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公開番号
2024109361
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-14
出願番号
2023014112
出願日
2023-02-01
発明の名称
アレイアンテナ装置及びアレイアンテナ制御プログラム
出願人
日本無線株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01Q
3/26 20060101AFI20240806BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】各々のチャネルの間の信号結合が複数のチャネルの配列方向に周期性を有するときであっても、鋭いピーク状のサイドローブを低減する複数のチャネルを配列するアレイアンテナ装置を提供する。
【解決手段】アレイアンテナ装置Aは、各々のチャネルCH1~CH(4N)の信号に対して、他のチャネルとの間の信号結合が発生する前段において、位相及び振幅の少なくともいずれかを変動させる前段信号変動部FS1~FS(4N)と、各々のチャネルCH1~CH(4N)の信号に対して、他のチャネルとの間の信号結合が発生した後段において、前段信号変動部FS1~FS(4N)が変動させた位相及び振幅の少なくともいずれかと比べて同一幅だけかつ逆方向に、位相及び振幅の少なくともいずれかを変動させる後段信号変動部BS1~BS(4N)と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のチャネルを配列するアレイアンテナ装置であって、
各々のチャネルの間の信号結合は、前記複数のチャネルの配列方向に周期性を有し、
各々のチャネルの信号に対して、他のチャネルとの間の信号結合が発生する前段において、位相及び振幅の少なくともいずれかを変動させる前段信号変動部と、
各々のチャネルの信号に対して、他のチャネルとの間の信号結合が発生した後段において、前記前段信号変動部が変動させた位相及び振幅の少なくともいずれかと比べて同一幅だけかつ逆方向に、位相及び振幅の少なくともいずれかを変動させる後段信号変動部と、
を備えることを特徴とするアレイアンテナ装置。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
各々のチャネルの間の信号結合が前記複数のチャネルの配列方向に周期性を有することによるサイドローブレベルは、前記前段信号変動部及び前記後段信号変動部が各々のチャネルの信号に対して位相及び振幅のいずれも変動させないときと比べて抑圧される
ことを特徴とする、請求項1に記載のアレイアンテナ装置。
【請求項3】
前記前段信号変動部及び前記後段信号変動部が各々のチャネルの信号に対して変動させる位相及び振幅の少なくともいずれかは、前記複数のチャネルの配列方向に非周期性を有するように、乱数発生により設定される又は所定規則により設定される
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のアレイアンテナ装置。
【請求項4】
前記前段信号変動部及び前記後段信号変動部が各々のチャネルの信号に対して変動させる位相及び振幅の少なくともいずれかは、前記複数のチャネルの配列方向に各々のチャネルの間の信号結合が有する周期性と異なる周期性を有するように設定される
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のアレイアンテナ装置。
【請求項5】
前記複数のチャネルは、互いに遮蔽される複数のサブアレイを用いて構成される
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のアレイアンテナ装置。
【請求項6】
前記複数のチャネルは、単一の基板に形成される単一のアレイを用いて構成される
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のアレイアンテナ装置。
【請求項7】
請求項1又は2に記載のアレイアンテナ装置が備える前記前段信号変動部及び前記後段信号変動部を、コンピュータに制御させるためのアレイアンテナ制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、複数のチャネルを配列するアレイアンテナ装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
アレイアンテナ装置は、アンテナ素子数の増加により、全体のサイズが大型化するため、1つのユニットの構成が困難になる。そこで、アレイアンテナ装置は、複数のサブアレイの配列により、各々のサブアレイが小型であっても、全体のサイズの大型化が実現される。また、アレイアンテナ装置は、サブアレイの個数を柔軟に変更し、全体のサイズを変更することで、所望の性能を有するアンテナを構成しやすい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特公平03-038548号公報
特公平04-010994号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術のサブアレイの構成を図1に示す。従来技術のアレイアンテナ装置の構成を図2に示す。図1、2では、受信時を想定しているが、送信時も適用することができる。
【0005】
図1では、サブアレイSA1は、チャネルCH1、CH2、CH3、CH4をシールドケース内に収容する。チャネルCH1、CH2、CH3、CH4において、所望信号x
1
、x
2
、x
3
、x
4
は、隣接結合L
12
、L
23
、L
34
、1飛び越し結合L
13
、L
24
及び2飛び越し結合L
14
により、非所望信号x
1
’、x
2
’、x
3
’、x
4
’に変形される(数1を参照)。
TIFF
2024109361000002.tif
39
167
【0006】
サブアレイSA1において、所望信号ベクトルx
SA1
、非所望信号ベクトルx
SA1
’及びサブアレイ内結合行列M
SA1
を用いて、数1は数2の第4式のように書き換えられる。
TIFF
2024109361000003.tif
42
170
【0007】
図2では、アレイアンテナ装置Aは、サブアレイSA1、・・・、SANを配列し、チャネルCH1、CH2、CH3、CH4、・・・、CH(4N-3)、CH(4N-2)、CH(4N-1)、CH(4N)を配列する。サブアレイSA1、・・・、SANは、シールドケース内に収容され、サブアレイ内結合を生じるが、サブアレイ間結合をほぼ生じない。
【0008】
アレイアンテナ装置Aにおいて、サブアレイ内結合のみが生じることを考えて、所望信号ベクトルx
SA1
、・・・、x
SAN
、非所望信号ベクトルx
SA1
’、・・・、x
SAN
’及びサブアレイ内結合行列M
SA1
、・・・、M
SAN
を用いて、数2は数3のように拡張される。
TIFF
2024109361000004.tif
39
166
【0009】
アレイアンテナ装置Aにおいて、所望信号ベクトルx
F
、非所望信号ベクトルx
F
’及び全サブアレイ結合行列M
F
を用いて、数3は数4の第4式のように書き換えられる。
TIFF
2024109361000005.tif
41
166
【0010】
ここで、サブアレイSA1、・・・、SANは、ほぼ同様なサブアレイである。よって、サブアレイ内結合行列M
SA1
、・・・、M
SAN
は、ほぼ類似の結合行列である。そして、チャネルCH1、CH2、CH3、CH4、・・・、CH(4N-3)、CH(4N-2)、CH(4N-1)、CH(4N)の間の信号結合は、これらのチャネルの配列方向に周期性(図1、2では、4チャネル分の周期、つまり、使用波長と比べて長い周期)を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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