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公開番号2024147724
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-16
出願番号2024114692,2021191532
出願日2024-07-18,2021-11-25
発明の名称放射線画像処理装置、放射線画像処理方法、学習装置、学習データの生成方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61B 6/00 20240101AFI20241008BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 好適なノイズ低減処理を適用することのできる放射線画像処理装置、放射線画像処理方法、学習装置、学習データの生成方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】 本発明に係る放射線画像処理装置は、被検査物の第1の放射線画像を取得する取得手段と、放射線画像に含まれる信号に関する情報とノイズに関する情報との少なくともいずれか一方の情報に基づいて学習データとして用いる放射線画像を選択して学習を行った学習済モデルに前記取得手段により取得された第1の放射線画像を入力することにより、前記第1の放射線画像に比べてノイズが低減された第2の放射線画像を生成する生成手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図1A
特許請求の範囲【請求項1】
被検査物の第1の放射線画像を取得する取得手段と、
放射線画像の画素値に関する情報と放射線に含まれる量子ノイズに関する情報とに基づいて学習データとして用いる放射線画像を選択して学習を行った学習済モデルに前記取得手段により取得された第1の放射線画像を入力することにより、前記第1の放射線画像に比べてノイズが低減された第2の放射線画像を生成する生成手段と、
を備えることを特徴とする放射線画像処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、放射線画像処理装置、放射線画像処理方法、学習装置、学習データの生成方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、X線などの放射線を検出するための検出部を備えた放射線検出器が産業や医療などの分野で広く用いられている。特に、半導体センサを用いて放射線画像を得るデジタル放射線撮影(DR:Digital Radiography)装置が広く普及している。
【0003】
このようなデジタル放射線撮影装置においては、撮影画像の画質向上のために種々の画像処理を行うことが一般的であり、撮影画像の粒状性を改善し、診断領域の視認性を向上するノイズ低減処理もその1つである。とくに、ディープラーニングなどの機械学習技術を応用したノイズ低減処理は、大きく粒状性を改善できる可能性がある。例えば非特許文献1では、ノイズを加算した画像の組を用いて教師あり学習を行うことで良好なノイズ低減効果を得る技術が提案されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
“Noise2Noise: Learning Image Restoration without Clean Data”, J Lehtinen, ArXiv : 1803.04189, 2018
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、前述のような従来技術には、以下のような課題が生じる場合がある。
【0006】
先行技術によれば、機械学習技術を応用したノイズ低減処理によって良好な効果を得ることができるものの、学習時に用いる学習データ(入力データと正解データの組)によって、性能が変化することがあった。とりわけ、正解データに大量にノイズが含まれている画像を用いると、ノイズがある状態を正解として学習しようとするため、良好なノイズ低減効果が得られない場合があった。
【0007】
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであって、放射線画像に対して好適なノイズ低減処理を適用することのできる放射線画像処理装置、放射線画像処理方法、学習装置、学習データの生成方法、及びプログラムを提供することを目的の一つとする。
【0008】
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本発明の他の目的の1つとして位置付けることができる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の目的を達成するために、本発明に係る放射線画像処理装置は、被検査物の第1の放射線画像を取得する取得手段と、放射線画像に含まれる信号に関する情報とノイズに関する情報との少なくともいずれか一方の情報に基づいて学習データとして用いる放射線画像を選択して学習を行った学習済モデルに前記取得手段により取得された第1の放射線画像を入力することにより、前記第1の放射線画像に比べてノイズが低減された第2の放射線画像を生成する生成手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本開示の一実施態様によれば、放射線画像に対して好適なノイズ低減処理を適用することのできる放射線画像処理装置、放射線画像処理方法、学習装置、学習データの生成方法、及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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