車両に搭載され、駆動部を含む車載装置であって、前記駆動部を制御する制御部と、前記車両に搭載される車載ECUと通信するための通信部とを備え、前記制御部は、前記駆動部の診断処理を行うにあたり、該診断処理を阻害する阻害事象を検出した場合、前記阻害事象が検出された旨を示す検出結果通知を、前記通信部を介して前記車載ECUに出力する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様によれば、自装置の診断処理に基づく対応を効率的に行うことができる車載装置等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1に係る車載装置等を含む車載システムの構成を例示する模式図である。
車載装置の内部構成を例示するブロック図である。
車載装置及び車載ECUによる処理シーケンスを例示した説明図である。
車載装置の制御部の処理を例示するフローチャートである。
実施形態2(通信不通)に係る車載装置の制御部の処理を例示するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
【0010】
(1)本開示の一態様に係る車載車載装置は、車両に搭載され、駆動部を含む車載装置であって、前記駆動部を制御する制御部と、前記車両に搭載される車載ECUと通信するための通信部とを備え、前記制御部は、前記駆動部の診断処理を行うにあたり、該診断処理を阻害する阻害事象を検出した場合、前記阻害事象が検出された旨を示す検出結果通知を、前記通信部を介して前記車載ECUに出力する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

住友電装株式会社
コネクタ
8日前
住友電装株式会社
コネクタ
1日前
住友電装株式会社
コネクタ
16日前
住友電装株式会社
コネクタ
8日前
住友電装株式会社
コネクタ
8日前
住友電装株式会社
電気接続箱
9日前
住友電装株式会社
電気接続箱
9日前
住友電装株式会社
電気接続箱
9日前
住友電装株式会社
電気接続箱
8日前
住友電装株式会社
電気接続箱
5日前
住友電装株式会社
蓄電ユニット
5日前
住友電装株式会社
端子および端子の製造方法
1日前
住友電装株式会社
外装部材及びワイヤハーネス
16日前
住友電装株式会社
ワイヤハーネス、およびホルダ
9日前
住友電装株式会社
扁平ワイヤーハーネスの配置構造
17日前
住友電装株式会社
コネクタアセンブリ、及びコネクタ装置
17日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
1日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
端子金具
16日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
1日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
5日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
5日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
5日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
5日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
1日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
1日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
車載装置
16日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
雌端子金具
16日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
端子ユニット
16日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
電線接続構造
1日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
防水コネクタ
16日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
電池システム
1日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
端子ユニット
16日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
電池システム
1日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
車載用制御装置
16日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
シールドコネクタ
1日前
住友電装株式会社
充電コネクタ
1日前
続きを見る