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公開番号2024106057
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-07
出願番号2023010138
出願日2023-01-26
発明の名称遠心バレル研磨機
出願人株式会社チップトン
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類B24B 31/02 20060101AFI20240731BHJP(研削;研磨)
要約【課題】バレル本体に用いられる材質に関わらずバレル槽を確実に固定する。
【解決手段】遠心バレル研磨機Aは、複数のバレルケース50と、バレルケース50に収容され、上面に開口部34を有するバレル本体30と、開口部34を閉塞する蓋40と、を有するバレル槽20と、バレル本体30に一体的に設けられ、バレル本体30の外周面から突出した被保持部31と、バレルケース50に装着され、被保持部31をバレルケース50との間で挟みつけて固定する固定部材70と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
一つ以上のバレルケースと、
前記バレルケースに収容され、上面に開口部を有するバレル本体と、前記開口部を閉塞する蓋と、を有するバレル槽と、
前記バレル本体に一体的に設けられ、前記バレル本体の外周面から突出した被保持部と、
前記バレルケースに装着され、前記被保持部を前記バレルケースとの間で挟みつけて固定する固定部材と、
を備えることを特徴とする遠心バレル研磨機。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記被保持部は、金属製であることを特徴とする請求項1に記載の遠心バレル研磨機。
【請求項3】
前記被保持部は、前記バレル本体の全周に亘って連続した環状をなしていることを特徴とする請求項2に記載の遠心バレル研磨機。
【請求項4】
前記被保持部は、前記開口部に沿うように配置されていることを特徴とする請求項3に記載の遠心バレル研磨機。
【請求項5】
前記バレルケースに装着された状態の前記バレル槽において、前記バレル本体及び前記蓋は、前記固定部材及び前記バレルケースに対して非接触状態とされていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の遠心バレル研磨機。
【請求項6】
前記被保持部には、前記固定部材を正規の押圧位置に案内する案内凹部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の遠心バレル研磨機。
【請求項7】
前記バレル本体は、ウレタン樹脂製であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の遠心バレル研磨機。
【請求項8】
前記被保持部は、前記固定部材と前記バレルケースとによって挟み込まれる被挟持部を有し、
前記被挟持部は、前記被保持部と別体的に構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の遠心バレル研磨機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遠心バレル研磨機に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、有底筒状をなすバレル本体の上面の開口部を蓋で閉塞した形態のバレル槽を、有底筒状のバレルケース内に収容し、バレル槽とバレルケースを遊星回転させることによってバレル槽内で研磨を行う遠心バレル研磨機が開示されている。この遠心バレル研磨機は、蓋に下向きの押圧力を付与することでバレル槽をバレルケースに固定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7026381号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、作業者の重筋作業軽減が求められており、バレル槽軽量化の需要が高まっている。また、バレル研磨装置の省スペース化も求められており、バレル槽の軽量化は、バレル槽(バレルケース)を遊星回転するための駆動機構の小型化にも有効である。軽量化を目的としたバレル槽としてウレタン樹脂製のものがある。しかし、特許文献1のようなバレル研磨機にウレタン樹脂製のバレル槽を用いると、弾性体であるウレタン樹脂が押圧部材による押圧力に耐えることができず、バレル槽の固定不良や変形、蓋とバレル本体の密閉性の低下による内容物の漏れ等を引き起こす懸念がある。
【0005】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、バレル本体に用いられる材質に関わらずバレル槽を確実に固定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る遠心バレル研磨機は、
一つ以上のバレルケースと、
前記バレルケースに収容され、上面に開口部を有するバレル本体と、前記開口部を閉塞する蓋と、を有するバレル槽と、
前記バレル本体に一体的に設けられ、前記バレル本体の外周面から突出した被保持部と、
前記バレルケースに装着され、前記被保持部を前記バレルケースとの間で挟みつけて固定する固定部材と、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、被保持部がバレルケースと固定部材とによって挟持される構成なので、バレル本体に用い得る素材の選択の幅が拡がる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施例1の遠心バレル研磨機の側面図である。
図2は、バレルケースを示す側面図である。
図3は、バレル槽を示す側面図である。
図4は、バレル本体を示す平面図である。
図5は、蓋を示す平面図である。
図6は、バレル本体に蓋を載置した状態を示す平面図である。
図7は、バレル本体に蓋を載置してクランプハンドルを規制状態にした状態を示す側面図である。
図8は、固定部材を示す側面図である。
図9は、バレルケースにバレル槽を載置した状態を示す側面図である。
図10は、バレルケースに固定部材を装着した状態を示す側面図である。
図11は、被挟持部を支持部と固定部材の押圧部とによって上下方向から挟み込んだ様子を示す要部拡大側面図である。
図12は、上方バーの水平方向の両端部が受圧部の下向き凹部に嵌合した状態を示す側面図である。
図13は、ノブを締め込んだ状態を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1から図13を参照して説明する。なお、以下の説明において、上下の方向については、図1から3、及び図7から13にあらわれる向きを、そのまま上方、下方と定義する。また、図1から3、及び図7から13における左右方向を水平方向と定義する。
【0010】
[遠心バレル研磨機の全体構成]
(【0011】以降は省略されています)

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