発明の詳細な説明【技術分野】 【0001】 本発明の実施形態は、ストリーミング品質推定プログラム、ストリーミング品質推定方法およびストリーミング品質推定装置に関する。 続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】 【0002】 近年、映像・音声・Web画面・センサデータなどのストリーミングデータを扱うアプリケーションが増加しており、ストリーミング再生時の品質(ストリーミング品質)が適切になるようなネットワーク制御の重要性が高まっている。 【0003】 ストリーミング品質を適切に保つためのネットワーク制御の指標として、セグメント単位のメタデータ(ビデオビットレート、解像度、ストールなど)、パケット統計情報(パケット数、RTT)などからネットワーク状態を表すQoS(Quality of Service)を求める従来技術がある。 【先行技術文献】 【特許文献】 【0004】 特開2015-91012号公報 特開2015-12361号公報 米国特許出願公開第2020/0213211号明細書 米国特許出願公開第2017/0366597号明細書 【非特許文献】 【0005】 インターネット<URL:https://www.itu.int/rec/T-REC-P.1203> R.U.Mustafa, A Supervised Machine Learning Approach for DASH Video QoE Prediction in 5G Networks, Q2SWinet ‘20: Proceedings of the 16th ACM Symposium on QoS and Security for Wireless and Mobile Networks, 2020 S. Wassermann, M. Seufert, P. Casas, L. Gang and K. Li, "ViCrypt to the Rescue: Real-Time, Machine-Learning-Driven Video-QoE Monitoring for Encrypted Streaming Traffic," in IEEE Transactions on Network and Service Management, vol. 17, no. 4, pp. 2007-2023, Dec. 2020 【発明の概要】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 しかしながら、上記の従来技術は、パケットデータから精度よく、かつ、リアルタイムにストリーミング品質を推定するものではない。このため、例えば、従来技術により推定したストリーミング品質を指標としてネットワーク制御を行う場合であっても、ユーザが満足するようなストリーミング再生を実現することは困難なものとなる。 【0007】 1つの側面では、精度よく、かつ、リアルタイムにストリーミング品質を推定することができるストリーミング品質推定プログラム、ストリーミング品質推定方法およびストリーミング品質推定装置を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0008】 1つの案では、ストリーミング品質推定プログラムは、収集する処理と、算出する処理と、作成する処理とをコンピュータに実行させる。収集する処理は、送信元から送信先へ配信されるストリーミングデータに関するパケットを収集する。算出する処理は、収集したパケットに基づいて、所定の時間周期のパケット統計値を算出する。作成する処理は、算出したパケット統計値に基づいて、送信先におけるストリーミングデータのバッファ時間を超える時間長分のパケット統計値の時系列を入力としてストリーミング品質を推定する推定モデルを作成する。 【発明の効果】 【0009】 精度よく、かつ、リアルタイムにストリーミング品質を推定することができる。 【図面の簡単な説明】 【0010】 図1は、実施形態にかかるストリーミング品質推定装置の概要を説明する説明図である。 図2は、実施例1にかかるストリーミング品質推定装置を説明する説明図である。 図3は、入出力データ構造の一例を説明する説明図である。 図4は、実施例1にかかるストリーミング品質推定装置の機能構成例を示すブロック図である。 図5は、実施例1にかかるストリーミング品質推定装置の動作例を示すフローチャートである。 図6は、バッファ時間の推定を説明する説明図である。 図7は、バッファ時間の推定を説明する説明図である。 図8は、実施例2にかかるストリーミング品質推定装置の機能構成例を示すブロック図である。 図9は、実施例2にかかるストリーミング品質推定装置の動作例を示すフローチャートである。 図10は、従来技術と実施例との精度比較を説明する説明図である。 図11は、実施例3にかかるストリーミング品質推定装置を説明する説明図である。 図12は、コンピュータ構成の一例を説明する説明図である。 【発明を実施するための形態】 (【0011】以降は省略されています) この特許をJ-PlatPatで参照する